栗吉の怪我は、当初の三分の一程度まで小さくなった。
あと少しだ。
昨日、栗吉がキャットタワーの最上階に自分で登った!
以前はそこが定位置だったのだけれど、怪我をして帰ってきてからは、高いところに登る事はなかったのだ。

改めて、タワーの上の栗吉を見る。

あれ?
垂らしている手が反対だ。
以前はいつも、向かって右足を垂らしていたのだけれど、今は左足?
そうか、右の脇の下に傷があるから、垂らすのは痛いのかもね。
出奔以前の垂らし方

今の垂らし方

笑っちゃう程顔が違います。
やさぐれ過ぎてません?
もしかして、随分困ってる?
やっぱりまだ傷は痛いよね?
早くもとの表情に戻ってほしいです。
栗吉を捜している7週間のあいだ、ずっと見ていた動画がある。
HOPE FOR PAWS という、アメリカの動物レスキューの非営利団体の報告動画だ。
通報を受けて、虐待されていたり、捨てられている犬(ネコ)を救助して、病気や怪我を治療し、里親をみつける、という団体の、救助現場のビデオだ。
初めは怯えて逃げ回っている、ボロボロになった犬(ネコ)たちが、保護されて、愛情をかけられて、どんどん優しい顔になっていく。何度見たことだろう。
何にそんなに惹き付けられたのか。
ビデオの中の動物たちのように、栗吉もいつか必ず保護出来ると思いたかったのだろうな。
