第78期文演（21/11/20～22/2/5）アンケートからです。
きょうは、システムエンジニアのＲさん。
2021-11-19「思考の動線の無駄が除かれ、」のＲさんです。
Ｒさんの文演アンケート
Ｑ．1 当講座をどんな目的で受講しましたか？
Ａ．1 当初は関心のなかった文演。松田さんに勧められるまでは、学生でもなく文章をよく扱う仕事を担当しているわけでもない自分は対象外だと決めつけていた。ブログを読んでいて、松田さんに勧められる人とそうでない人がいることがわかった。アンケートは読んでもよくわからない内容もあった。しかしよくわからないからこそ、文章を書く力以上の何かが身につくのではないかという気がして受講を決めた。
Ｑ．2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか？
Ａ．2 厚みのある文章と薄っぺらい文章、内容が入ってきやすい文章と躓きがある文章。これまでそういったジャッジは感覚頼みだった。今回それらを根拠をもって見分ける視点が養われたと同時に、プロの編集者や作家の技術がいかに優れているかを思い知らされた。厚みのある文章、内容が入ってきやすい文章を書く力には、他人の文章を厚く読めるか、強く伝えたい内容を読み取れるか、という読む力が多分に含まれていると思った。速読との相乗効果が期待できる。
Ｑ．3 宿題の「要約」はどうでしたか？
Ａ．3－1「授業前」 指定字数に収めることに苦労した。1～2行足りなかったり余ったりの繰り返しを経て完成させた。優先順位が低いと判断した言い回しを極力削った。指定字数にふさわしい情報量になっているかや、段落分けが適切かどうかはまだ納得感がない。
Ａ．3－2「授業後」ほかの方のコメント、松田さんの指摘などをふまえると、自分の要約は機械的だと感じた。文の間の連携がいまひとつで読みにくい部分があった。伝えたい内容を拾うまではよかったが、その中の重みづけをわかっておらず、平均的に分散させてしまった。こういった問題点は、自学で文章読本を読んだり要約の練習をしたりしても自覚できなかったと思う。
最終回より前に配られた資料の中で、要約のヒントだったことに最終回の中で気づいた箇所もあった。込められた意図をどこまで汲み取れるかは、仕事や試験で差がつくポイントであり、ずっと試されていた、鍛えさせようとしていたのだとわかった。
Ｑ．4 全体的な感想をお聞かせください。
Ａ．４ 期待を上回った点はいくつもある。ほかの方の鋭いツッコミ。なるほどと思わせる伏線。おまけの資料。最終回のおにぎり。学生時代授業は話半分で内職ばかりしていた自分が、毎回2時間半近く飽きずに聴いていたこと。よくわからなかったブログのアンケートが、受講後に読んだら違うものと疑うほど共感できたこと。
マイナス点は強いて挙げるとすれば、マスクだったこともあって声がこもらないように気をつかったこと。
以前の自分のように文演よくわからない、と考えている方にこそ受けてみてほしい内容だった。速読のスコアが急に上がったときのように、あいまいだったものがクリアに理解できたときの感動をいろんな方たちに体験してもらいたい。
このご時世のもとで、スケジュール通りに開講してくださった松田さんと、裏方を担当された講師の皆さまに感謝いたします。
「松田さんに勧められる人とそうでない人がいることがわかった」は、簡単です。アンケートを読んでです。入会時アンケートや10回ごとアンケートを読んで、受けてもらうと喜んでくれそうな生徒さんに声をかけているだけです。
「マスクだったこともあって声がこも」るのは、この2年ほどほんとに大変です。教卓前の感染防止ビニールが、さらに生徒さんたちの声を、生徒さんどうしでも声を遠くにしています（もともと、こちらには右耳難聴もありますが
）。
今回の文演最終回では、あまりないことが発生しました。
ふだんならＲさんの某2行は不要と斬り捨てるのですが、ほかの28行がしっかりと繋がっていたため、『あってもよいという判断が生まれます』となりました。滅多にないことでした
Ｒさんは大学院（理系）を出て、すぐに仙台から上京。
そしてすぐにクリエイトに入会しました。
速読は、きょうで52回。すでに受講50回目アンケートは届いています（速読はこちらから）。
Ｒさんはプラス5回がありますので、あと3回受けられます。
50回を超えた部分は、全員フルタイムになります。 
真
※クリエイト速読スクールＨＰ
