
『リスボン』 Lisbon (米) 1956制作
監督 レイ・ミランド
音楽 ネルソン・リドル
主演 ロバート・エヴァンス … レイ・ミランド
シルヴィア・メリル … モーリン・オハラ
マヴロス … クロード・レインズ
マリア … イヴォンヌ・フルノー
主題歌 『懐かしのリスボン』 ( Lisbon Antigua ) 演奏・ネルソン・リドル楽団
マーチン・ラッキン原作の小説をレイ・ミランドが監督主演した冒険活劇。
密輸業者たちのたまり場となっているリスボンに富豪の共産主義者ロイド・メリルが拘留されていた。
ロイドの妻シルヴィアは密輸団のボスのマヴロスに夫の救出を頼む。しかし、マヴロスはシルヴィアに
夫を殺せば財産が手に入ると殺人をけしかける。勿論、そのあとでゴッソリ取り上げる算段である。
怖くなったシルヴィアはマヴロスと対立しているロバートにすべてを打ち明けて助けを求める。
主題歌の『懐かしのリスボン』1937年にホセ・ガリャルドとアマデュウ・ド・ヴァレが作詞して
ラウル・ポルテラが作曲したファドの名曲で、1954年にはハリー・デュプリーが英詩をつけて
"In Old Lisbon"のタイトルで広く知られました。
映画主題歌になったため、ネルソン・リドル楽団の演奏はミリオンヒットとなりました。
↓はネルソン・リドル楽団の『懐かしのリスボン』 YOUTUBEより