SEG春期講習E3ターム(3/28~4/2)アンケートからです。
新高1生のVさんです。
本人意思での受講です。
■本を読むことが嫌いすぎて、自分で選んで読み切った本は20冊もあるかどうか。学校では日本人として読むべき作品を先生が選んでくださり読むという宿題が出ます(年に9冊程度)。行き帰りの電車片道20分の中でいつもはほんの5・6ページ理解するのにいっぱいいっぱい。そんな自分が恥ずかしくて、バカに思われそうで嫌だった。本の内容が一目でわかるマンガは好きだった。活字となると嫌でたまらなかったのに、今では1分で5・6ページ以上読める。昔の自分はカスだったなとしみじみ感じた。でもそれは自分の力だけではなく、周りのできる人たちがいたからだと思う。初回からケタ違いの結果を出している人が多くて、ビビった。でも、理解度もスピードも上がった自分を信じて読みたくなった。
「Vさんの最終5回目の主なスコア」たてサッケイド24数字ランダム30・39・38・41 数字BP13-8(1分)22-4(2分) 漢数字一行三→2,118、一→486、九→216 たて一行64・58 ロジカルテストCタイプ10/13・14/14 スピードボード5×510/11・13/13(3分)イメージ記憶8/40(1分)24/40(45秒)倍速読書3,500字/分・理解度A-―学習院女子 新高1女子―
以下は、Vさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 1,029字A-「本を読むのがきらいで遅いのが悩み。自分の目の動きがはやまったのが嬉しいです」(数字ランダム14・15・20 スピードチェック23・29・28・30 イメージ記憶25/40(2分)36/40(1分30秒))
2. 2,400字B 「「1」の文字をさがす訓練が大変だった。本は途中からBで焦りながらだったのであまり楽しくなかった」(スピードチェック28・25ロジカルA19/19(3分)・22/22(3分)イメージボード○◎●△)
3. 4,200字B+「自分が本当に理解できているのか分からなくなった。数字だけは上がっているのが不安になった」(スピードチェック27・27ロジカルA14/22(3分)・26/28(3分)イメージボード◎△●◎)
4. 3,000字B+「行間が広いからかもしれないが、自分の見ている行がふえているのに、行を間違えたりしていない!! 5日目はもっと読めるようになりたい」(スピードチェック29・32 ロジカルB29/30(2分39秒)・27/30(2分28秒)イメージボード◎◎○◎ イメージ読み61個(2分))
5. 3,500字A- 「本を読むのに5分で飽きてしまう上、内容がぜんぜん入ってこなかった。今ではすごい内容に集中できるようになっている。速く読めるようになったかは分からないが、たのしかった」(スピードチェック英単23・30 イメージボード◎○◎◎)
受講前の速読への印象は、「速読訓練にとても期待していて、速く読めるようになるものだとしか思っていなかった(内容はとくに考えていなかった)」。
受講目的は、「速く正確に読めるようになるため。本が好きになれるようになるため」。
効果的トレーニングは数字BPシートと倍速読書。
理由は、「数字BP:視野を広げ、そこからポイントを自分で探せる力がつくから。倍速読書:本に慣れて、自分がどれくらいのペースで読めるのか、実権できるから」。
「昔の自分はカスだったなとしみじみ感じた」の「昔」は5日前ですから、変われば変わるものです
以前にも書いていますが、この学校の子たちも自分の思いをちゃんと書ける子が多いです
Vさんが面白かった本は、最終回の小説。
理由は、「読みやすい会話文が多かった。内容がよろしくなかったから」。SEGの高校生には支持率が高い作品です。現在、作家は芥川賞選考委員ですから、まとももまともな「内容がよろしくな」い小説です。
・教室前。散髪前↑散髪後↓
Vさんは、読書に関してはまだ歩き始めたばかり。
学校も近いので、池袋への通学を考えてもいいのではないでしょうか。
書いている内容もサバサバしていて魅力的です。文演にも興味をもってほしいです。 真
※クリエイト速読スクールHP