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2日目の最後は南禅寺に行きました。南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山です。
かつて京都と鎌倉には禅寺の五山制度というのがありましたが、南禅寺はそれらの上の別格として扱われました。
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南禅寺は大きな寺で三門からして巨大です。2階の回廊に登れますが、今回はパスしました。
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法堂は法事などが行われる南禅寺の中心的建物で巨大で色合いがキレイなお堂です。
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内部には入れませんが、中を覗くことは出来ます。天井には龍が描かれています。この雲龍図は日本画家・今尾景年の作品です。
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法堂から右に折れると琵琶湖疏水が流れるレンガ作りのアーチ橋・水路閣があります。古代ローマ水道のような風格があります。京都の上水道として今も使われているそうです。
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水路閣を見学後、方丈を見学しました。方丈は大方丈と小方丈があります。大方丈からは、小堀遠州作の石組みを虎の親子に見立てた虎の子渡しと呼ばれる枯山水の庭園を眺めることが出来ます。
小方丈にも如心庭という庭園がありますが、数々の襖絵も見学できます。特に狩野探幽作の水呑みの虎は有名です。
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方丈の一番奥には茶室が2つあり、南禅寺垣という竹垣に囲まれています。
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南禅寺を出て少し行くと、かつて船の輸送に使われていたインクラインのレールが残っています。
現在は花見の名所になっているそうです。
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インクラインの横を通り、蹴上駅から四条御池まで移動し、宿に戻る途中に六角堂を見学しました。
六角堂は聖徳太子縁の寺ですが、華道発祥の地としても知られています。
六角堂の北に聖徳太子が身を清めた池があり、そのほとりに小野妹子を始祖とする僧侶が住み、池坊と呼ばれるようになりました。代々六角堂の住職を務めた池坊は仏前に供える花に工夫を加え、室町時代に生け花が成立したそうです。