教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
Tさんの「トレーニングコメント」
Tさんは千葉県に居住する、24歳の新司法試験受験生です。
6月1日から10月8日まで、約4か月をかけて、ユーキャンの通信講座『新速読講座』全55回(49時間)を修了しました。
Tさんの読書速度は800字/分から2,400字/分に。3倍にアップしたことになります。
そしてTさんは、10月1日にクリエイトの無料体験レッスンを受け、10月11日から、教室で、いきなり最長のフルタイムコース80回(120時間)に申し込み、通い始めました。
BTRメソッドの速読トレーニングでは、教室でも通信講座(通教)でも、トレーニングが毎回終了するたびに「所見欄」にその日の感想を残すようになっています。
ここに、Tさんの「通教」でのコメントを幾つかご紹介します(ご本人の了解済みです。別に、実名を公開する訳ではないので、「了解済み」などと、大げさに言うことないのですが)。ある程度、大きな流れが見えてくると思います。
通教コメント。
序盤。第8回目、「イメージ記憶」のポイントがつかめない。第11回目、速く読めている気がしない。第17回目、「倍速読書」のAとBの差が出ない。
中盤。第18回目、試験の朝にトレーニングすると試験の調子がいい。第32回目、「イメージ記憶」トレーニングのおかげで、集中力を養えた。第33回目、新聞が以前より数段速く読めるようになった。
終盤。第41回目、速読トレーニングが筋トレや基礎体力作りであるという実感がわく。第47回目、「たて1行ユニット」で探している文が全体の中から目に入ってくるようになった。第55回目(最終)、もっと速く読めるようになりたい。通います。
「通信講座」という難物に対し、一人忍耐強くトレーニングに励んだTさん。通常であれば、あとは新司法試験の勉強に全力を注ぐという展開のはずです。
しかし、Tさんは貪欲でした。
10月11日から、池袋の教室に本当に通いだしたのです。
今度は、Tさんが教室に通ってからの「所見欄」のコメントを全てここに記録しておきます(もちろん、これもご本人の了解済みです。くどいから、もう書きませんね)。全80回からすれば、コメントはまだ序盤、始まったばかりですが。
教室コメント。
第1回目、初めてやるトレーニングがあったのでとても楽しかった。第2回目、「イメージ記憶」を頑張って時間を縮めたい。第3回目、教室の緊張となごやかさがとてもよいと思う。第4回目、周りに人がいることで集中力がついた気がする。第5回目、「視野拡大」がとりわけ課題である。
第6回目、やっとB読みの感覚が分ってきた気がする。第7回目、「昨日より今日」「前より次」速読向上は自分との勝負。第8回目、「イメージ記憶」をもっと頑張る。
トレーニングを積み重ねていたからかTさんの読書スピードは、すぐに4,000字/分に。第8回目は分りやすい実用書だったので6,000字/分まで。
そして本日(10/23)。
第9回目、周りに速い人がいるとよい刺激になる。
というコメントです。ちなみに、今日の読書速度は、4,800字/分。
「倍速」の本は、『知的ストレッチ入門』 日垣隆 (大和書房 2006年10月5日発行。ホヤホヤです)という本でした。魅力的な目次にそむかない中身です。ぜひ、読んでみてください。
多少遠方で、教室に通うかどうかを迷う方は、「通信教育で出来ますか?」「教室に通学した方がいいですか?」というようなことを、質問されたりします。
通信教育で出来ます! 少なくともBTRメソッドの『新速読』は出来ます。でも、東京近郊の千葉に住むTさんは、ダイレクトに教室に通ったほうがずっとよかったと思います(ただ、アグレッシブなTさんなら、通教で苦闘したからこそ、いま楽しく教室でトレーニングできている、と、考えているのかもしれませんが)。
東京・埼玉・千葉・神奈川の方は、教室に通うことをお奨めします。片道1時間半以内で、教室か通教か迷う方は、どうぞ教室に通ってください。
Tさんを見ていて、余計なお世話を言いたくなったしだいです。
Tさんは、現在、法科大学院の入学試験の発表待ちです。
法科大学院に進んでから、あるいは、その先にある法曹者として独り立ちしてからのことを考え、いまは徹底した基礎体力作りに精励しているんだろうなと思います。それも、相当に楽しみながら。 真
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Tさんの努力は、ズレていないんです。
教室の良さは、何より各トレーニングへの向かい方にズレがあったりすると指摘できることです。
もちろん、「ものは言い方」ですから、言葉には注意しますが。
私たちスタッフは、Tさんの努力がスクスク成長するように応援するだけです。
たかたかさん、もし、速読受けたことありませんでしたら、ぜひ一度「体験」においでください。お待ちしています。生徒さんでしたら、失礼しました