列島各地で「部分日食」観察 リングに...台湾で「金環日食」も
部分日食だが、日本では、21日午後4時すぎに確認され、午後5時すぎには太陽が最も欠けたように見える「食の最大」を迎えた。一方、台湾では、太陽が月の影に隠れてリング状に見える「金環日食」が観察されている。
午後4時すぎに日食が始まって、太陽が徐々に月に隠されていき、午後5時15分すぎに、太陽が最も欠けたように見える「食の最大」を迎えた。
また、沖縄・那覇市でも、太陽の7割以上が月に隠される部分日食を見ることができた。
午後5時前の熊本城二の丸広場では、専用の遮光板を使って太陽を観察してみると、左下の方から欠けてきているのがはっきりと見える。
一方、高知市の空は厚い雲に覆われていたが、午後4時半ごろ、欠けた太陽が顔をのぞかせた。
沖縄・那覇市から見える午後5時半現在の太陽は、欠けたように見えるが、徐々に丸く戻っていく途中。
日本での部分日食は、午後6時すぎまで続く。
一方、台湾・嘉義市で撮影された映像。
嘉義市では、太陽が9割以上月に隠され、日本時間の午後5時13分ごろに金環日食となった。