★clausewitzのひとりごと★

45才既婚男です。雑多なブログですがコメントお待ちしております。

DoCoMoでiPhone4Sを利用

2011年11月30日 19時00分59秒 | デジタル家電・オーディオ
は? と思われる方もおられると思うので説明を。

前々から話しておりますが、日本はちょっと特別な国。
それがSIMロック。ドコモの回線ではソフトバンクの携帯は使えません。
最近、ようやくロック解除ができるようになりましたが、ソフトバンクはiPhoneに関しては解除できないようです。
また、AUはドコモやソフトバンクと通信方式が違うため、使用できない。

となると、これは「海外発売のiPhone4S」の話。
海外ではSIMフリーは当たり前。海外で買ってきた端末にドコモのSIMを入れる。
実は普通に使えるのです

パケット定額は?
おサイフケータイは?

などなど。まず、ドコモでは「FOMAのためのプラン」と「Xiのためのプラン」があります。
パケホーダイする場合は、FOMAだと8000円オーバーになります。
これはiPhoneを「パソコンなどの外部機器」として認識するから。

それに比べ、Xiのパケホーダイはパソコンのテザリングなども同料金なので、
そのまま定額で使えます。いまだと4410円か。
iPhone4SをXiスマホとして使う・・・という感じ。
ちなみに、ファミリー割引の適用ももちろんあります


おサイフケータイは使用不可能。チップが入っておりません。
それから、i-modeのメールアドレスも使用不可能。ドコモのアドレスの奴です。
仕方が無いのでG-mailアドレスなどを使用します。
Xiプランなのですが、速度はFOMAの3G通信となります。
(FOMAハイスピードは対応)


それでも、ソフトバンクの速度が出ない地域、あるいはエリア外の人にとっては
十分やってみる価値はあるかと。
いろいろな所で速度の検証がされております。



ただね、大きな弱点があるんです。

それは、修理が受けられないという事。
前はアップルストアが全て(海外販売の製品も)修理していましたが、今は「販売国で修理」となっている模様。

香港や韓国で買ったのは大丈夫とか言われておりますが、本日アップルのサポートセンターに確認をとった所、「申し訳ございませんが、お受けできないようです」との事。


まあ、ね・・・・仕方ないよね。



もちろん、それを無視してでも使う人は使えばいいと思います。
技適マークもしっかりあるので、日本国内で海外iPhone4Sを使用することは合法です。
普通にドコモでも説明されましたし。<料金プランなど


どうしようかな・・・・・やっぱ修理できないのは辛い?
といっても、今の携帯も壊れたけどそのまま使っているんですよね。
国産スマホに不具合が多発している状況では、iPhone4Sも十分対抗馬になるなぁ。
(縛りが無いので、iPhone4Sが壊れたら国産に戻るとか・・・・)


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その後、ドコモからiPhoneが出るという報道もされましたが、現在否定されております。
公式報道かと思い記事に追加してしまいました。申し訳ございませんでした。

PS3 「JOYSOUND DIVE」配信開始(無料)

2011年11月26日 13時27分49秒 | ゲーム・映画
@@@@@@@@@@@@@@@ 2012/01/04 更新 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
下にあるマイクによる「音声の遅延」ですが、2011年12月28日の更新により
改善されました。
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今までWiiにしか無かったJOYSOUNDですが、PS3版も登場しました。公式サイトはこちら

ちなみに、過去にWiiのバージョンとして4つ記事を書いておりました。
その1(Wii Ware版)その2(DX版紹介)その3(導入)その4(その後)


あの後、結局、一度も歌ってない・・・・。
実際、カラオケに行ったのは2度。

それでも、記事にしようと思うのはやはり便利だから?

んで、今回、PS3版。
(実はWii版も進化してスーパーDX版を発売してます)

実は我が家、PS3は起動するけどWiiはなかなか起動しない。
なんというかWiiって個人的に好きなゲームが少ないのです。

それでどうしてもPS3の起動回数が多くなり、「PS3で出たらいいのに」って思ってました。
ようやく出てきたので正直うれしいです。


Wii版とPS3版の簡単な比較をしてみます。

まず、WiiコントローラーよりはPS3のコントローラーの方が断然使いやすい。
もちろん、Wiiの最新版ではDSをリモコンのように使えるので便利かもしれない。
でも、インストールできない最新版は不便だし、DSリモコンも有料だったりする。
やはり、家庭用ゲーム機としてはソフト入れ替え無しでささっとやりたい。
(Wii Ware版はDSをリモコンに出来ない)

また、PS3版は好きな動画を背景に流す事も出来る。
これもゲーム機本体にHDDがあるおかげ。

しかも、PS3版、ソフト本体は無料で配信されている。
その上、12月19日までは完全無料で歌い放題
特に機能制限も無いし、お試しとしては完璧なスタイルです。
(Wii版はマイク付きお買い得版とはいえ4200円もする・・・単体でも3990円)

後、音源としてはハード性能が高いPS3の方が有利な気がします。


まさに願ったり叶ったりの商品だと思います。



もちろん、Wii版が優れている点もあります
ソフトに入っている70曲はネット接続しなくても歌える。
また、「鳴り物」があるのもWii版だけ。ミニゲームも種類があります。
アバター使ったり、マイステージがあったり。
(そういうのが好きな人向けだと思います)

Wii版の特徴としては「全国採点」が可能。
なぜかPS3版は点数による採点はありますが、全国順位が無い。
後々アップデートされるのかな?


料金の違いも少しあります
PS3版は、1日(300円)、30日(1000円・・自動更新可)の2つ。
Wii版は、1日(300円)3日(500円)、30日(1000円)、90日(2000円)と豊富に選択できます。


Wii最新版とPS3版の共通機能としては、
・「音程チェック」&「リプレイ」機能
・「人気順」などで検索可能
・ボイスエフェクト機能
・現時点で78,000曲が収録(毎週増えていきます)
・早見本2011-2012も同時発売。曲番号は共通です。

という感じ。


個人的には値段が安く、シンプルなPS3版をお勧めしたいと思います。
なお、マイクはWii版のがそのまま使えます。
Wii版マイクを持っていてPS3の本体をお持ちの方は、追加投資無しでカラオケが出来ます。
なお新しくマイクを買う方は絶対にDXマイク(黒)を買ってください。
(ただDXマイクについているキーの調節ボタンはPS版では機能しません)
もちろん、全く別のUSBマイクも使用可能です。



あ、ちょっとだけ注意。

Wii Wareではそれ程気になりませんでしたが、PS3では声とスピーカーから流れる「声」に微妙なタイムラグがあります。
HDMIケーブルの問題だと思われるので、赤白のケーブルに接続したら治るかもしれません。
個人的にはいちいち付け替えるのは面倒なので試しませんが、気になる人は一度やってみても良いかと。
この事は一応、Wii最新版HP(Q&A)にもPS3版HP(Q&A)にも書いてありますね。

Wii Ware版で気にならなかったのは、PS3がHDMI接続なのに対し、Wiiは赤白の音声ケーブルで接続しているからだと思います。


あと残念な点は5.1chに対応していない事かな?
アンプの設定を変更すれば大丈夫かもしれませんが、標準では2chでした。


いろいろ改良して欲しい所はありますが、本体無料なのは大きいと思います。
アップデートでいろいろな機能が追加していく事を期待します。


PS:ただソフトだけで2GBもあるのでダウンロード&インストールに時間はかかります。

JALカード、入会しました

2011年11月25日 21時04分01秒 | その他の話
うーーーん、苦渋の決断でJALカードに入会しました。

特に必要って訳ではないカードは作らないようにしてますが・・・。
さらに、ANAカードを持っていてANAのマイルを集めている身としてはJALカードなんてもってのほか、なんですが。
(特にキャンペーンもしてないし)

しかしながら、いっつも思うのが、


WAONって結構使うなーって事。


ANAカードはEdyにチャージしてもマイルが付かない。
でも、JALカードでWAONにチャージしたらマイルが付く。


イオンの株主になっており、WAONは結構使用します。
そう考えると、持ってないのはなんか勿体無い気がして。


馬鹿だなーって我ながら思います。


ただ、調べてみると結構利用するお店(利用していたお店)があるんですよね。


またANAとJALと使い比べみたいなの記事にしてみようと思います。

ムラーノ、タイヤ交換

2011年11月25日 20時57分43秒 | ムラーノ(メンテ)
本日、ちょっと早いですがムラーノのタイヤ交換をしました。

あのタイヤ、重いのでいつもディーラーにやってもらってます。
家に車を取りに来てもらって、タイヤを積んでもらって、終わったら届けてもらう。
ちゃんと夏タイヤも指定の位置に置いておいてくれます。

料金はちょっと高くて7000円程。


走行距離 51,070km


5月からは6000km程しか乗ってません。

冬の間はムラーノ一本で行くので、また走行距離がのびそうです。

ARROWS Tab LTE F-01D  簡易レポート

2011年11月23日 22時26分11秒 | 日常の話
富士通の「ARROWS Tab LTE F-01D」を購入してからおよそ一週間。
ちょっと早い感じもしますが、感想を書いてみます。


まず、認識したのは「パソコンよりもスマホに近い」という事。
同じアンドロイドを使っているから当たり前といえば当たり前ですが、
やはりというか、パソコンの代わりには遠いということ。


当初考えていたのは、やはりノートパソコンの代わりでした。
スマホと違い、10インチの大画面。そしてキーボードも大きく打ちやすいはず。
しかしながら、使ってみるとやはり打ちにくい・・・・。
とてもじゃないがブラインドタッチできません(今の所は)

はっきりいって、ワードやエクセルを利用しようとは思えません。
そういう意味で、購入を検討されている方は「様子見」が妥当でしょう。


しかしながら、パソコンには別の使い方もあります。
それは「情報収集」。主にネットサーフィンですが、そちらは比較的快適です。
やはり画面が大きい分、使いやすい。ブックマークなども階層化できるし。
文字入力の弱点も多少はありますが、検索欄に書くくらいの短文なのでそれ程苦労もしません。
一応、コピー&ペーストも出来るので、まあ、何とかなります。


まだまだ発展途上な製品だと思いますが、癖をつかんでいればそれ程駄目な製品でもありません。
よく評価サイトなどで、エラーが多いだの、ハングアップするだのと言われておりますが、
実害は今の所ありません。

というのもパソコンと違い、記事を作成したりファイルを操作したりする事が少なく、
急にハングアップしても消えるものが少ないのです。
だから再起動すれば元通りになります。しかしパソコンだとそうはいかない。


時々Wi-Fiが切れたりしますが、ネットサーフィン程度の利用だと実害はありません。
そりゃ、株やFXの取引をする人にとっては致命傷になるかと思いますが、
ただサイトを見たりする程度だと、それ程困る人はいないのでは?
(取引じゃなく数値を見るだけなら重宝します)


総評としては「作る能力」ではなく「見る能力」を重視する人だと購入して損はないかと。
実際我が家では、ブログを作ったりするのはPC、見るのはタブレット、と使い分けております。
映像や音楽を作ることは難しいが、鑑賞はPCより手軽。
グーグルマップもパソコン並に快適に見ることが出来ます。
(マイマップの編集などはパソコンでした方がいいですが)
また防水なので、お風呂でネットしたり映画を見たりする分にはいいかもしれません。
実は半身浴する時のアイテムを丁度探していたのです。
そういう使い方にはベストなのかもしれませんね。


ちなみに他のタブレットとの比較はしておりません。
あくまで、「どういう使い方なら他の端末よりも優れているか」という観点で書いてみました。


あ、現在はSIM無しで動かしております。
そのやり方だとやはりGPSの受信が弱いです。現在位置特定がSIM有の時よりも遅いし、
正確性も劣ります。
ナビとして使う方はSIMを外さない方がいいでしょう。


また何かあれば書いてみたいと思います。

どっちがいいの? ガソリンスタンド編

2011年11月22日 21時27分39秒 | どっちがいいの?
「遠くにある単価の安いガソリンスタンド」(Aとします)と「近くの高めのガソリンスタンド」(Bとします)の比較。

小学生にも分かる算数の問題なのですが、これがなかなか実践できない。
なんだかんだ理由をつけて、遠出してみたり。

計算式は単純。
比べるのは二つ。

1:(Bのガソリンの値段ーAのガソリンの値段) ×  入れるガソリンの量
2:(Aまでの往復距離ーBまでの往復距離) ÷ 車の燃費 × ガソリン価格


例えば、価格差が3円。給油量が30L。距離の差が7km(片道3.5km)。
燃費は13KM/L。ガソリン価格が140円の場合。
(燃費はなるべく実燃費でお願いします)
(ハイオクの場合もそのままハイオク価格を入力してください)

1:3X30=90
2:7÷13×140=75.38

これなら遠くにあるAの方が安い。といっても一度の給油で15円ですが(笑)
もちろん、仕事帰りに入れるとか買い物帰りに入れるとかすれば変わってきます。
ただ、「ガソリンが安いからあっちのスーパーに行こう」となると話は別。
近くのガソリンスタンド+近くのスーパーの方がいい時もある。


また、これに関連して、1km走行するのに必要な金額を覚えておくと便利です。

数式はもっと単純に「ガソリン価格÷燃費」
(ここではエンジンオイルの金額、タイヤの摩耗、その他全てを無視します)
旅行するときは、これに往復の距離をかけて高速料金をプラスする。
後は人数で割るとか。

この計算式は、「遠くのスーパーの方が安いけど・・・」って時にも使えますね。



細かい事なんですけど、意外に大きい・・・・という事が前回買い物に行った時に思いました。
指定の品だけを買うときに・・・「ネットの送料」対「ガソリン代+高速代」を比較すると青ざめてしまいました。

我が家から100km程度しか離れていない高山、福井などで買い物をする時ですら、
往復の経費はムラーノだとガソリン代だけで3500円程もかかる。
プジョーでも2340円程。基本的には通販の方が得みたいですね。
(100km離れていたら基本高速使うと思うし)


もちろん、「現地で楽しむ」とか旅行気分が味わえる、という事が加わると話は変わってきますね。



あ、ちなみに「時間」の概念は無視しております。



こんな事かくと、旅行や遠出を否定しているように見えますが、僕自身はいたって旅好きです。
現地には現地でないと味わえないものがありますので。

プジョー 207 オイル交換

2011年11月22日 20時48分06秒 | プジョー207(故障・メンテ)
いつものオイル交換記録です。

走行距離 29,878km

エンジンオイル(Quartz7000 10W-40) 4L 7200円
技術料 1800円
合計 9,450円

前回交換から9,849km走行。
少し汚れていた、との事です。
推奨は5000km交換らしいですが、実質は7000km交換でもいいかな?
前々回から前回が確か7000kmくらいの間隔があったはず。
この時は「まだ汚れていません」って言っていたので。


今の所、至って順調です。
購入からだとおよそ1年2ヶ月ちょい。

2011年冬春のスマホ事情 その3

2011年11月17日 19時08分33秒 | デジタル家電・オーディオ
まず、最初に見た人は「その1」からどうぞ。

その2で、予告しておいたL-09Cのお話を少し。


ネットを見ても、この機種をキャンペーンで購入して使おうとしている人が多い事が分かります。
既に購入された方は知っている事と思いますが、これから購入しようかという方もいると思うので、
記事にしたいと思います。

まず、この機種は「モバイルWi-Fiルーター」です。
通話機能はなく、データ通信だけを行います。
「Xi」(クロッシィ)とはドコモが展開するLTEの名前です。
ドコモにはXi対応製品として他に「L-02C」があります。

違いは、L-02CがUSBによってPCと接続してのみ通信が行えるのに比べ、
L-09Cは、PCがなくても単体でWi-Fi環境を作り出し、スマホやiPad2などで使用できるというもの。
今までもモバイルWi-Fiルーターは出ておりましたが、Xi対応はこれが初。

実は10月にもう一つ「BF-01C」という製品が出てくるはずでしたが発売延期が決定しております。
こちらはクレードルタイプっていうんでしょうか?
家庭に据え置きも可能。有線LANケーブルを接続できるので、家庭では普通のルーター、
外ではモバイルWi-Fiルーターとして使える便利なもの。
一人暮らしなどで他の利用者が居ない場合、これを設置するだけでいいので、
他に光回線やADSL回線を引いてくる(契約する)必要がなくなります。
そういう方には非常に便利な製品だと思います。


製品情報については、こんな感じで終えたいと思います。


じゃあ、なぜこの端末を購入しようとする人が多いのか。
それは「0円で購入できるから」という人や「iPad2を買う際についてきた」という人が多いから。

厳密には、「Xiデータプランにねん」という2年間の契約をさせられる代わりに
他の端末が安く買えるようになるから購入した、って人が多いからということ。
このプランはじゃあ何だ?という事になりますが、料金体系としてはダブル定額の一つ。
下限が「1000円」でもちょっと使うとすぐに上限「6510円」になるというもの。
(2012年4月末までは上限4935円ですが)

しかしながら他の2年縛りである「Xiデータプラン フラット にねん」や
「Xiデータプラン2 にねん」と違い、「月々サポート」の対象外になるプランです。

だから、最低でも1000円X24で2万4000円以上払わなくてはいけない。
ただ、他の製品の値引きがそれ以上な事が多いので、黙って購入する人は多いという現状。

値引き目当てで購入する人は、L-09CからSIMを抜き去り放置する人が多い。


じゃあ、そのL-09Cは不要かというとそうではない。
箇条書きにすると


「SIMロック解除可能な機種」
「3G回線も使える」
「海外でも利用可能」

という感じか。
具体的には何をするかというと、「b-mobile」のSIMを入れたいって人が多い。
b-mobileではドコモよりも安い値段で3G回線を利用できるのだ。
いろいろなSIMカードが売られているが、イオン専用SIMでは月額980円からある。
速度が遅いのが難点であるが世の中にはメールだけ来るからって人も多い。
メールしか使わないけど、スマホにしたって人などには便利な製品です。
もちろん、400kbpsの通信でも2980円はドコモよりも安い。

また、一ヶ月1GB程しか利用しない人も多いと思います。
そういう人には「1GB定額」。スピードの制限はありません(3Gですが)
これだと月額3100円で使用可能です。
ドコモの3Gの定額プランは5400円ですからそれに比べると安いです。


後は、海外利用。
世界中の3Gエリアで使用可能。そのまま持ち出しても海外パケホーダイが利用可能。
例えば、スマホ2台(夫婦や友達など)で行った場合、海外パケホーダイとはいえ、
1日あたり3000円X2で6000円もかかる。これが1台分で済むんですから。
ちなみにPCを持っていった場合もこれ1台でOK!
(実はスマホの中には海外テザリングに対応していないものも多い)

もちろん、先ほど書いた「SIMロックを解除」した製品であると海外SIMが使えます。
国によって違いますが、日本の「海外パケホーダイ」よりは余程安いです。

例えば香港だと、1ヶ月 HK$198で使い放題(日本円で2000円以下)
イタリアだと、TIMの使いきりデータプランで、1GBまで利用可能で9ユーロ。
5GBまで利用可能で19ユーロ。制限がないプランで24ユーロです。
ホテルにインターネット環境があれば1GBで十分かもしれませんね。

他の国にもいろいろとありますが、おおむね日本のドコモやソフトバンクの
「1日3000円」よりは遥かに安い。

ちなみに、海外のホテルには有料でしかインターネットできないホテルも多いです。
前回泊まったミラノのホテルでは1日20ユーロもしました。
ローマのホテルは24時間で20ユーロ程だったと思いますが、
こちらは使用時間が24時間までだったので、6泊で20ユーロで済みました。

ホテルにインターネットがない場合はもちろん、有料でも高い場合は現地SIMを
購入するメリットはあります。


という、L-09Cですが、細かい仕様を見てみると弱点もいくつかあります。
中には致命的とも言えるものもあるので注意が必要です。


まず、国内利用。
XiエリアだとXi回線利用。でエリア外だとFOMAハイスピード(3G)。
ハイスピード圏外だと普通の3Gとなります。
自動的に切り替わってくれるのですが、実はここに弱点が。

例えば、b-mobileを利用する場合、3Gエリアでしか使えない。
Xiエリアと判断された場合、勝手に切り替わり「圏外」となってしまうのです。
それで、ユーザーは一度圏外まで出て、3Gと認識させてから利用する、という方法をとることになる。
しかし、東京や大阪などでそれはほとんど不可能に近い。

ドコモに確認をとりましたが、事実のようです。
b-mobileでも、どうしようもないとの事。
手動で切り替えるように出来るまで待つしかない・・・との結論に。
早く何とかしないと駄目でしょうね。ファームウェア更新に期待するしかないでしょう。
今すぐb-mobileで通信したいという人はHW-01CやBF-01Bなど他の端末を使うしかないかも。
(あるいは他のメーカーのものなど)


ちなみに海外利用の場合は、何故か「3G固定」になるようです。
(なぜ、固定できるのに国内では固定できないのか・・・・故意としか思えない)
これも逆に言うと、LTEエリアが拡大している国では、せっかくLTE対応製品なのに
スピードを発揮できないので勿体無い。

現地で高速SIMを買ってしまうと勿体無いばかりか利用できない可能性もあります。
これも十分に注意が必要かと思います。


使い方によっては、非常に便利&節約に貢献するこの機種。
有益かどうか、自分の使い方をよく考えてから購入してみてください。
(もちろん、他の商品を値引くためと割り切る人は別ですが)

2011年冬春のスマホ事情 その2

2011年11月15日 19時40分23秒 | デジタル家電・オーディオ
まずは「その1」からどうぞ。

他のキャリアの検討する前に既に契約しているドコモへ行きました。

最近のドコモの割引について書いていきます。

「月々サポート」
 特定機種(大体は新しい機種)にパケット定額の料金プランをセットした時に、
 毎月の利用料から一定金額を引いてくれるサービス。
 機種によって945円(スマホ)とか1500円程(Xiスマホ?)、2000円弱(タブレット)
と差があります。
 この割引が意外にでかい。詳しくはこちらをどうぞ

「月々サポートセット割」
 2台目にタブレット端末を購入したのならさらに500円ほど割り引かれます。
 要するにAUやソフトバンクの人がドコモのタブレットだけ買う時は引かれません。


「Xiスタートキャンペーン」
 これは契約した月から2012年4月30日までの間、各データプランから1500円程割り引かれるというもの。
 早く契約した人ほど特になるシステム。ちなみに今年の4月くらいからやってました。


「L-09C関係のキャンペーン」
 これはXiのモバイルWi-Fiルーターと、他の製品を買った場合に本体が安くなるもの。
 店舗によって違います。
 とあるドコモショップでは本体0円に、別のお店では本体0円+30000ポイントなど。
 iPod2とのセット販売もあるみたいです。
 その代わり、L-09Cは「Xiデータプラン にねん」の契約が必要になります。
 これは2年間の縛りがあり、パケットの上限が6510円と比較的高くなる契約。
 それ以外の契約は選べないことが多いです。
 ちなみに下限は1000円で他のプランよりも安いです。


これらを踏まえた上で、L-09CとXiタブレット(テザリング可能)の二台体勢にしました。
最初に断っておきますが、ここからの話は非常に「ややこしい」上に、
別に劇的に安くなるわけでもない。ただの人柱としてのプランニングです。
ちなみに前提としては、妻と僕のスマホの定額プランを外す事があります。
(それぞれ月額1300円くらいになるのかな?)


僕が契約したヤマダ電機では、L-09C(Xiデータプランにねんの縛り有)と、
Xiタブレット(こちらもXiデータプランの契約が必要。ただタイプは選べる)を
同時に契約したら、本体価格がL-09Cが0円、Xiタブレットが9800円
購入できるというキャンペーンをやっておりました。


あってないような定価ですが、ドコモショップや他のお店だとXiタブレットは
7万円以上しておりました。L-09Cは2万弱(縛り無しだと)しますし。
(ヤマダ電機の場合、F-01Dが73,290円、L-09Cが16,800円でした)

もちろん、タブレットの「月々サポート」はまた別に付いてきます。
(時々、「実質1万円で購入可能」ってお店がありますがあれは月々サポート込みです)


月々の金額ですが、細かい事(SPモードなどのプロバイダ料金や保証など)を無視した場合、
タブレットの場合は・・・

2012年4月までは、「Xiデータプラン フラット にねん」の場合
「4410円ー2625円(月々サポート+セット割)=1785円」

2012年5月からは
「5985円ー2625円=3360円」

となり、他社とも十分に対抗できる価格となっております。
(仮にL-09Cを使用せず、月々下限額の1000円だけ払う事にする)


もちろん、これ以外に音声通話が必要なスマホ、あるいはFOMA(最近はWi-Fi対応のものもあり)が必要になってきます。
それでも、想像よりも随分と安く済ますことが出来ると思います。


しかし、この場合、携帯と共にいつもタブレットを持たなくてはいけなくなります。
小さいL-09Cをメインに使用したいけど、その場合少し値段はあがるし、
タブレットについても定額を払わなくてはいけなくなりちょっと不便です。
先ほどの縛りを考えて、両方が上限までしようしたとしたら、
1785円+6510円(L-09Cの上限)=8295円 (2012年4月まで)
3360円+6510円=9870円 (2012年5月以降)
となり、腑に落ちない価格となります。
実はこれでも二台で16,000円の今の価格よりも節約できるのですが・・・。


そこで、考えたのがSIM入れ替え。
タブレットのSIM(miniSIM)をサイズ変更し通常サイズのSIMへ。
そのSIMをL-09Cに入れる。これで定額プランを安く使える。
L-09CのSIMはタブレットに入れても入れなくても可能。
XiタブレットはSIMを入れなくてもWi-Fi接続で問題なく使用できるのです。
このプランだと、1785円、3360円でそのまま使用可能。

しかしながら、これだと「二人で別々に行動する時に制限がかかる」という事に。
その場合、やはりタブレットにもSIMが必要になります。

実はここでもまた変てこな技を使用できます。
それは、「また別にスマホを新規契約」するということ。
こちらのスマホは将来的に現在のFOMAからの乗り換え機種となります。
普通なら、現在のFOMAのSIMを機種変更という形でスマホにいれるのですが、
WiFi利用ということで定額データプランを契約しないとなると、「月々サポート」対象外となる。
そこで、ワンクッション置いて、新規にする。
そしてデータプランを「Xiデータプラン2 にねん」などを契約。もちろん、フラットでも可。
そちらからも「月々サポート」の分を引けるようになるので、安くなる。
その安くなったデータプランがついたSIMをXiタブレットに入れると節約も可能となります。

SIMをとった新規スマホは白ロム状態になりますから、そちらに現在のFOMAのSIMを
入れて使う(音声プランのみ)



・・・・・・・・ややこしい? 卑怯?


一応、ドコモショップ2件で「こういう使い方します」って相談しました。
非常に丁寧に対応していただき、感謝しております。


ちょっと面倒ですが、こうすることで安くなることは確実。
しかも、L-09CやXiタブレットも格安で手に入るので良いと思うのですが・・・・。
多分定額スマホ+月々サポートのついた新規スマホ(パケホーダイ付き)と同額くらいに
なると思うのですが・・・・。



本当は、イーモバイルとかWiMAXとか使いたかったのですが、自宅が圏外
家ではWiFi使えばいいと思うが、旅先で圏外はさすがに不便。
しかも、パケホーダイのついていないスマホは地獄行き確定だし。
3Gエリアで使えるB-mobileも検討しましたが、速度を犠牲にしたくないので断念。

ちなみに、L-09Cは少々癖のある端末です。
分かった事がいろいろとあるので、「その3」で書いていきたいと思います。


2011年冬春のスマホ事情 その1

2011年11月15日 19時39分36秒 | デジタル家電・オーディオ
先日から悩んでいたモバイルネット(スマホ含む)の問題ですが、
ようやく一つの結論を出しました。

最終的には「スマートフォン+タブレット+モバイルルーター」の3点にしました。

まず、考えたのは「スマホって高くないか?」という事。
妻のスマホは現在、月8000円程かかってます。
僕の分もスマホにしたら1万6000円以上になります。

んで、この時期のスマホ事情のキーワードは・・・・

「SIMロック解除可能」
「Wi-Fi使用可能」
「テザリング可能」
「LTE環境の整備開始」(ドコモはXi、ソフトバンクはウルトラWiFi、イーモバイルやWiMAXなど)
「ドコモ、3G回線の開放」(b-mobileなどのサービス開始)

かなと。

「SIMロック解除可能」
これは2011年春からの機能(ドコモ)。ようやくというかSIMロックを解除できるようになりました。
実は世界でSIMロックをかけているのは日本と韓国だけ。
そのほかの国は、どこの国でも同じ(ような)製品を共通で使用しており、
それぞれの国でSIM(ドコモで言うFOMAカード)を発売している、という感じ。
例えば、アメリカの人がヨーロッパに旅行に行く場合、イタリアではイタリアのSIM、フランスではフランスのSIMを
自分の携帯に入れるだけで、そのまま使用可能になります。アプリなどもそのまま使えます。
日本の場合は、国内でもドコモ、ソフトバンク、AUと分かれております。
イタリアなどは3社ありますが、一つの携帯でも2つとか3つのSIMを持って場合によって使い分ける人も多いのです。
日本でいうと、仕事の時はソフトバンク、遊びの時は僻地へ行くからドコモとか。追加料金も無しで使い分けることが出来るということ。
日本の場合は「SIMロック解除」であって「SIMフリー」ではないので、国内での使い分けは出来ません。
ただ、海外ではそれが可能。今まで高い金を払って海外ローミングしていたのですが、それが格安になる、という感じ。
ドコモやソフトバンクも海外パケホーダイを定額でやってますが、1日3000円なのでまだまだ高いです。


「Wi-Fi使用可能」
これは二つのパターンがあります。
一つは、受信。家庭の無線LANでネットが出来ます。
今までもDSやPSPで出来ましたが、それがスマホで出来ます。
速度も速いです。
もう一つが次のテザリング。


「テザリング可能」
これがWiFi基地機能。つまり、対応携帯をもっているとそこにWiFi受信可能な地域が出来るのです。
パスワードなどを設定しておくと、他の人には使用不可能。
スマホを基地にして、ノートパソコンやPSPなどを使用可能になるのです。
ただ、通常スマホの場合は高額な料金になります(少し前まで1万円。今は8000円)。
しかし、Xiスマホの場合は、通常の5500円程度で実現できます。
これのいい所は、例えば二台持ちの場合、一台分だけパケホーダイにしておけば、もう一台はWiFi受信で通信すれば、
そっちの分はタダで通信できます。


「LTE環境整備」
3Gに次ぐ世代の環境です。3GがISDNとすればLTEはADSLという感じかな。
実はその次の技術も開発されておりますが、もう少し後になるかな。
このLTEが世界中で発展しております。外でもまともな通信が出来る・・・という世界を目指すようです。
ま、いろいろと問題はあるんですけどね。


「ドコモ、3G回線を開放」
これは大きいんじゃないかな?
今までは他の会社が算入する事が難しかったこの世界に自由化をもたらしました。
ドコモの回線を借りて他社(AU,SB以外)がサービスを運用するというもの。
これで、他の会社を選んでも「おいおい、全然つながらないぞ」って事が少なくなります。
「俺は田舎なので、ドコモ以外ありえないから」って人でも、選択肢が増えました。



これらを踏まえた上で、具体的な話をしていきたいと思います。

海外旅行はツアーと個別手配、どっちがいいの?  その4

2011年11月09日 19時55分31秒 | どっちがいいの?
まず、初めてご覧になる方は「その1」からどうぞ。

それでは最終回、「どう判断するか?」

今まで、一応の特徴などを書いてきたつもりです。
本当は3で終わりだったのですが、もうちょっと。
以下、補足しながら説明したいと思います。
(ここでのパックツアーとは食事などもセットになったプランを言ってます)


「初めての海外旅行」
留学経験のある方は、たとえ初めての海外旅行って行っても一度海外に行っているので、
この限りではありません。それ以外の人を対象に書いてます。

基本、相手が英文科でない限り、ツアーをオススメします。
これを読んでいる方はともかく、人に聞かれたら絶対にツアーを薦めましょう。
海外旅行には独自のルールがあり(ビザ、税関、入国審査など)、全く何もしらないとさすがにヤバイ。
これを読んでいる人ってのはネットが出来る人なので、調べようと思えば事前に調べることが出来るでしょう。
ただ、いまいちピンと来ない人もいると思います。そういう人はツアーでお願いします。


「中東、アフリカ、中米」
旅行に行くこと自体薦めませんが、他の地域で旅慣れた人以外はパックツアーが良いかと。
文字も読めないし、イスラム圏などだと常識も違います。特に女性はツアーの方が確実。
ちなみに、「初めての海外なんだけど、どこがいいと思う?」と聞かれて、
これらの地域を勧める人はどうかしていると思います。
南アフリカでサッカーW杯があった時は、どうなることかと思ったくらい。
自分で行くのはともかく、人に勧めることは出来ない地域だと思います。
ちなみに、僕の友人(女性)はアフリカ大陸縦断(ヒッチハイクメイン)が新婚旅行でした。
非常に旅なれた人だったので、特に問題視していませんでしたが他の人なら止めたと思います。


「たくさんの国、都市を回りたい」
こういう人は基本、ツアーがいいかと。
日数が多くても少なくても、スーツケースや鞄などをずっと連れて歩かなければならない個人旅行だと、
盗難のリスクも高いし何より重くて嫌になる。
西ヨーロッパのような国(シェンゲン協定内は自由移動)でない限り入国手続きなどが面倒。
例外として、バックパッカーやそれに準じた旅をしたい人。
ユーレイルパスなどを自在に扱う人。というかそういう人はツアーは選ばない。
また、複数都市といっても、拠点を決めてそこからの一泊旅行などを考えている人は、
ツアーでなくてもいいかと。


「とにかくパックツアーが嫌い」
基本的には、ただそれだけの理由で個人旅行は危険かと。
やはり中間としてのフリーツアーがいいと思います。
それだともしも何かあってもすぐに対応してくれる旅行会社があるし。


「英語しか出来ない」
十分です。あなたは他の言語にも比較的早く対応できるでしょう。
必要な単語なんて非常に少ないんですから。英語圏縛りは勿体無いです。
英語も出来ない・・・て人でも多分大丈夫・・・・です。
言語は所詮、コミュニケーションの手段の一つ。
身振り手振りでもなんとかなります。必要な単語は事前に調べておくとか。


「インターネットなんてしない人」
そういう人はここを見ていないと思いますが、そういう人を相手にする場合は
基本的にはツアーを薦めるほうが無難だと思います。


「人のせいにしがちな人」
こういう人相手だと、ツアーを薦めるのすら躊躇われます。
何かあったときに全て責任を取らされそうなので・・・・・。
ただ、強いて言えばツアーです。旅行会社に半分責任を被ってもらいましょう。
もちろん、「楽しかったよー」って言ってくれそうな人だったらいいのですが。


「オプショナルツアーが大好きな人」
なんというか、高くなることだけは覚悟してください。
また延泊をたくさんする人もそうです。値段を気にしない人はツアーでいいかと。
なんかツアーってちょっと人と違うことをしようとすると一気に値段が跳ね上がっちゃうので。
もちろん、安全を確保した上でって意味ならやはりツアーでいいかと。


「グルメ至上主義」
まずは、ツアーのフリータイプ。それで自由が足りないと思うようでしたら個人手配。
日本でどの程度のお店に行っているかにもよりますが、グルメを求めるならパックツアーは止めた方がいいと思います。
同様に「ショッピングを楽しみたい」って人もパックツアーは止めた方がいいと思います。
吟味する時間がないかもしれません。
ブランド品、食材、お土産など全てにおいて言える事です。


「美術館めぐり」
これもじっくり見るにはやはりパックツアーでは駄目です。
はぐれないように気をつけるだけで終わると思います。
また、写真をたくさーん撮りたい人もパックツアーだと置いていかれます。
というか、自分も不満ですが、他の人にも迷惑になるのでパックツアーは避けた方がいいでしょう。

「新婚旅行」
このパターンが一番多いかと思いますが・・・・。
個人的には「ハネムーンツアー」という専用のプランはオススメしません。
他の人も全員ハネムーンツアーっていうのがあるようですが、あれは気を遣いますので。
その他、通常のパックツアーにするか、フリープランにするか、個人手配にするかは各人の好みになります。
海外に初めて行くっていう旅慣れていない方にオススメするとしたら、通常のパックツアーでしょうか。


「なんでもやってみたい」
そういう人は、是非個人手配で。いろんなサイトを見て、どういう知識が必要かを事前にチェック。
ネット上には体験談がたくさんあります。英語のサイトがなかったら、翻訳サイトなどを使って現地のサイトもチェック。
その上で、全て手配してみてください。やる気さえあれば何でも出来ると思います。
ただ、戦争や紛争のある地域は危険なので、一応外務省のサイトからチェックしてみてください。


「癒されたい」
レベルにもよりますが、パックツアーは避けた方が無難でしょう。
余計疲れる時があります。



「ご年配の方」
間違いなくパックツアー。それも添乗員付き。
そしてなるべくなら日本からついていく日本人の添乗員が同行するタイプ。
現地ガイドだとたとえ日本語が出来る人でも、嫌だって人がいる。
食事もなるべく揃ったプランがいいでしょう。
この際、全部バイキングの方がいいかもしれません。
もちろん、海外経験豊富な方は除きます。


まだ他にもたくさんありそうな気がしますが、基本的に「人に勧める事」を前提にするとツアーがやはりいいかな。
ツアーにもレベルがあり、それにあわせて選んであげたらいいでしょう。
目的がしっかりしている人だとパックツアーは物足りないと思います。
このサイトを見に来ている方は、個人手配でも構わないでしょう。
もちろん、不安があれば自由行動の多いタイプのツアーでも良いかと。



ちょっとずつハードルを上げていくのが楽しいかと思います。
最初の旅行はフリープラン、その後個人手配という風に。
僕の場合は、最初の海外はハワイでフリープラン(ホテル送迎のみ)の格安ツアーでした。
それが可能だったのは妻(当時は彼女)が留学経験も豊富だったのと、ハワイは日本語が通じるから、だと思います。


あ! 後、最後に一つだけ。
「今は忙しいからそんな時間はない」と思う人も多いかと思います。
「定年後にゆっくりと回りたい」って感じの人。
でも、僕は若いうち(20代)からどんどん海外旅行に行けばいいと思います。
一泊二日の週末海外でも構いません。「その3」で書いたような事情もありますが、
それ以上に、「自分がいつまでも元気か分からない」という事。
夫婦一緒となるとさらに難しくなる。どちらかに怪我や持病があるかもしれない。
二人が定年になった時に、体力的、精神的な余裕があるかどうか分からない。
奥さんだって、長年我慢し続けたら途中で爆発し定年直後に熟年離婚って事もあるかも(失礼)

行きたい時に行けばいいと思う。
意外な出会いがあるかもしれない。意外な趣味が出来て人間に幅が出るかもしれない。
それでまた仕事がうまくいくかもしれない。

「人に迷惑をかけてまで」って思いもあるかと思いますが、自分が行ったのなら
他の人も行きやすくなり、それを聞いても寛容になれるでしょう。

旅はいろんな意味で経験になると思うのですが、どうでしょうか?


最後に、長々と駄文を読んでいただいた貴方に感謝したいと思います。

海外旅行はツアーと個別手配、どっちがいいの?  その3

2011年11月08日 20時19分42秒 | どっちがいいの?
まずは、「その1」からご覧下さい。

さて、ツアーの最大のメリットを書きたいと思います。
ま、特別なことではありません。普通のことを普通に書きます。

その前に、ツアーの常識をもう少し。
ツアーにはフリープランが多いもの(ホテルと移動手段だけついたもの)と現地ガイドのプラン、
日本から添乗員がついていくプランがありますよね。順番に高くなっていきます。

また、よく旅行代理店に行く方はパンフレットにも種類があるのに気づくかと思います。
冊子になった豪華版、方面を限定した3-5ページ位の簡易の冊子。そして1枚でモノクロ印刷のもの。
実は同じツアーでも料金が違うのです。もちろん、豪華版の方がモノクロよりも高いのです。
まずは豪華版を出して人を集め、状況に応じて簡易の冊子、逼迫するような場合はモノクロ版を出す。
例えば28人以上催行と書いてある場合に、数名足りない、あるいはキャンセルがあった時など。
そういう時は、同じツアーなのに安く設定して募集し催行条件を満たそうと考えます。
会社としても当然の措置だと思うし、客としてもありがたいでしょう。催行されない方が嫌ですから。
だから、「すぐに行きたい!」って人はそういうツアーを探してみても、良いかと思います。
間違っても「絶対に行きたい」って人が、安くなるのを待つってのは止めた方がいいと思います。

また、最初に書きましたが観光方式(車窓、入場、下車など)は全てパンフレットに書いてあります。
というか、書かないと駄目なんです。だから、ささっと見たい場所は車窓の方がいいという考えも。
その代わり、興味のある場所については入場観光がついているプランを選んだほうがいいでしょう。
旅行代理店が一生懸命作成したパンフレットなので細かい所まで見て楽しんでください。
(これも料金のうちですから)


以外に曲者なのが「航空会社未指定」というプラン。
もちろん、指定のほうがありがたい。でも、指定と書いてなくても実は決まっていることが多いのです。
直前まで決めていないような旅行代理店は恐ろしくて使えません。
ただ、確か何かの規則(法律かどうかは知らない)で、名前を「出せない」というだけです。
もしかしたら他の航空会社への配慮かもしれません。だから「未定」ってあっても教えてくれる時もあります。


そして、「同行者を選べない」と書きましたが、完全には選べませんが絞ることくらいは出来るかと思います。
例えば、新聞に募集がかかっているプランは高齢者が多いとか、学生向けってあったら学生が多いとか。
また、雑誌に載っているタイプのツアーはその雑誌を講読している層が対象になるでしょう。


後、せっかく添乗員付きのプランにしたのだったら、添乗員はフルに使ってやってください。
何か困ったときだけ使うには勿体無いです。普段からバンバン使うと旅が充実します。何しろプロですからね。
添乗員にしても、苦情だけ言われるような旅(仕事)は面白くもないし、やりがいもないと思います。



ここまでは、まあ、常識。ただ、あまり誰も触れたがらない事がもう一つありますね。
誰でもうすうす気づいているでしょうが、それを敢えてメリットというかどうかは分からないって人も多いかと。


ここから先は、特に旅行が好きではないだろうビジネスマン、自営業主、自由業、政治家や芸術家などなど
多くの人にとって「常識」にしてもらいたい事を書いておきます。


「旅は出会い」という常識です。しかも、相手はこちらから選べるのです。
旅行中というのはオフ(仕事ではない、余暇、あるいはリフレッシュ)って考える人が多いと思います。
そういう時に「いい人」に出会うとうれしいものです。

ま、ここまで言ったら分かると思いますが、人脈作りには本当にもってこいなのです。
そして先ほどもいいましたが、「ある程度、客層を選べる」んですからより確実性が高い。
わざと高額ツアーに申し込んでみるとか、いろいろとありますよ。
また、出発地が地元のものだと比較的住所も絞り込めます。

誰にとっても、飛行機の中の時間や空港での膨大な待ち時間ってのは嫌なもの。
でも、ビジネスチャンスと考えると・・・・本当に有意義な時間であります。
もちろん、旅の間に仕事の話なんて野暮なことはしてはいけません。気持悪がられるだけです。
旅の間は、「自分の素顔」を見せることにするのです(自分にとっては素顔かどうかは知りませんが)。
ちょっと親切にしてあげるとか、話を親身になって聞いてあげるとか。

仕事上の付き合いの人は信頼しない人でも、旅で出会った人は信頼してみようって人は多いんでは?
また、ちょっと険悪なツアーなどでしたら余計に「いい人」って目立つし。

定年退職した人だからってあきらめてはいけません。
そういう人こそ、人脈は大きいものですから。
ご夫婦で旅行なさっていて、旦那の事を若い人によく言われて嫌がる奥様もいないでしょう。
「定年ですか!長い間ご苦労様でした。どんなお仕事されていたのですか?」とか街中では非常識でも、
旅だと結構話すものですよ。何事も「さりげなく」。この辺りはプロの方なら説明する必要もないでしょう。
「あぁ、君との旅は本当に楽しかったよ」って言われるようになれば一人前。
もしかしたら「何か手伝えることがあるかもしれない」って言われるかも。
そういう人は100人に1人であっても重要です。なかなか得がたい人になるのではないでしょうか?


僕は、そういう意味で「ツアーは決して馬鹿にしてはいけない」と思います。
旅慣れていても、そういう所には気づかない人も多いのです。
個人手配でも人脈は作れるかと思いますが、難易度はツアーの方が格段に低いと思います。
暇な時間、待機時間などが非常に多いし。

個人的には、この話題にくいついて来る人が、真っ当な人であって欲しいです。
(宗教がらみ、ネットワークビジネス、悪徳商法・・・・・嫌いなので)


以上、「海外旅行はツアーがいい? 個人手配がいい?」でした。
自分に合った方法はどちらだったでしょうか?
もしかしたら、ずっと海外旅行を渋っていた旦那様(仕事人間)を引き込む事が出来るかも!?(笑)


あ、そうそう。
せっかく海外旅行にいって「ケンカ」するのは、ツアーでも個人手配でも非常に「無駄」です。
どんな事があっても、喧嘩なんかにならないように、おおらかな気持で楽しみましょう。失敗も経験ですから。


これで終わりにする予定でしたが、もう一つだけ続けます。

海外旅行はツアーと個別手配、どっちがいいの?  その2

2011年11月07日 23時12分53秒 | どっちがいいの?
まずは、「その1」をご覧下さい。

前回、ツアーの事を書いたので、今回は「個人手配」の事を書きたいと思います。

もちろん、ツアーのデメリットがそのまま個人手配のメリットにつながります。
ただ、全部が全部、良いことだけで無い事も事実。
何しろ、自分が選ぶレストランやホテルがツアーの所より下って時もざらにありますから。


最大のメリットは「自分で旅プランを作る喜び」にあるのではないでしょうか?
もちろん、ツアーにしても「どこに行こうか」とか「何泊くらいしようか」とかいろいろとあると思います。
でも、それよりも遥かに多く、選択肢が出てきます。
それらが煩わしくないという人には、本当に楽しい作業だと思います。
これらが無限大のメリット。

また、メリットの一つに「安くいける」というのもあります。
今は航空券もホテル手配もネットを利用して簡単に出来ますからね。ホテルが出している特別なプランも簡単に利用できます。


他には「マイペースで旅行できる」というものがあります。
朝が弱い人は最初からそういうつもりでプランを立てることが出来ます。
朝食が要らない人やランチは軽めの人もいつもと同じようにしよう、とか。逆に朝も昼も夜もガッツリ頑張るぞ!って人も。
また、この土地ではガッツリいってこの土地では観光を優先するため軽めに、とか。
スーパーに近いホテルを選んで地元の人のように過ごすことも出来るんです。
それからレンタカーでの旅も出来ちゃいます。そうすればもう、無限大の行動範囲。
サッカーが好きならサッカー観戦、オペラが好きならオペラ鑑賞。海外の映画館も楽しいですね。

もちろん、「行き当たりばったり」な旅行も可能
全てが自由といっては過言ではありません(プラン作成時には少なくとも)
人にせかされるとか、人に迷惑かけちゃ駄目だっていう気持ちって意外にストレスになりますからね。


ただ、全ての結果について、自分(あるいは自分達)で責任を取ってください。
失敗も全て、です。人のせいにばかりしたがる人とは同行しない方がいいでしょう。
これが唯一のデメリットかな?


いろいろと難易度の高そうに見える個人手配ですが、実は意外に簡単だったりします。

「言語の問題」ですが、実はどうにでもなります。
一番初歩的な「旅の会話」なのですが、たくさんの本が出ております。
そして、自分の国内での旅行を思い出していただけるといいと思うのですが、
実は「他人とはそれ程話していない」事に気づくと思うのです。
買い物する時も、ホテルに泊まる時も。ルームサービスを頼む時もそれ程の単語を話しているわけではないのです。
つまり、「国内旅行で必要な単語」=「海外旅行で普段から使う単語」だと思ってください。
現地の人と触れ合うのが趣味って人は、多言語をマスターするのも苦痛ではないだろうし、
普段からそれ程話さない人は、海外に行っても話さないのが現状。
挨拶とかサイズとか色とか、食べ物の名前とか(これとこれっていう人もいると思うけど)。
後は「トイレはどこですか」とかね。そういうのは大体、旅の会話帳みたいな本を見たら書いてあります。

もちろん、もっと本格的にいろいろと見たい場合は、現地で通訳を雇ったりガイドを雇えばいいと思います。
実際、いろんな国に日本人がそういう仕事をしておりますし、現地の人の日本語能力も相当なものですし。
少なくとも日本からスタッフ連れて行くよりは、現地の事情に通じている人を連れて行くほうがいいと思います。
(ストライキや渋滞、お祭りなどの情報に詳しい事が多いので)

もちろん、困ることも多いと思います。何かのトラブルに巻き込まれたり。ガイドも通訳もいない場合。
でも、そういう時は海外旅行保険であったり、クレジットカードのデスクなりでも解決代行してくれると思います。
僕はよくアメリカンエクスプレスのデスクを通して交渉したりします。そっちの方が楽かなと。無料だしね。


「ホテル、レストランなどの予約について」
これもハードルが低いです。全て日本語のサイトも多いし、クレジットカードのデスクに任せても構いません。
必要なのは「何を重視するか」を明確にすること。予算、場所、バスタブの有無、部屋のタイプなどなど。
レストランの予約は、日本ですることも出来ますが、現地でホテルのスタッフに頼むことも出来ます。
僕は大体、ホテルのコンシェルジュ(いない所はフロント、あるいはアパートのオーナー)に頼みます。
その場合も、話せない時は事前に「レストラン名」「時間」「人数」くらいはメモしていくといいと思います。
また、「近くのオススメのレストランは?」って聞いてもいいと思う。ホテルは本当に使えます。
場所が不明瞭な場合は、ホテルでタクシーを呼んでもらい住所を伝えてもらえばいいと思います。
帰りはレストランでタクシーを呼んでもらい、ホテルの名刺などを渡せば大丈夫かと。
(その辺を走っているタクシーだといざという時恐いですから、呼んでもらうほうがいいと思います)

どこがいいか、っていうクチコミも今は簡単に出てきます。
店の名前と都市の名前を入力すれば、すぐに出てきます。もちろん、日本人が行っていたら日本語で出てくるし。
英語で書いてあっても点数や星の数で判断することも出来ますし。

鉄道に乗る場合も、レンタカーを借りる場合もそれ程難しくはありません。
その国の言語で書いてあって、分からない場合も意外となんとかなります。
同じジャンルの日本のサイト(JRやトヨタレンタカー)を見て、入力を求められる欄を覚えておけば、大体通じます。
後は同じようなことをした人がいないかネットで調べるだけ。難しくは無い(度胸はいるけど)
地理感覚が分からない場合でも、google mapなどで調べておくとつかめてくると思います。

「プランニングが出来ない場合」
まあ、全く出来ないって事はないと思いますが、国を決めて場所も決まっているけど、
何をしたらいいか分からないっていう人は、まず旅行会社のパンフレットや情報誌をみたらいいと思う。
ツアーの内容を自分でやってもいいわけですから。
全く同じ内容のものをやってもツアーよりは安くなると思う。ツアーの保証を受けることが出来ないから当然です。
特別に提携して安くなっている、っていう場合もあるかと思いますが誤差の範囲でしょう。


個人手配のハードルは確実に下がってきております。
ネットをフルに使える人には、少なくとも国内旅行と同レベルなんじゃないでしょうか?
翻訳ソフトも半分は信用できるし(単語レベル)、地図やナビもソフト次第で簡単に使える。
不安な「いざという時の対応」については、海外旅行保険デスクやカードデスク、ホテルのフロントなどを利用することで回避できる。
要は「面倒だけど、自分でやろうとするかどうか」だと思います。調べれば何でも出てきますので。
大使館や領事館もすぐに調べることが出来るしね。
また、英語圏以外での英語の利便性もかなり大きい。
お互いの言葉が分からない所でこそ、英語はありがたいと思います。
現地語を全てマスターするってのはちょっと無理ですからね。


これを見て、「意外に簡単だな」って思った方は個人手配も考えてみたらいいと思います。
「無理」ってのは自分で決めることなのです。やってみたら意外と出来るもの。
まずは国内旅行から練習してみるとか。


でも、世の中にこういう人がいます。「ツアー客=旅行初心者」と考える人。
「個人手配している自分は凄いんだぞ」って考える人。

場合によっては、こういう人は「大きな損」をしている可能性があります
ツアーの魅力は「誰でも簡単に旅行が出来る」という事以外にもあったりするんです。

次は、「ツアー最大のメリット」について話したいと思います。
有能な人なら誰でも知っているだろう事。
常識ですが、知らない人はいつまでも分からない・・・そういうタイプの事です。

海外旅行はツアーと個別手配、どっちがいいの?  その1

2011年11月06日 23時52分27秒 | どっちがいいの?
記念すべき第一回目の「どっちがいいか?」は・・・・

海外旅行はツアーがいいか、個人手配がいいか?」とします。


まず考えるのは「言葉が話せないからツアー」とか「お金を節約できるから個人手配」とか・・・そういう類のものだと思います。
だからそこからまず考えて行こうかなと思います。


海外旅行に行くには、当然「言語の問題」と「予算の問題」と「泊数の問題」と「準備期間の問題」と・・・
たくさんの問題が出てくると思います。

ここでまず分岐が出てきます。それは、「それらの事を考えるのが好きかどうか」という事。
「面倒だよ」って人は、同行者に任せるか、ツアーにするか、あるいは単純に行かない方がいいと思います。
また、「海外なんて行かなくても日本にも行っていない所が多いし」って人は海外を国内に当てはめてツアーか個人かという視点で見てください。


そういう前提を踏まえたうえで、まず最初に「ツアー」の事を書いてみます。

ツアーは誰でもイメージしやすいと思います。
旅行しようかなって思ったときに、最初にするのが旅行代理店のパンフレットを見に行くか、本屋の情報誌を見るか。
そこで様々な写真からイメージして、どこに行こうかなーって。非常に楽しいひと時ですね。
ある程度方面が決まれば、パンフレットを吟味。大体の日数と予算が書いてあります。
たくさんの箇所を回れるものや、比較的自由に選べるものなど。

ツアーのいい所。それは「プランを提示してもらえる」という事。
その国にどんな所があるかよく分からない人にはイメージも湧いて来るしいいと思います。
後は予算と出発日を決めればいいんですから、時間的余裕の無い人には一番です。
また、最近は「二週間以内に出発」っていうプランなどもありますので、急に時間がポツンと空いたって人にも門戸が開放されております。

面倒な事は全て手配してもらえるのもツアーのいい所
添乗員がついたプランだと、美術館や博物館の説明も付きます。
予約の必要ももちろんありません。
言われたとおりにバスに乗っていれば、世界遺産級のものをたくさん見学できます。

また、いろんな所に一気にいけるので、旅の上級者でも「とりあえず最初はツアーかな」って参加する事もあります。
いろいろ行って気に入った所があれば、次は個人手配でじっくり来よう・・・いわば下見ですね。
次は彼女を連れてこようとか親を連れてこようとか・・・。

後、いざという時にもツアーは強いと思います
急に現地で災害に襲われるとか、飛行機が飛ばなくなったとか。
個人手配だと頼るのは自分だけですが、ツアーの場合は添乗員がいる。
いない場合でもツアー会社にどうすればいいかを教えてもらえる。
また日本にいる家族も、ツアー参加の方が確認の時に便利だと思います。
海外での災害のニュースの時の様子を思い出して見たらいいかと思います。


次は大体のツアーのデメリットです。
ツアーには「ご飯がまずい」「見学したい所を見学できない」「移動ばかりに時間をとられる」「体調が悪くなっても自由が利かない」「土産物屋ばかり寄らされる」「ホテルが中心から遠い」などのデメリットがあります。
(もちろん、高額ツアーの中には全てをカバーしてくれるものもあります)

「ご飯がまずい(事が多い)」のは、団体で入れる店は基本的にキャパが大きく、一斉に出てくる料理というのは美味しくないことが多い。
これは国内旅行に限らず、あなたの近所のお店を見てもそうだと思います。
大体の人は、同じ予算を出すなら冠婚葬祭に使用するお店よりも、こじんまりとしたお店の方が「美味しい」と感じるだろうと思います。
また遠くから友達が来た時に接待する店もそういうお店だと思います。
でも、ツアーの場合は時間的制限が多いので、仕方が無い。
また同じお店でも、ツアーのメニューは節約メニューが多い。作り置きメニューの比率も高いし。
お店の中の一等席ではない可能性も高いし、ワインリストもツアー用の可能性が高いです。
また、ホテルでの食事もバイキングが多かったりします。言葉が通じない所では「見た目」で選ぶことが出来るので良いという点もありますが、やはり味は期待できないでしょう。
だから余程の高額ツアーでない限り、食事には期待できないでしょう。


「土産物屋ばかり寄らされる」というのは、そういうお土産物屋さんとツアー会社は組んでいて、バックマージンを貰います。
売り上げの@%という感じ。だから、安いツアーだとトイレ休憩とか言って土産物屋ばかり寄ることに。
もちろん、トイレは長蛇の列。だってバスで来ている=たくさんの人が同時にトイレに行くんですから。
しかも、本当にトイレが少なかったりしますので、死活問題にもなりかねません。
次にいつトイレがあるか分からないと思うと、それ程トイレしたくなくても行っておくのが普通ですからね。
だから土産物すらも見れない時もあります。


「見学したい所が見学できない」というのは詐欺だろ?って思いますが、そんな事はありません。
見学といっても、いろいろと種類があります。
例えばJTBの場合ですと、「入場」「下車」「外観」「車窓」と4種類あります。
入場は誰もが考える見学。中に入ります。
「下車」ってのは、バスから降りて見る、という事(散策に近い?)。反対に「車窓」ってのはバスから見るだけです。
「外観」ってのはパッとみて終わりって事でしょうか?それとも本当は入場できる所だけどしない、って事?
外観と下車の違いは僕には分かりません。会社によっては「入場」「下車」「車窓」と3種類。
だから、ルーブル美術館(車窓)と書いてあったら、ただ通り過ぎるだけです。
バスから降りて集合写真を撮ることも記念撮影する事もかないません。
それどころか、自分の席の反対側だったりしたら非常に観難いかも知れません。
でも、詐欺だといっても無駄です。パンフレットに書いてありますから。


「移動にばかり時間がとられる」は・・・・・当然です。移動手段がバスの可能性が高いですから。
これは国内旅行でも思い当たる方が多いと思います。また、一度にたくさん見て回ろうとしたら当然一箇所一箇所での観光時間が少なくなります。
そうすると相対的に、バスでの移動時間が長く感じることでしょう。


「ホテルが中心から遠い」も然り。中心から遠いとホテルは安いのです。どこも同じ。
また、基本バス移動する事を考えると、中心地にホテルがあると面倒なのです。
渋滞に巻き込まれるし、集合する時も待機する場所が必要ですし。
それに街に近いと勝手に出歩く人が増えてしまい、その分問題もおきやすいからっていう主催者側の都合もあります。
また、いくら中心に近いといっても、安いツアーの場合は他の危険もあります。バスタブがないとか、お湯が出ないとか、周辺の治安が悪いとか(もちろん、これは個人手配でも注意する点ですが)


「体調が悪くなっても~」は仕方ありません。
自分ひとりのせいで他の人の予定を変更するわけにはいきませんからね。
非道かと思いますが、逆に自分が変更される立場に立てば分かると思います。
大事な新婚旅行で、他人の体調不良(しかも昨晩の飲みすぎが原因)のせいでヴェルサイユ宮殿の入場見学が、車窓見学になってしまったら離婚原因にもなりかねませんからね(笑)
だからこそ、「体調管理」は重要なのです。翌日のためにも程ほどに飲酒したほうがいいかと僕も思います。


大体、こんな感じですが・・・・その他ツアーで問題になりそうなのは「同行者が誰か分からない」という事。
いろーーーんなタイプの人が参加しますから・・・そりゃいろいろとあると思いますよ。いい意味でも悪い意味でも。


こんな事書くといかにも僕が「ツアー否定派」な感じがしますが、決してそうではありません。
実はツアー最大のメリットは別にあると思うのです。
それはまた後ほど記事にします。


その2へ続きます

「どっちがいいの?」 大前提

2011年11月05日 19時09分49秒 | どっちがいいの?
新しいカテゴリ作ります。

「どっちがいいの?」というもの。
どっちの料理ショーみたいな感じです。でも白黒は付けません。

例えば、「パソコンを買う時、自作がいいかメーカーがいいか」とか
「旅行する時、ツアーがいいか個別手配がいいか」とか
「量販店で買い物をするとき、現金値引きがいいかポイント還元がいいか」など。

ま、言ってみれば「人によって違う」ものを対象にしたいと思います。
つまり、どういう人はこっちを選べば満足度が高くて、どういう人が反対を選ぶといいか、という感じ。

これは、他人に提示する時もそうだと使えると思います。親とか友達とか。


んで、大前提
相手に何か薦める場合ですが・・・・相手によって言うことを変えろ、という事。
また、自分をよく知っている事が重要になってきます。

人間には二通りあります。
よく営業などで使われる「片面提示」「両面提示」という言葉があります。
その言葉を使って説明します。

片面提示とは、文字通り片方の提示だけをする方法。
「おい、これとこれ、どっちがいい?」と聞かれたときに「こっちです」という奴。
説明を求められたら説明するだけ。そうでなかったらそれで終わり。
これで文句を言わない相手だとこれが一番いい。
また、双方無駄が無くすっきりしている。

両面提示とは、対象の「メリット・デメリット」を説明する方法。
また、二つあればそれぞれのメリットデメリットを提示します。
もちろん、その上でどっちがいいかは相手が決めればいい。

よく「相手が低学歴だと片面提示がいい」といわれますが、僕はそうとも限らないと思う。

相手がどういうタイプかを判断するのは重要ですが、それは学歴じゃなく性格だと思う。
優柔不断な人には片面提示。全部自分で決めたがる人には両面提示。
提案するこちらに責任を押し付けてくるような相手には両面提示。

また目上の人などに多い「おい、お前の意見を聞いているのだ」という人には片面提示。
両面提示してもどっちみち、「んで、お前はどう思う?」と聞かれるのがオチです。
もちろん、提案したからには責任もある程度背負う必要があるでしょう。


相手がどっちのタイプか分かっている人には、最初から一つの提示。
分からないときは、最初に聞いてもいい。「長所と短所の説明がいりますか?」とか。
世の中には、過程などどうでもいいって人も多いんです。


僕の経験上、両面提示を必要としている人ってのは意外に少ないように思います。
本当に何も知らない人に、あれこれ言っても困らせるだけですから。
また、「お前を信頼している。プロとして意見を求めているんだ」って人も多い。
つまり、メリット・デメリットを踏まえた上で、相手にはどっちが合うかってのも含めて
自分に判断を仰いでいる場合。

その場合、ある程度質問くらいはしてもいいと思う。何を重視するか、など。
全く材料も無く、判断できませんから。
ただ、最終的に自分としての意見は言ったほうがいいと思います。キッパリと。


人に物を提示するってのは難しいもの。
でも、「どっちがいいんやろなー?」って人に聞かれる事は多いと思います。
このカテゴリは、そういう事を聞かれる事が多い人、あるいは読み物として
楽しめる人のために作りました。


だから、とも言えますが、「ズバリ、どっちだよ!」と僕に聞いてくる人は
このカテゴリは無視してください。状況も書いてくれるなら別ですが。
両面提示をしますので、その上で「あぁ、俺にはこっちがいいかな」と思う人、
あるいは他人に片面提示する時に、「あぁ、この人にはこっちの方が合ってるかな?」って感じで利用してください。


もちろん、僕も完全な理解の無い分野も多いと思います。
勘違い箇所があれば指摘して下さい。



そういう意味では「お得なサービス」カテゴリとは別な感じですね。