教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
マッチョな受講生の溜まり場
2022-08-23「時間の許すかぎり、本を読み漁りたい」のYさんについて。
大学4年生で、公認会計士試験受験生です。
まず、Yさんの第32期平日朝トレアンケートです。
Yさんの朝トレアンケート
1. 自宅からクリエイトまでの時間をおしえてください。
・30分
2.受講動機は?
・クリエイトのプログラムは、すべて受けてみたかったから。
3.5日間連続受講しての感想をお願いします。
・マイナス ・午後になると、とうてい勉強できないほどに眠くなった。昼寝をスケジュールにいれることで何とか乗り切った。朝トレ後に出社する社会人の方々は、体力オバケである。
・プラス ・1日がとても長く、充実したものになった。・松田さんとのおしゃべりが楽しかった。会話の中で、ブログの文章と書き手が一致することがあり、推理小説の種明かしを読んでいる気分であった。・受講回数100回超えのマッチョな受講生の溜まり場になっていることが、朝トレのなによりの魅力であった(特に平日)。もっと宣伝していいと思う。Uさんの鍛えぬかれた目の筋肉は、見惚れるものがあった。・とくにマーク100。予習は相当タフだったが、イメージ記憶の手法を用いて長期記憶を形成する、効果的な訓練になった。お題も、知っていると日常が豊かになる分野であったため、楽しく取り組むことができた。
4. 開始時間は何時何分ならベストですか?
・ 特に要望はない。
5. 10点満点で何点ですか? 足りない部分はどんなことですか?
・10点 。密度の濃い1週間を過ごすことができ、満足している。新参者としては、もっと常連メンバーみなさんの観察がしたかったので、曜日ごとに席替えがあったら面白いかも、と思った。
Yさんは第32期平日朝トレと、続く第22期土日朝トレを7日連続で受けています(受講49回~55回)。
上記は、7日通し(22/8/22~8/28)のアンケートとなっています。
「曜日ごとに席替えがあったら面白いかも」は、すでに試していますが、どうも落ち着かないようです
次は、Yさんの受講60回目アンケートと最新スコアです。
「Yさんの受講60回目アンケート22/9/2」
マイナス・なし
プラス・【ロジカルテストは凄い!】 ロジカルテストでの頭の使い方は、文章執筆時に必要なプロセスとそっくり。文演の要約を提出した直後の受講で気がついた。「ロジカルテストは凄い!」という興奮が、ロジカルテストDタイプでの停滞の一番の原因になっている。
文演や日頃の訓練を通じて、文章は緻密に設計できるものだと気づき、その奥深さに驚いた。文系がロジカルテストに弱くても仕方がないというのは、とんでもない誤解だった。「◯◯さんは理系だから文演を楽しめるはず」という松田さんの言葉も、今なら理解ができる。自分自身、まだ受講途中であるが、文演は全ての人におすすめしたい。
【速読の価値は高まっている】 情報と共に生きていくにあたり、「引き出す力」と「押しつける力」の二つが求められているように思う。「引き出す力」とは、自分が求める情報を的確に集めてくる能力であり、これがあってはじめて学びのスタートラインに立つことができる。それに対し、「押しつける力」とは、選びとった情報を、脳内に取りこむ能力のことである。いざ、お目当ての情報を前にしても、集中力や理解力の壁があるため、頭の中へスルリとは入っていかない。頭に吸収されるそのときまで、文字通り「押しつける」必要がある。
この二つの能力のうち、「押しつける力」の価値が、相対的に高まっているように感じる。理由は二つある。第一に、万人の「引き出す力」が急激に増したからだ。インターネットの登場により、検索という手段が一般的になった。もちろん、大量の情報の中から、正しい情報を探し当てる能力には個人差があるものの、検索機能によって「引き出す力」の平均値が高まったことは間違いない。第二に、「押しつける力」が衰えやすい時代だからだ。ひとたびスマートフォンを手にすると、アルゴリズムがレコメンドする情報にのまれ、粗悪なドラッグのような情報を押しつけられる。受け身でコンテンツを消費する人間側は、能動的に押しつける力を失う一方、機械学習により精度をあげるアルゴリズム側は、その引力を増していく。ここに抜けだすことのできない負のループが完成する。
インターネットの普及により、こうした変化が起きている今の時代に、速読の価値はいっそう高まっているはずだ。情報のほとんどは文字という形をとって保存されており、情報を脳内に取りこむことは、文字を理解することと同義である。つまり、すばやく文字を理解できるようにするトレーニングは、情報を頭に押しつける力を鍛える訓練になる。さらに、クリエイトの場合は、押しつける力を鍛えるだけでなく、集中力や理解力の障壁をくずし、情報の通り道を整えるアプローチもとっている。考えれば考えるほど、素晴らしいプログラムだと思う。
【濫読の必要性】 食材を手にいれるのが容易な時代になった。農家や牧場を訪ねてまわる必要はなく、スーパーに行き、お金を払いさえすれば、だれでも食材を買うことができる。今の時代に、家の冷蔵庫に牛肉があることを自慢する人がいたら、みな苦笑いするだろう。食材をいかに調理し、どんな料理を作れるか。その料理や調理スキルにこそ価値がある。
美味しい料理を作れる人は、舌が肥えている。舌が肥えている人は、色々なものを食べている。料理人を目指すのであれば、食わず嫌いではいけない。作る前に、まずは食べることが必要なのである。
情報を手にいれるのが容易な時代になった。専門家を訪ねてまわる必要はなく、パソコンを開き、検索ワードを打ちこみさえすれば、だれでも情報にアクセスすることができる。今の時代に、ただただ知識をひけらかす人がいたら、みな苦笑いするだろう。情報をいかに咀嚼し、どんなアウトプットを出すか。そのアウトプットや思考力にこそ価値がある。
高い思考力の持ち主は、自分なりの価値観を持っている。自分なりの価値観を持っている人は、色々なことを学んでいる。人間は言葉を使って考えるため、この学びは、読字という形でもたらされる。思考力を鍛えたいのであれば、読まず嫌いではいけない。創る前に、まずは濫読が必要なのである。
「Yさんの受講60回目の主なスコア22/9/2」たてサッケイド126 数字ランダム600・650 漢数字一行〇→9,540、三→10,820、一→11,700 たて一行ユニット240・264 スピードチェック37/40(46秒)・28/40(39秒) かなひろい55/59(45秒)ロジカルテストDタイプ21/26(3分)・23/25(3分)イメージ記憶9/40(30秒)21/40(30秒)倍速読書『いじめを生む教室』21,600字/分・理解度A-「序盤とスピードチェック、スピードの上げ下げ(速度と精度のバランス調整)ができるようになったことで、倍速の読み方の幅が広がりました。また、同じスコアであっても、肩の力が抜けていたり、目の動きが滑らかになっていたりと、昔とは違う意味をもっていると感じます。朝トレでたくさん通っている人がいる事実に気づけたのが、この10回の一番の学びでした」
Yさんは、妹さん・弟さん・高校/大学の友人2人の紹介などで総受講回数が120回を超えています。
ちょうど折り返し地点を回ったことになります。
もう飽きたよ、とならずに完走してくださいね 真
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