★clausewitzのひとりごと★

45才既婚男です。雑多なブログですがコメントお待ちしております。

残された料理

2012年04月24日 22時59分33秒 | 料理屋さんへ一言
久しぶりにこのカテゴリーの記事を書こうかなと思います。
(本職の料理人さんが誰も見ていないかもしれませんが)(笑)


それは、料理が残されていたら・・・という事。


それはお互い、あってはならない事。
(中国のように、必ず少し残さなくてはいけない、って国は別として)


お店の方はこう思うでしょう。

「残すくらいなら取るなよ」
「汚い食べ方をして・・・嫌な奴だな」
「どういう教育をされているんだ」

まあ、当然です。せっかく一生懸命作ったのに残されたのですから。
その上、デザートだけは食べるとか言い出すし(別腹~♪)


ただ、客としてはどうだろう。


基本的には・・・・余程の人ではない限り、「出されたものは食べよう」と思っていると思います。
何しろ、自分が働いた給料の一部なんですから、勿体無い。
第一、残すって事には罪悪感があるでしょう。


それでも、残したのです。


その心境をお店の方は考えるべきかと。


残す原因ですが

「その前の料理が多すぎた」「頼みすぎた」
「味付けが合わない」
「想像と違った」(他のものを試したい)
「デザートを食べたいから、おなかのスペースを空けておく」

という感じですか。
店側としては、自業自得だ、って思われるかと思います。
そして半分はそうだと思います。

しかしながら、半分は別に理由がある。

例えば、多いというのであれば、事前に少し説明をするとか。
外国の悪徳なお店では「これでもか!」っていう量を提供し、その分の値段をもらう所もある。
それは例外としても、「こちらの料理は少し多いのですが」と一言あれば注文数を減らしたり出来る。
(あるいは商品自体の量を見直すとか)
大盛り店じゃあるまいに、同じ味のものをそんなにたくさん食べたくはありません。


また、味付けの問題は好みの問題とも言える。合わない人は別の店へ、と。
それはそれで分かります。僕も合わないと思った店へは二度と行きませんし。

でも、同じメニューを複数の人が残したら・・・ちょっと考えてみるべきですね。
下げられた皿はすぐに廃棄されるのだと思いますが、気になるなら少し食べてみたらいいかと思います。
僕は時々、「メッセージ」として残すことがあります。
(誤差のレベルを超えていると思う時に限りますが)
ほとんどのお店は、そのメッセージに腹を立てるかと思いますが(当然ですね)、ピンときてくれたらうれしいです。


いつもと同じ様に管理されたものを、いつもと同じ様に作っても、出来上がりに差が出ることがあります。

わざとでは無いにしても、残されたものには意味があります。
そのメッセージを無視するか、あるいは教訓とするかは人によって違うかと思います。


そうやって調べてみると、腹の立つ残飯共も教材になるかもしれませんね。