教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
本当に歯が立たなかった
SEG春期講習D3ターム(3/22~3/27)アンケートからです。
新高2生のJ君です。
本人意思での受講です。
■近ごろ学校の勉強をしているうちに、自分の処理能力に限界を感じはじめた。しかし、今回、自分のさまざまな能力はさらに伸びるはずだと思い、受講した。初日に先生の言った「速読訓練で身につくのは速く読む力だけでない、長く集中する力です」という言葉に「速読」の概念をひっくり返された。速く読むだけに焦点を置き努力しようとしていた自分を深く恥じた。訓練が始まるまで自分はクラスの中でトップレベルにいられるのではないかと思っていた。私立中高一貫校から、高校で都立の進学校へと移ったのだ。正直その時はたいした労力はいらなかった。高校に入ってからも勉強等に力を入れるわけでなく、それでも一定の成績をキープできていた。しかし、ここは自分がどうやっても勝てない分野が出てくる訓練がいくつもあるのだ。本当に歯が立たなかった。しかし、休みなしで大量に行われる訓練に四苦八苦しているうちに、自分のスコアは確実にのびているのだ。たくさんの情報を処理できる、記憶できる、その思いは日を重ねるごとに強くなった。最終日には、初日の数倍のスピード7,000字/分で本が読めていた。講習を終えた現在、自分の潜在能力に驚嘆している。可能性はまだまだ眠っていたのだと感じた。これらを発見できたことは、他でもないこの講座である
「J君の最終5回目の主なスコア」たてサッケイド46 数字ランダム30・40・37・41 数字BP14-4(1分)23-4(2分) 漢数字一行三→2,610、一→1,740、九→796 たて一行61・60 ロジカルテストCタイプ12/15・18/20 スピードボード5×511/19・17/20(3分)イメージ記憶22/40(1分)36/40(45秒)倍速読書7,000字/分・理解度A―H校 新高2男子―
以下は、J君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 2,769字A-「ほんとの本を読む時は他の人に負けなかったのに、なぜ練習分では解けない? 顔がめちゃ熱かった」(数字ランダム20・20・15 スピードチェック33・39・36・36 イメージ記憶20/40(2分)35/40(1分30秒))
2. 4,500字B+「位置イメージがまったくできなかった。なんで周りの人はできるんだろう? 代わりにスピードチェックがよくできた。A+で読むのとBで読むのでは同じ時間で倍以上違うと知った」(スピードチェック40(59秒)・40(58秒) ロジカルA20/23(3分)・27/29(3分)イメージボード△△△△)
3.10,500字A-「イメージボード全勝した。コツをつかむだけで違った。ロジカルテストがひどかった。自分の限界なのか……? 最初から順番に書いて(以下不明)」(スピードチェック35・40(56秒) ロジカルA27/29(3分)・23/25(3分)イメージボード◎◎◎◎)
4. 8,750字A 「男なのに女子用ヒントの方がわかりやすい。ロジカル伸びない。イメージ読み30秒で読んだが心配なのでもう1分読んだ。イメージ記憶1.5ページあたりからイメージしやすくなった」(スピードチェック40(55秒)・40(57秒) ロジカルB17/25(3分)・24/28(3分)イメージボード●◎◎◎ イメージ読み93個(1分30秒))
5. 7,000字A 「イメージ記憶がすごいレベルアップした。待ち時間でも忘れなかった。すべてのものが伸びて効果を実感できた」(スピードチェック英単34・39 イメージボード◎◎◎◎)
受講前の速読への印象は、「限られた時間でひたすら本をパラパラめくり続ける(テレビで見たイメージそのまま)」。
受講目的は、「文章を読む力をつけて、たくさんの仕事を効率的にこなせるようにしたい」。
効果的トレーニングはイメージ記憶。
理由は、「イメージ記憶:2つの単語を頭の中で結びつけ、イメージとして認識する。これは「暗記科目」の勉強のために行うことそのままであり、これを速くこなせるようになったことは、今後の勉強に大きくつながると思ったから」。
ふだんの勉強なら「一定の成績をキープできてい」るとのこと。
J君の次の行動は、ロジカル的にはひとつしかないと思いますが、どうでしょうか。
不思議と「J君」は記憶に残る子が多いです。
秋の文演が「まだまだ眠ってい」るJ君の潜在能力にまた気づかせてくれるかもです。
その前に、速読。中盤をもっと鍛えてほしいです。ムラッ気も修正したいところです。
飽きるとか、つまらないとか、そういう話はずっとずっとずっと先にあるものです。
なお、SEGの初速が速いのは、『A-(わかる+急ぐ)の限界で読んでください。あしたから、もっと読みにくい未読の本を読んで速くしていけば、文句言われなくてもすみそうですから』と、初日のラスト・初速計測時に話しているためです。
それにしても、J君の初速は速いですが 真
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