『NHKのど自慢』に関して取材を受ける

　昨日、東京のNHK製作局のKさんが3時に来ると云っていたので、楽しみにして待っていた。2時40分に「今、宮崎にいます。今から飛行機に乗り4時には伊丹(大阪空港)に着きます」との電話。5時半迄には来るだろうと思っていたがなかなか来ない。
　8時から店を開けなくてはならないしそれ迄に食事もしなくてはいけない。多少、苛立ちを覚えながら、ギックリ腰がうずくのを堪(コラ)えながら待ち続けた。予定変更でもう来ないのかなと心配になり電話をすると「今、難波です」。7時前にようやく彼が来た。
　電話の声はよく通り、しっかりとした口調なので宮本隆治アナウンサーを彷彿(ホウフツ)させ50歳前後かなと思っていたが、全く想像がはずれた。30過ぎの今どきのツケメン…違ったイケメンだった。物腰の低い好青年を見ると、今迄の苛立ちもどこかへ吹き飛んでいってしまった。
　『NHKのど自慢』の本年度の総集編を年末に放送するのでその為の取材を受けた。時間が無いので30分位で切り上げようと思っていたが、彼の聞き上手に乗せられて、無口のはず(？)の私が1時間以上も喋った。
　帰り際に「今度は飲みに来ます」と云ってくれた。愛想でもそう云ったのは気に入ってくれたのかも。“娘がいてたら嫁にしてもらうのになぁ”と思いながら見送った。
※彷彿＝よく似ていること。