岐阜 瑞浪 “樹齢1000年超” 神社のご神木倒壊 復旧作業行う
11日夜、大雨の影響で樹齢が1000年を超える神社のご神木の杉が倒れた岐阜県瑞浪市では、12日朝から、神社の前の県道で倒れた杉を取り除くなどの作業が行われています。
瑞浪市大湫の「神明神社」では、11日夜、ご神木で県の天然記念物に指定されている杉が根元から倒れ、隣の住宅の屋根が壊れるなどの被害が出ました。
杉は、樹齢1300年とも言われ、高さは40メートル、幹の周囲は太いところで11メートルありました。
市教育委員会によりますと、旧中山道の大湫宿として知られるこの地区のシンボル的な存在だったということです。
現場には、12日朝から作業員が出て、神社の前の県道をふさいだ部分を切り取って道路脇に寄せたり、垂れ下がった電線を修復したりしていました。
神社の氏子総代の吉野信幸さんは、「地元の誇りだった杉が倒れてしまい、とても残念です」と話していました。
隣の恵那市 24時間に130.5ミリの大雨
気象庁によりますと、木が倒れた付近では、隣の恵那市に雨量計があり、午前8時までの24時間に降った雨の量は130.5ミリの大雨となっています。気象庁はこれまでの雨で地盤が緩んでいるとして土砂災害に警戒をするよう呼びかけています。
不吉ですね