鉢植えから育てた桜がある。
もう20年近く大切にしていた。
低木で、濃淡の美しい花を咲かせた。
植木屋さんは『御殿場桜』に似ているけれど、どうも違うとおっしゃっていた。
名もない桜だった。
高瀬川の工事が始まって、この桜が伐採されると決まった時も、必死で抵抗した。
なんとか残してもらえることとなったその矢先、この桜は病気になった。
あっという間に、枝の半分が茶色く枯れてしまった。
市の植樹担当の方と工事担当の方々と相談をして、結局伐採することとなった。
もう、助からないという結論に至ったのだ。
枝を2本だけ残して、あっという間に桜は伐採された。
伐採される姿は見なかった。
今までありがとうね、とだけ心の中で声をかけた。
残した2本を、挿し木で大きく育てることができるだろうか。
できる季節を大きく外れているようだけれど、とにかくやってみる。
さよなら、私の桜。
新しい命をどうぞ繋いでください。
高崎市の行方不明猫『まめちゃん』です。
ブリっ子していつもの脅しをせえへんかったから病気になってしまったんやって。あれ?違うの?
どうでもええけど、残った桜、しっかり育ってまた綺麗な花咲かしてくれたらええなぁ。ね、お母ちゃん。
枝が育って、命を繋いでくれるといいですね。命と花って、ちょっと似てる。あれ?私、哲学的ないいこと言った?まあ、東のみみ子ちゃんも応援してるし、希望はある!
今日は、ぽちぽち咲き出している寒桜の元気玉です。華やかさとは縁遠い感じの桜ですが、寒い中、見つけると嬉しくなります。
20年間、綺麗な花を咲かせてくれた桜の木の
伐採の話しを聞いて心寒くなりました。
ポン吉さんの必死の説得でどうにかこうにか
伐採を逃れた愛着のある桜の木なのに、
何故か枯れてしまったのですね。
桜の木は自分の散り際を知っていたのでしょうか?
人も動物も植物も自分の散り際って…解るのかな?
残った枝を大切にされていますね…愛情込めて^_^
確かに、脅しが足りんかったかも。
京都市の担当さんや工事担当さんには、『この桜伐採したら、分かってるやろな!!』と散々おどしたから、『あそこの桜は絶対切ったらあかん、あそこのおばはん、怖いで〜』というおふれが回っていたらしいのに(これ、本当。ww)日々急激にやつれていく桜を見ていて、『しっかりせい!』とは言えなかったんよね。
挿木の時期とは全く外れているから、うまくいくかどうかはわからないけれど、なんとか生き延びてほしいんよね。
なんやかんや言うても、応援してくれて、いつもありがとうね!
素敵ですね。
こちらではあんまり見かけないな。
それにしても、なんであんなにあっという間に弱っていったんだろう。色々と思うことはありますが、やっぱりそれがあの桜の運命だったのかな。
そらにゃんさん、胸に沁みるお言葉に落涙しそうです。(いやほんま!)
東のミミ子はんは、なかなか強烈な喝を入れてくれはるから、めちゃめちゃ嬉しいような、めちゃめちゃ恐ろしいような。笑
こちらからのお返し玉に、今日買ってきたピンク色のポインセチアの鉢を乗せますね。優しい色です。
散り際をわきまえる・・・そうなのかもしれませんね。
実はこの川沿いの桜はほとんど全て伐採対象となって切られてしまいました。桜は比較的寿命が短くて、病気にもなりやすくて、特に街中では事故になる前に伐採されてしまうことが多いそうです。
今回も、間をおいて、また市が桜を植えられるそうですけれど、それでもやはり、毎日水をやって、朝晩眺めていた木には特別の思いがあります。
残された2枝がなんとか根付いてくれることを願っています。