鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

むかしばなし

2008-07-24 | 西大芦

むかしむかし、下野の国のあるのところに、車を買った学生がいましたと。
彼は、車を買ったばかりで、乗りまわすのが楽しくて
夜な夜な友達を誘って、山道を走り回っておりました。
石裂だ、入粟野だ、小来川だ、細尾峠だ、と
二人とも下野国外の出身だったんで、
地図をみながら、県内探検をしておりました。

そんなヤツらが、前日光に目をむけたのは、自然ななりゆき。
ある夜、地図を見ていた@NOAは、(あ、いっちゃった
「粕尾峠から古峰ヶ原へ抜けよう」
と、車の持ち主を誘い、いつものようにでかけたのでありました。

・・・地図によっては、県道58号「草久足尾線」は、
古峰ヶ原から粕尾峠まで開通しているようにかかれています。
確かに、歩いてなら行けそうです。

深夜、粕尾峠を左折し、勝雲山方面へ突入。

数十分後・・・
ダートにはまり、Uターンを決意。
崖に落ちないよう、車の外に出て誘導するのは、助手席のツトメ。
キツネだかタヌキだかクマ()だかの目が光る中、
顔がマジになるほど怖い思いをし、
(お化け屋敷なんか比較になりません
なんとか粕尾峠へと帰ってきたのでありました。

後日、リベンジにと、古峰側から粕尾峠をめざして見つけた看板。

「DEAD END」 直訳、死んで終わり。
2人して爆笑でした。