本当に“恐るべし速読”である

　ＳＥＧ「速読による能力訓練」Ｅ3ターム（3/31～4/4）アンケートから、新中3生Ｐ君のコメントです。 

　　   　 ■僕は本が好きだ、とは胸をはって言える。しかし、多忙により、読む量は年月が流れるのとは反比例して減少し、今では月1冊読めるか？　読めたらいいな、程度の意識。こんなことではいけないと感じていたところ、ちょうど速読があったので、ためらわず入ることに。正直、訓練は“こんなの意味あるの？”という思いが多いまま1日目が過ぎた。1日目からなかなか寝られなかったので本を読むことにした。すると、1冊の内容がすらすら分かり、“本ってこんなに面白いのか”と改めて実感した。2日目からますますおもしろくなり、また、数年前のようにおもしろく本が読めはじめ、今では机に向かいっぱなしになってしまった。また、視界が広がったためか、去年より桜が美しく見えるようになり、本を読む以外にもメリットはたくさんあるのだと感じた。本当に“恐るべし速読”である。今度は文章の書き方を教えてください。―Ｓ中　新中3男子―

     　　  「Ｐ君の最終回の主な数値」数字ランダム90・91・90　漢数字一行三→7,200、一→7,098、九→3,415　たて一行ユニット210・216　ロジカルテストＣタイプ11/12・10/18　イメージ記憶15/40（1分）29/40（1分）倍速読書44,100字/分・理解度Ｂ＋　

   「Ｐ君の初期値」数字ランダム24・25　漢数字一行三→160、一→135　たて一行ユニット58・90　スピードチェック27・25・29・27　イメージ記憶20/40（2分）、33/40（1.5分）

　最初から、高いスコアを出しています。

   以下は、記録カードの5日間の分間読字数と理解度とコメントです。

　①初速2,118字Ａ「まず頭が痛いです」②8,520字Ａ「本を最後まで読めず残念」③12,600字Ａ－「ロジカルテストを早くできるようにしたい」④25,900字Ｂ「だんだん読む速さが早くなっていてすごい」⑤44,100字Ｂ＋「●●の本はどれもおもしろい」

  好きな作品は、「『カラマーゾフの兄弟』の特に中巻」。

 また、嫌いな作品は恋愛小説。「私は恋愛ものが大嫌いです」と書いています。

 これからは、ロジカルやイメージ記憶などで中盤を鍛えるべきです。

 まだ、時間はたっぷりあります。


　
 きのう日曜日3時15分からのコマに「中3の夏にＳＥＧで『速読』を受けた」という21歳の若者が、体験レッスンを受けにきていました。

 数字ランダム35・36　たて一行ユニット55・55　スピードチェック55秒・48秒　ロジカルテストＡタイプ28/30（2分11秒）53/55（3分）

 ＳＥＧで5・6年前受けているとはいえ、いきなりスピードチェックを終了していました。明るい好青年でアレコレ話していました。

 そのなかで、盛んに聞いていたのは歴代の記録でした。

 「最近鈍ってきています。あのときのキレを取り戻したいです」とも。

 「知識を集める際の最適化を図りたいです」と、アンケート用紙に記入しています。

 東大医学部の学生さんになっていました。

 Ｐ君は、彼のような青年と張り合えばいいのです。 　 真

　後記。「21歳の若者」は、その後、多数の出版物を出しています。