眩しい太陽のはずですが・・・・・
最後のラベンダーの蜜を一生懸命集めているところかな刺されないようにそっと近づきました。
USGSによると日本時間2020年07月28日04:34にアラスカでM5.5の地震が発生した。07月22日のM7.8以降に付近で観測されたM6クラス地震としては6回目に当たる。
日本時間2020年07月28日04:34 M5.5 アラスカ(深さ約44km)
今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては約2時間前に発生したフィリピンM5.8以来で2020年としては207回目となる。
アラスカでは日本時間07月22日午後にM7.8の大地震が今回の震源周辺で起きており、M7.8を含めこれまでに記録されたM6クラス以上の地震は今回が6回目に当たる。
M7.8発生直後にM6.1、M5.7、M5.8と続いた後、日本時間07月23日の朝M5.5、そして今回5日ぶりにM6クラスが起きた形であり、余震活動が再び活発化してきた可能性もある。
今回の地震は震源の位置はM7.8から西方向に約200km離れていた。M7.8以降の地震活動は東側への波及はあまり見られておらず、西側での地震活動が顕著となっている。
アラスカにおける最近の地震発生状況は、過去30日間で記録されたM4.5以上の地震発生数が20回。2013年から2019年までの期間、アラスカの1ヶ月当たり平均発生数は5回であったことから、現状は通常に比べ地震の回数が多いと言える状態である。
アラスカでは2019年にM6.0以上の地震が0回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。
2019年にアラスカで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月27日 M5.8 アラスカ(深さ約64km)
2019年09月10日 M5.7 アラスカ(深さ約10km)
アラスカでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が2回、M7.0以上の大地震が1回起きている。
1901年以降、アラスカで発生してきたM6.0以上の地震は231回でそのうちM7.0以上であったのが33回。20世紀以降、過去最大だったのは1964年03月28日のM9.2で深さは約25kmであった。
アラスカで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1964年03月28日 M9.2 アラスカ(深さ約25km)
1938年11月10日 M8.2 アラスカ(深さ約35km)
1987年11月30日 M7.9 アラスカ(深さ約10km)
2002年11月03日 M7.9 アラスカ(深さ約4km)
2018年01月23日 M7.9 アラスカ(深さ約14km)
また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1993年05月13日にアラスカでM6.9の地震が約8kmの距離(深さ32km)で起きていた他、1922年07月02日にアラスカでM6.6の地震が約84kmの距離(深さ35km)で起きていた。
同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1948年05月14日に89kmの距離で発生したアラスカ M7.1(深さ25km)であった。
07月22日のM7.8は今回の震源から東側に約200km離れた位置であった。
当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北米など方面別予測が現在388予測。またアラスカなど震源地別予測が現在695予測となっている。
方面別予測において現在、計388予測中、Aクラスは47予測、Bクラスは128予測、Cクラスは213予測。このうち北米に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が7予測、Cクラス予測が30予測となっている。
また震源地予測では現在、計695予測中、Aクラスが52予測、Bクラスが158予測、Cクラスが485予測となっており、このうちアラスカに対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが16予測となっている。
通常時との比較では北米の現在の危険度は100%前後、アラスカの危険度は100%以上となっている。