先日書いたプチアクシデント。
近所への買い物帰り、アクセルを開けた瞬間に”プチン”とクランクから音がしてエンジン停止。
セルを回すも”ブーン”と空回りする音がしてクランクが回っていない。
スタータークラッチが逝ったか?と思い押し掛けするも、ピストン圧は感じるもののまったく点火していないような挙動。
??と思い、自宅のすぐ近所だったので押して帰り、ローター側のカバーを開けるとローターを止めるナットが緩んでる。
見たところ損傷は無いように見えたのでそのままローターを外すとクランクシャフトとローターを繋ぐキーがギロチンされたようにキレイに真っ二つになってた。
しかも写真でもわかるようにキー溝の所に焼き色が・・・・
ご覧のようにキーがクランクとローターの境目で真っ二つ、幸いシャフトとローター側にはダメージが無かった。
どうやらローターを止めるナットの締め付けトルクが弱く、緩んでしまった様だ。
で、テーパーが抜けてローターにガタが生じ、左右に暴れてキー材がギロチンされたと推測。
知り合いのバイク整備工に聞くとゴリラや他のバイクでもまれにあるらしい。
ローターのナットを占めるトルクは64N・mと指定されているがそんなでっかいトルクレンチ持ってないので勘トルクで絞めたんだがどうやらトルク不足だった模様。
64N・mってのは相当強く締めないといかんっぽい。
まぁ他にダメージ行ってないようなのでよかったよかっただけど、今はGW、部品が入るのは来週の中頃とのこと・・・またしばらく乗れなくなるな。
で、ついでにタケガワ製のカムチェーンテンショナーも交換。
前回、5足クロスを組む時には間に合わなかったので今度やろうと思っていたので丁度よい機会、神様が早よ替えんかいと言ってるのかもしれない。
ちなみにこれがテンショナーアーム、上がノーマルで下がタケガワ製。
プッシュロッドを抑える部分が全然違う。
ついでに発注していたプッシュロッドの頭のゴムパーツも新品に交換する。
上が今まで使っていたもの、下が新品。
アームの板の形に凹んでるのが分かる、タケガワ製ではあたる部分を広くすることで面全体で当たり、ゴムの凹みを回避してるものと思われ。
4万キロでこのゴムが破断したという話も聞くのでエンジン弄っている人は要注意。
特にヘッドを4Vとかにしてる人は結構高確率でやっちまう模様。
で、ついでに先日加工したエイプのBIGタンクを仮置きしてみた。
ほうほう、思った以上にはまってる。
今はノーマルタンクの上に被せているので正確な位置じゃないので、改めて加工したタンクを付けて見てみよう。
ともかくしばらくは乗れないのでガマンガマン。