ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

●FujiTV『ブルーモーメント』

2024-07-08 18:52:32 | Weblog

 甚大な気象災害に脅かされる人命を守るために、知恵と知識を駆使して現場の最前線で命がけで立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)での奮闘を描く。
 気象学の天才・晴原柑九朗(山下智久)は、気象庁気象研究所の研究官。端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで、報道番組のお天気コーナーにも出演している。
 そんな晴原には別の顔があり、気象災害から人命を守るために活動するSDMのチーフとして災害現場で奮闘。
 SDMが本当にうまく役立つのかが試される現場で、晴原はタイムリミットまで粘り、指示を出し、何とか生存可能のギリギリで成功させている。
 気象学を主軸においた災害対策チームの人間ドラマという観点ではすごく良かったと思った。
 そして、現場の判断に委ねつつ、「全責任は自分がとる」と、最後の最期まで自分の信念を貫いた園部大臣(舘ひろし)が素敵だった。
 自然災害が多く、近年は異常気象も増えてきた日本に住む私達にはすごく身近なテーマで、災害の怖さを多くの人に知ってもらうきっかけとしては、意義のある作品だった。
 因みにブルーモーメントとは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな隙に訪れる、が辺り一面が青い光に照らされてみえる現象。天気が良かった雲のほとんど無い、または全く無い空気の澄んだ日にだけ現れる。
 「ブルーモーメントを見られること」は、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味するとか。このドラマを見るまではブルーモーメントの名前すら知らなかった。
 最終回のラストに本部ビル屋上でメンバーが集合して空を見上げるシーンがあったが、深い青色のブルーモーメントを見て神秘的な美しさに魅了された。

■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm

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