教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
そして「速読」の力を高めるために多くの方法が準備されている
SEG「速読による能力訓練」D2ターム(3/25~3/29)から、「K君」とともに居残ってアンケートを書いていたF君について書きます。
■この講座のことを知らない人が、講習の様子を見たら、何と思うだろうか。失礼な話、奇妙だと思うかもしれない。然し、この「奇妙さ」の裏には、「能力をみがく」という目的に対して「速読」という手段があるのである。そして「速読」の力を高めるために多くの方法が準備されている。則ち、全てが体系的に結びついているのだ。この事実に気付くと、「奇妙」などとは最早言えない。
講習初日は、能力という一見つかみどころのないものを対象にしている講座だけあって、自分に効果があるか正直半信半疑であった。そんな心配は杞憂だった。日増しに集中力の高まりと速読力の向上が実感できたからだ。5日間終えた今思うことは「ここで止めたらもったいない」ということ。まだ伸びそうな気がするのだ。継続は力なり―(月並みの言葉だが)。スコアが芳しくなかった「イメージ記憶」を重点的に取り組んでゆきたい。
この5日間は一生ものであった。将来使える能力の礎を築けたのである。礎の上にどのような世界を「クリエイト」できるかは、ひとえに自らが本講習で得たことをいかに運用するかにかかっていると私は思っている。なぜもっと早く受けなかったのか。唯一後悔のため息がもれる。ありがとうございました。乱文失礼致しました。(T高 新高2男子)
背伸びした感じのない、雰囲気のある文章です。
受講目的に「昔は本を読んでいたが、近頃は何かと忙しく、読書に時間を割くことができない。忘れかけていた読書の楽しさを思い出せればと思って」と。「読んでいた」からこそ書ける文章です。
「F君の最終5回目の主なスコア」数字ランダム33・33・39 漢数字一行三→576、一→425、九→215 たて一行ユニット46・51 ロジカルテストC10/13・9/12 スピードボード5×521/22・23/24 イメージ記憶16/40(2分)、29/40(2分)倍速読書7,700字/分・理解度A-
以下は、F君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
①1,333字A- 「たてサッケイドのやり方が正しいのか、一抹の不安が残っている。その他はとても頭を使っている印象を受けるものばかりである」
②3,000字A- 「漢数字一行Pで三が流れるように見えたのは、衝撃的だった。思ったより速く読んでも内容はわりとついてきている」
③4,900字A 「先生がおっしゃる「浮いてみえる」ということがわかりかけてきた。これからがとても楽しみ」
④5,000字A 「昨日、「次のターム」の授業内容がスーッと入ってきたのはには驚いた。効果が実感できてうれしく思う」
⑤7,700字A- 「今日という日を忘れることはないでしょう。たしかな手応えと感動をこれからも。ありがとうございました」
言ったとおりに受けていれば、3日目のトレーニング後あたりから、「「次のターム」の授業内容がスーッと入ってきたのはには驚いた」という体験をします。当然、このような実感を得れば素直になり、のめり込んでいきます。
F君の効果的トレーニングは、イメージ記憶。
「一見無関係なものを結びつけることは、日々の生活においても役立つ。こういう打算的な考えをしなくても、感受性が豊かになること、すべてが結びつくことで世界観も広がることは、容易に想像できるから」
彼のような子たちと、これだけで縁が切れてしまうのは残念でなりません。
自分の貯金をはたいてまでここに追いかけてくる子が、もう少しいてもいい気がします
真
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