英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

暴力

2014-07-21 | 日記
今日も栗吉は元気です。ww
スーパーボールを追いかけて、超速移動を繰り返すので、こんな写真しか取れません。ww
一眼レフがほしいよ~ (使いこなせないのは分かっているから、言ってるだけです。ww)




土曜の夜、夫と地下街を歩いていた。
三連休のこととて、人通りは多い。

あれ?
怒声が聞こえる?

前方で、三十代の男が、同じく三十代の女の人を蹴っていた。
明らかに、カップルか夫婦だ。

女の人はくずおれている。
それでも、男は、蹴り続ける。

こんな人ごみのど真ん中で、女性に暴力!?

夫は先に走り出していた。

男に声をかける。

「暴力を振るうな!」

男は「オマエに関係ないやろ!」と叫びながら、更にうずくまっている女性を蹴り上げる。

私も思わず叫んだ。

「やめんかったら、警察を呼びます!」

すると、うずくまっていた女性がちいさい声でつぶやいた。

「大丈夫です。すみません。すみません。」

愕然とした。
これほど殴られて、それでも男を庇っている?

女性の言葉を聞いた男の手が、一瞬だけふわりと彼女の頭に置かれた。

ああ、これはもう、私たちの手には負えない。
干渉してしまった。


私たちはその場を離れた。

ところが、すぐにまた、悲鳴が聞こえた。

男がまた女性を殴っている。

夫が再び走っていった。

今度は、男を押さえ込む。

「誰か、警察を呼んで下さい!」

叫んだのだけれど、みな、遠巻きに写メを撮るばかりだ。

情けない。

走って駅員さんを呼びにいった。

下手をすると、夫のほうが男に暴力を振るってしまう。
(昔そういうことがあった。ww 私に手を出した痴漢をボコボコにして、痴漢もろとも警察へ事情聴取に連れて行かれた。もちろん直ぐに開放されたけれど。)

直ぐに駅員さんがやってきた。

そこで本当に私たちはその場を離れた。

後味の悪い出来事だった。

目の前に、男に殴られ続けている女性がいる。
思わず止めに入った。
それだけのつもりだったのだけれど。

女性は最後に夫に「ありがとう」を繰り返していた。
けれど、このことが原因でまた暴力を振るわれるかもしれない。
気付かぬ振りをしていたほうがよかったのか。


いつかその女性の呪縛が解けますようにと、心から願う。


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コメント (9)
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