これまでもたまにありましたが、最近、体験レッスンを受けた方から「目の動きとかはちゃんと見てもらえるんでしょうか?」というような質問が何回かありましたので、書きます。
本を読むことが苦手なひと・本嫌いなひとほど、「目の動き」がなめらかにとかなれば文章が速く読めるようになると勘違いする傾向にあります。また、それに合わせたかのように、理解力向上トレーニングが用意されていないところほど、目の動きや気持ちの持ち方、姿勢などを強調する傾向にあります。
目の動きで講師が注意することといえば、
1.あまりに目もとに力が入り過ぎていたり、
2.激しく動かそうとしていたり、
3.目の動きのことに注意が向いていて本の中身に気持ちが向いていない
と、判断したときぐらいです(ほとんど「速読」経験者です)。
速読は、当たり前のことですが、本を速く読むことですからポイントは頭の使い方です。その回転をよくすることです。講師は、受講生がこの個別のトレーニングに最大の負荷をかけられるよう、心を砕いています。
SEG生の読書速度が速いのは、頭の回転が速いからです。そこに理解力のトレーニングがかぶさるから異様に速くなるのです。当然、本を読んでいない子、勉強が得意でない子が驚異的に速くなることなどありません。そういう子は、5日間でまず本好きになることを目指してもらいます。
頭の回転を速くするために、BTRメソッドには、序盤があり、中盤があり、終盤の倍速読書があります。
そして、読解力を高めるために、文演を用意しています。 真
追記 2010-04-23「文章内容を理解してください」
※クリエイト速読スクールHP