マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

気は持ちよう帽子は飾りよう

2012年01月10日 | 半径1mの話
智に働けば角が立つ
情に掉させば流される
維持を通せば窮屈だ
兎角にこの世は住みにくい

・・と、この世は住みにくく出来ているもののようで
いくつになっても悩みの尽きることは無しでございます。
いや、歳を重ねれば重ねるほど悩むべきこと多しと言った感がございます。

齢50と少々生きながらえてまいりましたが、こんなノウテンキな私でさえ
年がら年中ノウテンキに過ごしている訳ではございませんで
それなりに悩み悲しみ苦しみ耐え忍び・・・(ホンマでっせ)
つまり、こんな私でさえ、そういう苦難に耐えた日々があったわけですから
ふつうのデリケートなナィーブなナーバスな(出た!知ってる限りの言葉の羅列)
ご婦人にあらせられましては
風が吹いたと言って思い悩むのは無理からぬことでございましょう。

私の唯一無二の親友Fちゃんと言うのが、3人いる息子さんのことを
何かにつけて心配します。

男子高校生なのに、帰宅時間が遅くなったと言っては心配し
大学で一人暮らしを始めたと言っては、それも心配のタネとなり
キテレツな恰好で帰省すれば、悪い仲間とツルンでおるのではと心配し
大学を中退したいと言い出したら、この世の終わりくらいに動転し

悪徳二男を育てた私からすると、笑っちゃいそうなことばかりでございます。
もちろん私とて、悪徳二男の帰りが遅い夜は、今頃海の底に沈められているのではなかろうかとか人並みに心配をしたものですが

それでもFちゃんに会う度に
どうやったら○○○(私)みたいに、平気でいられると?と尋ねられたものです。

感情のコントロール方法は、人それぞれですから
私の真似なんてできないでしょうし、FちゃんはFちゃん流の接し方で良いのだと思います。
ただ、四六時中心配していては身がもたんじゃろと言うことで
自分が育てた息子を信じなされ、とエラそーに伝授しておきました。

いつまで経っても、いくつになっても子供は親の最大の心配のタネに違いありません。
我ら世代は、これから子供の結婚やら孫誕生やら諸々のビッグイベントが控えているわけで、何かと気を病むことも多いのではと存じます。

そんな中、ほんの少しだけノウテンキ思考でいけたら、自分自身が楽になるのではと思う次第にございます。
私のように、本物のノウテンキかあさんになってしまうのも如何なものかと
思わなくもなくもなくもありませんが。


さてさて

そんなノウテンキ思考と共に、私の頭は日々成長を遂げているようでございまして
入る帽子がありません。

入る帽子を見つけたら、しのごの言っている身分ではありません。
本日、余裕で入る帽子に遭遇し、しかもお値段が特売のすき焼き肉(国産)並みときたもんだ。(どんな例えなんだ)
奇跡のような出来事に嬉しくなって、早速帰宅時に被ってまいりました。

あまりの安さを誤魔化すために、母が愛用しておったミンクの襟巻をあしらってみました。

特売肉が霜降りにバージョンアップしたと悦に入っておりますが
いかがでございましょう






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after





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