マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

父からの電話で

2012年01月28日 | 半径1mの話
数日前のこと、左目に刺すような痛みを覚えたので
またまた網膜に孔でも開いたのかと
一年前の恐怖が蘇り、何とも言えない嫌な感じに苛まれておりましたが
次第に頭が痛くなってきたので、ただの頭痛だったようでひと安心いたしました。
しかし、ただの頭痛にしては身体が鉛のように重たく起きていられません。
眠るしか為す術がありませんが、寝過ぎでまたまた頭痛が悪化するの悪循環に陥っておりました。
そんな時に、実家の父から電話がありました。

父は頻繁に電話を寄越す訳ではありませんが、長電話になるのが常でございます。
こんな時に参ったな・・・と内心思いましたが
心配をかけるのもナンなので、元気ハツラツを装わねばなりません。
これも年老いた親への孝行でございます。

話題は、脳梗塞で入院した父の妹のことでした。
叔母は、ご主人の仕事の関係で若い頃からカナダで暮らしており
70歳を過ぎてから、日本に戻って来たのですが
双方の実家とは、縁もゆかりもない関西地方に居を構えました。
叔母の友人が関西に住んでいるからというのが、その理由でしたが
せっかく見つけてもらったその家も、住み心地が悪いとか何とか言って
すぐに別の家に移り住んだのでした。
叔母のご主人には持病があるそうで、自分の方が長生きするはずだから
そうなったら、父と一緒に暮らそうかしらなどと
いつも自由奔放な事ばかり言ってくるので
父は、叔母からの電話に辟易しているようでございました。

その叔母が脳梗塞になったことについて
いい歳をして、人の迷惑顧みず、好き勝手なことばかりしおって
そんなわがままな性格が病気を作ったんじゃなかろうか。
そんなわがままぶりを放任しておった旦那にも責任がある。
などと父は申します。

それは極端だとしても、
健康を守るための努力を何もしない生活が病気を作るというのは
その通りだと思い、私も少々耳が痛うございました。

例えば、脳梗塞になって後遺症が残った人は
リハビリをするのに涙ぐましい努力を強いられるが
どうして、その努力を病気になる前にやろうとしないのか
と父は申します。

父は、お酒も飲みますし煙草も吸いますが
独自の健康法を長年実践しており、85歳にしてどこも悪いところがありません。
読書と囲碁と株式の勉強で頭も冴え冴えとしております。

昨日の電話でも
120歳まであと四半世紀あるんだから、まだまだこれから一旗あげられるよ
などと私が茶化すと
すかさず、25年じゃなくて35年だぞ!と計算間違いを訂正されたほど
私よりも、頭の回転も速いのでございます。

そんな父と電話で話しているうちに、数日間悩まされていた頭痛も治まったのですから不思議でございます。
おそらく父からの電話がなければ、ずっと寝込んでいたに違いありません。
おかげで、本日は眼科に行くことができ、レーザー治療の経過も良好とわかり
ひと安心でございました。
このままの好調をキープできたら、経過観察も次回で終了とのことでした。


早く病院と縁が切れるよう、勝手気まま過ぎる生活を改めて
健康維持のための努力に励まねばと思っているところでございます。




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