今日来た年配のアベックのお客さんが席に座るなり私に質問した。
男性客「マスター、“むかご”て知ってるか?」
私 「むかご?聞いたこと無いで」
男性客「ほらな、マスターも知らんやろ」と女性客に言う。
女性客「ええ、マスターむかご知らんの?」
男性客「俺も知らんかってん。何やと思う?」
私 「ええっと・・・、魚?それとも虫?」
女性客「どっちも違うよ、これや」とバックからパックを取り出して見せた。中には極小の小芋のようなモノがゴロゴロ入っていた。
私 「これがむかご?小芋のあかご(赤子)みたいやな」
女性客「ヒアルロンサンがいっぱいある。肌にええから沢山食べんねん。山芋の子やから男性にはアソコによう効くで」
私 「食べるバイアグラかいな。今度試してみるわ」
男性客「漢字で後ろが“菜”で前が“野”と書くねん」と自信ありげに言う。
女性客「これは野菜て書いてんねんで」とパックに貼ってあるシールを見せた。
男性客「いや、これはむかごて書いているんや!」と頑として譲らない。
彼は以前から頭が固い。そして昔気質でスーパーへ買い物に行った事がないような人なので、パックのシールに書いてある文字は全て商品名と信じている。それは部門名である。
帰宅後、むかごを調べると漢字は“零余子”。「ヤマノイモの葉のわきに出る、小さなイモのようなもの。食べられる」と記していた。
一句:恥かくで 頑と譲らぬ 石頭
決めつけてモノを言うと失敗する事がある。「もっと柔軟に」と自分に言い聞かせている。
男性客「マスター、“むかご”て知ってるか?」
私 「むかご?聞いたこと無いで」
男性客「ほらな、マスターも知らんやろ」と女性客に言う。
女性客「ええ、マスターむかご知らんの?」
男性客「俺も知らんかってん。何やと思う?」
私 「ええっと・・・、魚?それとも虫?」
女性客「どっちも違うよ、これや」とバックからパックを取り出して見せた。中には極小の小芋のようなモノがゴロゴロ入っていた。
私 「これがむかご?小芋のあかご(赤子)みたいやな」
女性客「ヒアルロンサンがいっぱいある。肌にええから沢山食べんねん。山芋の子やから男性にはアソコによう効くで」
私 「食べるバイアグラかいな。今度試してみるわ」
男性客「漢字で後ろが“菜”で前が“野”と書くねん」と自信ありげに言う。
女性客「これは野菜て書いてんねんで」とパックに貼ってあるシールを見せた。
男性客「いや、これはむかごて書いているんや!」と頑として譲らない。
彼は以前から頭が固い。そして昔気質でスーパーへ買い物に行った事がないような人なので、パックのシールに書いてある文字は全て商品名と信じている。それは部門名である。
帰宅後、むかごを調べると漢字は“零余子”。「ヤマノイモの葉のわきに出る、小さなイモのようなもの。食べられる」と記していた。
一句:恥かくで 頑と譲らぬ 石頭
決めつけてモノを言うと失敗する事がある。「もっと柔軟に」と自分に言い聞かせている。