★clausewitzのひとりごと★

45才既婚男です。雑多なブログですがコメントお待ちしております。

木材を燃やしていて思うこと

2006年04月18日 08時01分19秒 | リフォーム
最近、リフォームの為に出た木材等を燃やしております。

そこで思うのは火事のこと。
火事になったらどのように燃えるのか、っていうのが手に取るように分かります。

まずなんと言っても燃えにくいのは漆塗りの柱などですね。
プリントなどは一瞬ですが、漆が塗ってあるとなかなか燃えないみたいです。
っていっても高温になったら燃えるので、火事の際は時間稼ぎくらいですね。
構造が崩れなかったら逃げることが出来ますからね。

建具類はほんと一瞬で燃えます。薪にしか思えません。

布団や毛布もよく燃えます。
火事の時に綿布団を投げろというのは、あくまで布団の面積よりも火の面積が小さいときに限ります。それ以上広がっている時は逃げてください。

これらの、木や綿といって昔からあるものは煙はそんなに悪質ではありません。
逃げる際にもなんとかなると思います。

問題なのは「不燃材料」や「プラスチック」ですね。
プラスチックなんてのは容易に想像できるので省略しますが、最近建材で多く使われている不燃材料がやっかいです。
時々、小さな破片が混じっていて、燃やした事があるのでその時の様子を書きます。まず、燃えません。「やっぱり燃えないんだー」って感心したのもつかの間。
火が回り込んで表面を覆った途端に、最悪な臭いの煙が出てきます。
とてもじゃないがその場にはいられない。そのくせ燃えにくいのでどんどん煙だけ出てきます。おそらく中のものが問題なのでしょう。

つまり火事になったとき、部屋の中にはなかなか火が回ってきませんので、その間に一気に逃げてください。そこで悠長に「あれも持って逃げよう、これも持って逃げよう」と言っていると焼かれるより先に、あの嫌な臭いの煙にやられます。
木材よりも煙に関してはタチが悪いです。

どれもこれも結局は火事になると危険です。
木造住宅は一瞬で燃えますし、防火住宅も煙が出る前に出ないと絶対に逃げることが出来ません。毒ガス用のマスクがあればいいのかな?

ともかく、逃げてくださいませ。

我が家は今度巨大な金庫を買う予定です。
お金なんて入れません。アルバムを入れるのです。
通帳や現金なんてどうでもいいけど写真だけは帰ってきませんので・・・。