南米旅行の最終日はヘリからの空撮とブラジル側の遊歩道を観光しました。
最初にヘリからイグアスの滝を見ました。上空から見ると滝の構造が良くわかりました。
写真を見てもらうと一目瞭然なのですが、日本の滝と異なり川の末端が崖から落ちて滝になると構造ではなくて、水をたたえた大地に細長い裂け目が入り、裂け目の所々に沢山の滝があるのが観察されました。
その大地も見渡す限りの緑のジャングルでスケール感は日本では考えられないものです。
ヘリはアッという間でしたが、今回の旅行で一番インパクトがあったかもしれません。
ヘリを降りた後は昼食を摂り、ブラジル側の遊歩道を見学しました。
スタート地点で上空の野鳥が騒がしく鳴いていたのですが、オオハシが小鳥の卵ないし雛を襲っていたのでした。偶然にも今月号のアサヒカメラで岩合さんも書いていたシーンに出くわしたことになります。オオハシはキョロちゃんのモデルで愛らしいイメージでしたが、そうとばかりも言えません。
遊歩道を行くと対岸のアルゼンチン側の滝が時々顔を覗かせます。どの滝も規模が大きいです。
また時にはオオトカゲも見られました。
遊歩道の終点はかなり大きな瀑布の中に突き出ているので迫力がありました。ただその分、滝の飛沫もかなりのものなのでレンズはすぐに曇ってしまいましたが。
こうして2時間あまり遊歩道を歩き、今回の旅行の観光は全て終了しました。
リマに始まり、クスコ、ナスカ、マチュピチュ、イグアスと巡りましたが、思い切って行った甲斐はありました。ただし旅行の行程はかなりタイトなものでしたので、体力のあるうちに行ったのも正解だったと思います。おそらく私にとっては最初で最後の南米旅行になるでしょうが、一生の思い出になるでしょう。