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クリエイト速読スクールブログ
なおしのお薦め本(18)一流魂b
「俺は誰にも歩み寄らない(笑)。本は歩み寄る必要なんてないし、遠くにあって、読む人がそこから何かを引き出すものでしょ。歩み寄ってくるものは媚びているものだから、まず嘘だと思ったほうがいい。自分が引き出せる内容のあるものにだけ意味があるんですよ」
「ふと考えると、俺はめんどくさいことを考えたくないから、めんどくさいことを考えているのかもしれない、とも思う。一度とことん考えて本にすれば、もうそれについては考えなくて済むから、すごく自由になれる。考え抜いたあと、その部分の脳の機能が失われてるような気がするしね(笑)。そうやって書いたものをどう読むかは読み手の問題で、答えを著者が握っている訳じゃない。自分がどう読んだのかが、常に正解なんです」
次は、高城剛氏(ハイパーメディアクリエーター)の語る、大切なこと。
「まずは人と会うこと。人に会うことによって、情報が得られる、伝えられる、何かを学べるんです。次に大切なのは、より多くの人に会うこと(笑)。そして3番目が、このまますぐにパリに飛べるような体力」
次は、くらたまなぶ氏(自称「立ち上げ屋」。株式会社リクルートで14のメディア創刊に関与)の、自分を振り返った話です。
「『とらばーゆ』を創刊した後でしたが、深夜に仕事が終わり年下のアルバイトの女性を相手に、いい気になって理屈をこねた『○○論』をぶったことがある。その子は頬杖をついて、私の顔をじーっと見ていた。最後に『ヘンな顔ー』と一言。30分の大弁論が、『ヘンな顔ー』で終わり(笑)。
ものすごく反省しましたね。でもそのときいただいたショックは、逆にとうとうと論じる奴がいると逆襲するときの武器に使わせてもらってる。デジタルとアナログの融合とか、とうとうと論じる奴には効きますよ」
次は、富野由悠季氏(アニメーション監督)の、仕事上の心構えについてです。
「僕が仕事を始めた当時、テレビ漫画みたいな仕事をする連中は社会人として不適格者だと烙印を押されているような時代でした。僕はそれに対するコンプレックスが強かったんです。だけど、そういう自分の気分に取り込まれていって、発想するものとか、作ったものを、子供に観せて、いいモノが作れるだろうか?
私自身、アニメーションの監督としてこの仕事に携わった時、子供に観せるものであればあるほど、健やかでありたいと思っていきました。言ってしまえば、コンプレックスが固まっている人間にとっての唯一の意地です」
次は、森永卓郎氏(経済アナリスト)の人間関係論です。
「私、人からモノをもらうのが得意なんです。私自身も営業をやっていてわかったんですけど、いろんな販促グッズをつぎ込んで、いろいろモノをあげても人は言うことを聞いてくれないんです。逆にいかに相手から気持ち良くモノをもらうかというのは、いかに上手く営業できるかというコミュニケーション能力の高さに似ているんじゃないかと思います」
次は、おちまさと氏(プロデューサー)の話です。
「今の時代で一番重要なのはいかに“場の空気を読む”ことができるかなんです」
「それができれば、面白いことが言えなくたっていい。今の時代、優先順位の第一位はそこなんです。自分がつまらなかったら、喋らなくたっていい。喋らないことで空気を壊したら、またダメなんですけどね。このサジ加減ができるかってことが一番大切です」
最後にオマケとして、高田純次氏(タレント)の発言を紹介しておきます。
「今、高1だと次は高2だよねー」
「台湾に行ったら台湾の人ばっかりでビックリしたよ」
「スゴイ、笑うと笑顔になるね」 なおし
※5月3日(木)4日(金)5日(土)は、祝祭日のため、 3連休とさせていただいております。
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だいぶ時が過ぎているため、メンバーが
懐かしく感じられました。亡くなった方もおられ
残念です。
みなさん「一流」と称されるだけあって
さすがの言いようですね。個人的には明和電機さん
江川達也さんあたりがよかったです。
少しでも近づけたらいいですね。
おやすみなさい。
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