『ラ・ボエーム』 ポール・モーリア楽団
”La Boheme” Paul Mauriat 【YOUTUBEより】
原曲は1965年にオペレッタ『ムッシュ・カルヴァナル』のためにジャック・プラントが作詞、シャルル・アズナヴールが
作曲した舞台用のシャンソンです。
ラ・ボエームを直訳すれば ”Boheme” はジブシー民族として有名なボヘミアン(ボヘミア人)ですが、19世紀のパリに
住む芸術家たちが、ジプシーみたいに自由に暮らす我が身を「ボヘミアン」と称していたことに由来しています。
曲は 19世紀のパリを舞台に、貧しいながらも自由を謳歌する自称ボヘミアンの若き貧乏画家が昔の恋の思い出に
ふけるというアズナヴールの代表的傑作です。
アズナヴールの『ラ・ボエーム』は既に何度か紹介していますので本日はインストゥルメンタルで聞くことにいたします。