2月25日(土)
朝から小雨が降る中、MFへ探鳥に出かけました。
雨は朝のうちに何とかあがり、昼過ぎに河口沿いの道を車で走っていると、
遠くから猛禽が飛んでくるのが見えました。
観察していると、対岸のカラスの群れの中へ飛び込みバトルになりました。
いつものようにまたカラスに追いかけられて逃げるのかと思っていたら
なんと猛禽がカラスを掴んで急降下。建物の向こう側に入って見えなくなりました。
遠いし曇天だったので撮影しなかったことを後悔。
空抜けで黒くしか見えず何の猛禽かもはっきりわかりませんでした。
でもカラスを掴んだということは・・・。
対岸の鳥がおりたと思われる辺りへ急行。
上空にはカラスの群れが舞っています。
もしかして他のカラスを嫌って別の場所に移動しちゃったかなと思いながら、ゆっくり車を進めて探すと・・・
居ました。水路脇の斜面にいるのは・・・やはり
オオタカです。しかも成鳥のようです。
しっかり獲物も足元にあるようです。。。
オオタカが狩りをするのを目撃して現場移動して発見するまで数分、長くても10分はかかっていないと思います。
発見したときはまだ食事は始まってなかったようです。
よく観察すると、オオタカの尾羽と足元が濡れています。
朝は雨が降っていましたが、このときは雨は上がっていました。
以前NHKの番組で、オオタカがカラスを襲って湖?池?の水中に抑え込み溺死させてから食べるのを見たことがあります。
狩りをしてから発見するまでの間は見ていないので推測になりますが・・・
もしかしたらこのオオタカも水路で溺死させてから水路脇の斜面に上がったのでは??
水路の水はオオタカが抑え込むのにちょうどいいくらいの水深でした。
どちらにせよ、見たわけではないので断定はできませんが。
オオタカは獲物が重いからか?他のカラスがいなくなったからか?ちょっと移動しただけで食事を始めました。
水路脇の道路に車を斜めに停めて、ほかの車が来ないことを祈りつつ近くでオオタカの食事を撮影することができました。
長々と前書きをしてしまいましたが・・・
獲物はあまり写ってはいないのですが、グロテスクな場面もあるかと思いますので苦手な方はスルーしてくださいませ。
食事が始まって約1時間、ずっと観察していたのでたくさん撮影しました。
画像いっぱい貼っちゃいますのでよろしければ最後までご覧ください。
特に記載していないものは全てノートリです。
水路脇で発見したときのオオタカ。
私たちに警戒したのか獲物を持って少し移動。獲物は
ハシボソガラスのようです。
水しぶきが飛んでいます。やっぱり水路に浸けたのかな?
お食事を開始しました。
クリックで鳥部分拡大
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「これぞ猛禽!」って感じです。怖っ!
クリックで別画像
クリックで別画像
クリックで鳥部分拡大
嘴に羽が・・・。
クリックで鳥部分拡大
誰にも邪魔されずほとんど自分で平らげたので、そのうがかなり膨らんでます。
尾羽と足が濡れているのがわかります。
肉を引きちぎったところ。怖い顔・・・。
食べ終わって向こう側へ飛び出しました。ブレブレ・・・。
少しトリミングしています。
一度水路の丸太橋にとまってまた飛び出し、飛んで行ってしまいました。トリミングしてます。
草の生えている斜面での食事で獲物が丸見えじゃなかったので、何度か動画も撮ってみました。そのうちの1つです。
長い時間観察していて面白いシーンもあったので、生態記録?としてまた別にアップしようと思っています。
多分なかなか近くで撮影できる被写体ではないと思うので、思う存分撮影できて良かったです。
それにしても、いつもモビングされて追いかけられてるところしか見たことがなかったのに
オオタカがカラスを獲物にする場面を見て本当にビックリしました。