あるがままのプラモ人生

物心ついたときから作ってきた「プラモデル」について

ガールズ&パンツァー IV号戦車D型 (H型仕様) -あんこうチームver.- ~其の一~

2017年12月05日 | ガルパン

メカー作りてぇ!生もの系も最近面白いと思うようになってきたけどやっぱメカ作らないと俺はダメだ!

と言うわけでメカもの。

で、中学生の時に作ったっきり手を出したことのない戦車に挑戦しようと思い立ち。

ここでちょっとだけ過去話。

生来メカ好きな自分はもちろん戦車や航空機、船舶も大好き、プラモも作りたいと常々思ってる。

けど、いままでそれ系に手を出さなかったのは中学生の時初めて作った戦車のプラモにまつわる苦い思い出によるもの。

当時親父の友人であったおっちゃんに戦車のプラモをプレゼントされた。(たぶん田宮のティーガーだったと思う)

喜び勇んで勢いで完成させ、よく遊んでいたプラモ仲間の一人にそれを見せに持って行った。

そこでされた評価はプラモのでき云々では無く、無造作に貼られたデカールについてだった。

自分は戦争オタクでも歴史オタクでもなく単なるメカ好きの戦車好きだったので、かっこええと思ったデカールはペタペタと貼っつけていて

それが軍オタだった彼には格好の突っ込みポイントだったようで、この部隊マークとここのマークが同じ車両にあるのはおかしいたら貼る位置がどうたら

ひたすらに指摘され、それいらい兵器関連のプラモを作る気にどうしてもなれなかった。

で、ガルパン。

そんなことは関係なく、純粋に戦車としての魅力のみに焦点を置いて作れる素敵なコンテンツ。

劇中の戦車の動きとストーリー設定は見事にマッチし、ラストシーンを是非作ってみたいと思わせてくれた。

 

前置き長くなった、自分もだいぶオッサン化が進んでるなぁと思いつつ。

まず購入したキットはプラッツのガルパン仕様のキット。

タミヤとかのだとどの車両がそれにあたるのかとか結構めんどいので素直にキット化されたものを購入。

このキットはドラゴンとプラッツのコラボ商品だそうで、パーツの精度も良くできていると思われ、本格的な戦車プラモを作ったことない自分としては十分な内容に思える。

まず取り掛かったのは転輪のパーティングライン消し。

これやるやらないで完成時のリアリティがぐっと変わると思う、けどめんどくさい。

左が処理済、右が処理前の状態。

自分は最近パーティングラインの処理で使っているツールは ”CITADEL MOULDLINE REMOVER”ってやつ。

以前はデザインナイフのカンナ掛けでやってたけど、これはアールの付いた部分で曲線部にも使えるので便利。

オッサンになると道具でショートカットできることはどんどんやっちゃう、残り人生で作れる数も限られるしね。

使い方はこんな感じでエッジに当てて削るだけ、ナイフのカンナ掛けとやり方は一緒。

続いて後部、劇中でおもいっきりぶつけてるので、画像を参考にしつつこんな感じかなーと想像を膨らませつつ加工。

凹んでいる部分はガスで加熱するはんだごて。↓

エンジニア コテライザー SKB-60

これの先を熱風がでるものに交換すると狭い範囲に熱風が吹き付けられるのでライターでやるとかよりはずっとやりやすい。

それ以外のフェンダー部はニッパやラジペンでグニグニとダメージをイメージしながら加工。

 そして転輪部分。

劇中ではドリフトによる負荷で転輪がもげる描写があり、実際どうなるかはわかんなけど単に転輪が外れるだけじゃなかろうと思いつつ、こんな感じになるんじゃねーかなー

とかパーツの構成をイメージしながら加工。

一個は基部からもげたと想定して、もう一個は転輪のハブがもげたみたいにダメージに違いを持たせる事にした。

ついでに板バネも曲がってる表現をしてるけど隠れてあんま見えないな。

転輪つけるとこんな感じ。

プラモのディテールから構造を解析して創造するのは楽しい。

実家が機械加工で現場に出てでっかい機械の修理とかもしてるからそのあたりの経験もあり、鉄がめげる時はこんなになるのかとかの経験も交えてできるだけ説得力が出るようにしたい所。

いまんとここんな感じ、なんか模型のBLOGっぽくなった。

 

続く~

 

 

 



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