森の香りがすごくリフレッシュ
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。 7月は“Buck Moon(男鹿月)”といわれています。
月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。 そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。 月から見た太陽の方向を基準に、黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されています。 つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に一直線にならぶ瞬間)を指します。
今夜、見えるかな?
今夜~明日6日(月)明け方にかけて、梅雨前線の影響で、西日本や東日本は天体観測は厳しくなりそうです。 前線から離れた日本海側や北日本では隙間から見られる可能性があります。特に北海道の道北や道東のオホーツク海側ではバッチリ見られそうです。<picture></picture>
各月ごとの満月の名称
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。 7月は“Buck Moon(男鹿月)”といわれています。
5日(日)の宵から6日(月)の明け方にかけて、まんまるの月と木星が接近して見えます。 マイナス2.7等級と明るい木星と満月を迎えた直後の月が並ぶ光景はとても見応えがあります。
月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。 そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。 月から見た太陽の方向を基準に、黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されています。 つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に一直線にならぶ瞬間)を指します。
あれは気球か、気象観測機器か、それとも…。仙台市上空で6月、正体不明の白い球体が確認され、大きな話題を呼んだ。半日ほどで見えなくなったが、誰が何の目的で飛ばし、どこへ消えたのか。「謎の飛行物体」の正体を追うと、思わぬ安全保障上の「盲点」も浮かび上がってきた。(荒船清太) ■ゆっくり移動 6月17日早朝。仙台市上空の晴れ渡った空に見慣れない白い点が見えるのを、国土交通省仙台空港事務所の職員が発見した。白い球体のような形をしており、間もなく一般の目撃者からも同様の通報が相次いだ。 この辺りの上空には、航空法で必要な気球などの飛行の届け出はなかった。同事務所の担当者は「周辺の航空機に対し、『飛行物体があるので気を付けるように』とアナウンスはした」と振り返る。 同事務所などによると、物体は上部が白い球体で、下部には十字型の機器のようなものが付いていた。宮城県警によると、仙台市内で目撃される前、同市の南西にある同県亘理町で目撃情報があり、正午ごろには同市北東の同県石巻市で目撃されたという。 物体は太平洋方面に移動。空が曇り始めたのに従い、行方しれずになった。 ■研究者が飛ばした? 謎の飛行物体の正体をめぐり、インターネット上などでは「UFO?」「気球ではないか」など憶測が広がった。 三重大大学院の立花義裕教授(気象学)は、見た目などから、気象観測用の気球「ラジオゾンデ」ではないかとみる。 ラジオゾンデは、球体部分にヘリウムを詰めて下部に観測装置やデータを発信する無線装置を乗せて飛ばし、上空の気象情報を収集する機器だ。一定高度に達すると気圧で膨張し破裂、パラシュートなどで地上に落ちるが、穴が開くとヘリウムが漏れて破裂する高度まで昇れず、浮遊し続けることがまれにあるという。 ラジオゾンデは気象庁のほか、研究者が主に扱うが、立花教授は「今回、国内の研究者で飛ばした人は思い浮かばず、海外の研究者ではないか。ラジオゾンデは1000キロ以上飛ばせるので、北東アジアのどこかの国から偏西風に乗ってきた可能性がある」と推測する。 ■情報収集も対応せず 謎の飛行物体をめぐっては、警察当局や防衛省も情報収集に追われた。河野太郎防衛相も6月19日の閣議後記者会見で「レーダー、その他で警戒監視を続けております」と明かしたが、結局、脅威とは判断しなかったとみられる。 国土交通省運航安全課も航空法上の「航空機の飛行に影響を及ぼすおそれのある行為」に該当する可能性があるとして警戒したが、現時点で「安全への影響は生じていない」ため、特に追加の対応はしていない。 空港の警備に詳しい警察関係者によると、気球のような物体は鳥や、たこなどと同様、防衛省などのレーダーに映らず、目視に頼らざるを得ないのが現状だ。 これまでにもハンググライダーやたこなどについて警察が通報を受けて動いた例はあるが、大半は落下寸前など実際の被害が予想される場合。今回は県警がヘリコプターで視認しており、「実害がなく、むやみに動く必要はないという判断ではないか。ドローンなど本来の警察の脅威想定対象の監視もおろそかにしてはならない」と話した。 米国でも、今年4月に米軍が公開した海軍撮影の未確認飛行物体の映像の正体は謎のまま。上空監視の難しさを物語る。 ■自衛隊出動は可能か ただ、気球だったとしても、悪意を持って悪用される可能性はないのか。 静岡県立大の小川和久特任教授(安全保障)は「大型の気球などであれば、高度が下がったときに化学兵器を散布したり、劣化ウランなどのダーティーボム(汚い爆弾)を落とすこともできなくはない」としながらも、「他にさらに有効な手段があり、現実的ではない」と分析する。 一方で、今回のような正体不明の物体について「仮に自衛隊がヘリでロープを飛行物体に引っ掛けて洋上まで誘導し着水、破壊するなどの措置を取ろうとした際に、災害派遣の範囲などで自衛隊が出動できるか。法整備が必要かどうかの検討が必要だ」とも指摘した。 正体不明の飛行物体をどう監視し、仮に脅威になり得る場合、どう対処すべきか。謎の飛行物体は、重い宿題を日本に残していったのかもしれない。