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■見えない所も補修・・・

2022年12月06日 20時33分26秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・



 底や背面の虫食いが酷いので、ちょっと補修・・・
底板は虫食い穴が(裏面)酷いので木工パテで埋めることに、また地板の横ハギ部分の外れの補修を考える。底なので補強を兼ねての板を貼る。TV台補修の際に入手した桐材が残っているので利用することにした。その他気になるところはパテ埋め処理だけ・・・

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 最初の職人か?パテ埋めの後?

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 底板の補強・・・

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 前後、と底板の横ハギ部分に底から補強の材を貼り付ける。桐材なので重量を気にすることはない。そ~いえば、以前に解体した不要になった箪笥で、本体や抽斗の底板、本体の背板の横ハギ部分にも木釘で繋ぎをしていた箪笥があった。見えない所も丁寧な仕事だ、と感心した。

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 ついでに抽斗の仕切り(底板)の横ハギの外れをボンドで接着して補修・・・

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 次に装飾金具の取り外し。意外に厚みがありしっかりしてるのですんなり外れる。

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  金具の厚みは・・・ 1.25mm この大きさの箪笥にしては厚みのある金具だ。ヤフオクで箪笥を入手する際は、金具の詳細を確認すれば、厚みの判断が可能だ・・・とあるアンティークショップの人に聞いた。写真がなければ「金具の写真のアップを」問い合わせて見るといい。面取りがあれば厚みもありしっかりしていると判断できる。との事・・・ 取り外す際に変形することも少なく後に使いやすい状態で再利用できる。

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 次に錆落とし、今回は「酢」を使う、これが一番安上がりだ・・・
1日漬けるだけでも意外に落ちる。100均でワイヤーブラシ(真鍮)を購入して軽く擦るだけでも綺麗に落ちる。まぁ~錆の程度にもよるが・・・

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 その間に、本体で一番肝心な部分の下地処理。左下部3杯の抽斗部分の仕切り(底板)を20mm程前に出す。ここは本来なら閂があった部分なので抽斗を前に揃える必要がある。
ここも先に購入した桐の集成材を使って下地の処理をする。また、金具を外した際の傷や穴などを埋木しておく。最終的には前面の見附は別の材を貼り付ける予定なので下地処理はそこそこ丁寧に・・・

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 抽斗の引き手を外した際に抽斗の箱の破損部(ハギ接着)部分の外れをボンドで補修しておく。

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