ちょっと前までは、店でお客さんが多い時にはクーラーを点けていたのに、いまや急激に気温が低下してクーラーとはおさらば。
秋は一瞬にして通り過ぎてしまい、今年は秋がないのでは?と思うほど秋の短さが際立っている。
最近の気温の変化に驚ろかされ、いっきに冬の装備が必要になったので自宅ではすでにストーブとコタツを出した。
スラックスを穿くと太ももが冷たく感じたので、下半身の冷え対策にパッチを穿いた。
夜も早めに毛布を取り出した。掛け布団の下で、まるで春巻きみたいに毛布にくるまって眠りにつく。
そして外出時は少し早くて笑われるかもしれないが、ダウンジャケットを着たり脱いだりして温度調整。
かと思えば5日前から暖かくなり、電車やちょっとした施設ではクーラーを点けているとか。
テレビでは東京の区民の森でソメイヨシノが季節を勘違いしたのか狂い咲きをしているとのニュース。
街では若者の半袖姿を見かける一方、僅かだが高齢者のダウンジャケット姿もいて晩夏と冬の混在。
私は歳を重ねるにつれて寒がりになったが、若いころと比べて筋肉が減少したり代謝が落ちるからとか。
それに比べて若い人たちは、真冬でもまるで寒さなんて感じないかのように薄着で平気な顔をしている。
娘も、真冬でも軽装だったので、「寒くないんか?伊達の薄着は風邪をひくで」と言い聞かせても「これぐらい平気!」と言っていた。
そんな娘でも、生きていたら加齢と共に「寒い~」と言い出して、私の横でコタツに潜り込んでいただろう。
そんなほのぼのとした父娘の居間での光景を思い浮かべながら、温かいコタツの中でうつらうつらしている。
※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。
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