鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

お天王さまでした。。

2008-07-20 | 南摩

昨日、梅雨明け宣言。
今日も暑かった。。

今日は鹿沼市西沢1区の八坂神社のお祭り、通称お天王さまでした。

西沢町の八坂神社は、金子家の氏神として祭られています。
伝承によると金子家の祖先が凶作と疫病に苦しむ村びとを救うために、八丈島の八坂神社から宝暦11年(1761)に神像2体を迎え、家々に廻して祈願したところ、疫病もなくなったということから村びとは喜んで、それから西沢で祭ることになりました。
そののち安政3年(1856)に神興が作られ、春秋2回巡幸(天王さま)が行われることになったということです。(鹿沼のさとめぐり 鹿沼史談会より)



毎年恒例の地域の伝統行事です。
御神体をおさめたお神輿をかついで、お囃子と一緒にまちの会所16ヶ所を威勢よく練り歩きます。



でね、この神輿を担ぐのが、容易じゃないんですよ。
何しろこの神輿がズシリと重い。
いったい何㎏あるのか分かりませんが、四方を4人で担いで歩きます。
思い起こせば3年前。下番といわれる世話方の前年の役回りのときです。
肩にタオルをあてて担いだのですが、最初の会所に着くまでに肩が悲鳴をあげてました。


まじ、最後まで行き着くことができるか、ゾッーとしたことを思い出します。。
9時に出発して3時過ぎまで、もう最後の方は激痛と暑さと酔いでヘロヘロ状態。

3日間は全身が筋肉痛で、壊れかけたロボット状態でした。。
いい経験といえばそうなのですが、、まじキツかった。
ヤサ男?には、酷というものです。。
なんて小生の思い出話は置いといて、、



会所ごとにお祓いして、酒、飲み物、お菓子、果物、煮物などが振舞われ、飲んで食って休んで、一日中町を練り歩きます。

この坂、えっちらおっちら太鼓を押すのが一苦労。。




一ヶ所目の会所で袋がいっぱい。。


御神輿とお囃子のあとを、子どもからお年寄りまで大勢の住民がついて回ります。
祭りが終わるころには、持参した大きな袋がお菓子やジュースでいっぱい。
袋が4つ5つになる人も。。。

長老がいうには、昔は酒がこんなときしか飲めなかったそうで…つまりただ酒ってことですかね。
しこたま飲みすぎて、すぐに喧嘩が起こったそうです。

子どもたちも頑張ってますよ。。






このような行事を通して世代間交流や連帯感の醸成が図られ、地元への関心を持つようになってほしいですね。

さてさて、つぎの担ぎ番は何年後かなぁ、、