『悲しみよこんにちは』 Bonjour Tristesse (米) 1958制作
監督 オットー・プレミンジャー
音楽 ジョルジュ・オーリック
主演 セシール … ジーン・セバーグ
レイモンド … デヴィッド・ニヴン
アンヌ・ラルサン … デボラ・カー
エルザ … ミレーヌ・ドモンジョ
フィリップ … ジョフリー・ホーン
主題歌 『悲しみよこんにちは』 ( Bonjour Tristesse ) 唄・ジュリエット・グレコ
フランスの女流作家フランソワーズ・サガンが18歳の時に書いたベストセラー小説が原作で
多感な少女が若さゆえの残酷さから父親とその恋人との愛を破壊していく物語の映画化。
17歳のセシールは南仏の別荘に独身の父親レイモンドとその愛人のエルザと三人で暮らしていた。
そこに、亡母の友人であるデザイナーのアンヌが現れ、レイモンドと愛し合うようになったことで
平穏な生活が狂い始める。レイモンドはアンヌと結婚すると言いだし、母親気取りになったアンヌは
セシールが彼氏とキスしたことを激しく叱責する。セシールはアンヌに復讐しようとしてエルザに手助けを頼み、
アンヌを追い出すことに成功したが、自動車で別荘を出たアンヌは事故を起こして帰らぬ人となった。
エルザも別荘を出て行き、父娘の二人きりになった。セシールは海を見つめながら暗い過去を振り返る。
主題歌の『悲しみよこんにちは』はジョルジュ・オーリックの作曲で、英詩はアーサー・ロレンツ、
仏詩はジャック・ダタンとアンリ・ルマンシャンによるものです。
映画ではダンスシーンにてジュリエット・グレコがステージで英語詩を唄っていました。
でも、グレコを聞くなら仏詩でしょう。
Depuis qu’on est ensemble
Tu viens chaque matin
Me donner la première caresse
Bonjour tristesse.
↓はジュリエット・グレコの『悲しみよこんにちは』 YOUTUBEより