2020-09-12「速読により一層興味をもった」のNさんについてです。
外資コンサルです。
まず、Nさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです。
「Nさんの体験レッスンの主なスコア20/8/29」たてサッケイド23 数字ランダム16・17 漢数字一行〇→225、三→161、一→120 たて一行ユニット29・34 スピードチェック33・34 ロジカルテストAタイプ23/24(3分)・28/30(2分41秒)イメージ記憶28/40(2分)38/40(1分30秒)初速1,500字/分・理解度A
「Nさんの体験レッスン(入会時)アンケート20/9/5」・「体験感想」トレーニングの内容によって得意不得意が非常にはっきりと分かれていたのが印象的だった。・本を読む際、何がボトルネックになっているのかが浮き彫りになったとともに、それぞれの能力をレッスンを通じ、自分で考えているよりも伸ばしたり、補強したりができそうに思え、速読により一層興味をもった。・「入会を決めた理由」仕事の中で大量の資料を読む機会が多く、それを効率的に、より速くできるようにしたいため。・本を読む習慣はあるものの、時間の都合で中断してしまっている本も多く、そうした本を一挙に読めるようになれば、より多くを得られるようになると考えたため。
以下は、Nさんの受講30回・40回目アンケートと最新スコアです。
「Nさんの受講30回目アンケート20/11/7」
マイナス・朝トレを通じた、短期でのスコアの急上昇に実感がいまいちついてきておらず、今後それを超えていくというハードル高いものに感じられてしまっている(というよりも実際に高い)。今の状態であれば、ブログに記載のアンケートで書かれていることからヒントを探し、改善につなげるということができると思う。改めて過去の記事をいろいろとあさってみたい。
プラス・短期的に集中して一番変わったこととして、序盤における感覚があげられる。ランダムシート系では時折、かなランダムであれば一つの行が、数字ランダムであれば同じ桁の数字が、探さずとも目に飛び込んでくる感覚を覚える。それでも調子に波はあるため、その感覚をつかんだと思いきやその次の回には雲をつかむがごとく見つからない、ということを行ったり来たりしている。長期的にはその感覚が当たり前のものになると期待している。
・30回あまり通う中で、ようやく速読の型のようなものが身についてきたように思う。多少込み入った概念についての説明であっても、情報を適切な方法で処理をすることで、スムーズに構造的な理解ができるのだということを日々実感している。スピードと理解度はトレードオフだと考えていたが、情報の認識や処理が効率化されていくことでスピードを上げる分には、むしろリズミカルに論旨をとらえられるのだということに気づいた。そのことと関連して、ロジカルテストの意味をあまり理解できていなかったが、つい最近ようやくその意味が腑に落ちた。単純な論理関係を把握し、それを正確に整理して頭に叩き込み、それをもとに問いに答える。これはまさしく、本の論旨を抽象的に理解し、文脈をつなぎながら、脳内であれこれと問を立てていくという、本を読む際に脳内で行っていることに他ならないのだと実感した。今後レベルが上がっていく中で、どのように洗練されていくか、または新しい読み方が身についていくのか楽しみに思われる。
「Nさんの受講40回目アンケート20/12/1」
マイナス・特になし。
プラス・現状の自分のスコアや読書速度は、体験当時の自分からすれば理解不能な水準に達しつつあると思う。しかし、たて一行で500回オーバーを出す方など、現状の自分からしたら想像もつかないようなスコアをたたき出す人がいまだに無数にいる。まだ突き抜ける余地が大きく残されていると示されていることに感謝を感じつつ、いかにそれを超えていくか、各種目のスコアを因数分解し、改善の余地を貪欲に検討していきたい。そのうち伸びるだろうの精神で取り組んだロジカルCで時間がかかってしまったことからも、漫然と同じことを続けていて大幅な成長が見込まれることはないのではないかと思う。
・スコアを伸ばすためにエネルギーが必要になり始める時期に臨んで痛感するのは、生活習慣がワーキングメモリに与える影響の大きさである。実感ベースでは、調子がそれほど良くない時と比べ、調子が良い時は30%ほど記憶の保持能力が高くまた同時に考えられることの量も多い。おそらくクリエイトでの訓練以外でも同じことが起きているはずであるので、日ごろから運動や睡眠や食事などを通じ、何をすれば調子をコントロールできるのかを把握していく必要を感じる。
・受講回数が40回にも及ぶ中で、おおむね自分の視覚的認知や、情報処理における特性が見えて来たような気がする。前者の場合、自分は移動するものをとらえる能力と比べ、立体的に焦点の深さをコントロールする能力があまり高くないように感じる。左右の視力の差が大きいからなのか普段、どちらかの目でしか物を見ていないのではないか、と気づくことがレッスン中にあった。また中盤に関しては、ロジカルテストやイメージ記憶の出来は体感する頭の調子と実際の出来がほぼ一致するが、スピードボードに関しては毎回ほぼ例外なくよくできる。他の方のスコアを見ていても、“ワーキングメモリ”という言葉で十把一絡げに語られがちな中盤といえど、スコアの出方に明らかな差があるように思える。それぞれがどのような能力を反映しているのか、考えてみる価値がありそうに感じている。そのうえで、自分にとって何が有効な打ち手であるかを考え、試行錯誤していくことがスコアを伸ばすうえで重要になっていくと思う。
「Nさんの受講41回目の主なスコア20/12/3」たてよこサッケイド7 数字ランダム95・90 数字BP50-2(1分)96-2(2分)漢数字一行〇→18,000、三→13,500、一→8,400 たて一行ユニット135・130 スピードチェック40(57秒)・40(55秒)ロジカルテストDタイプ28/30(2分43秒)・29/30(2分40秒)スピードボード5×527/30(2分23秒)・30/30(2分26秒)イメージ記憶17/40(30秒)36/40(30秒)倍速読書『小説王』11,400字/分・理解度A-「・イメージ記憶の際、とてもスムーズに、ムリなく単語をつなげられた⑥⑦⑦」※数字BPは37回、スピードチェック・スピードボードは前回のスコアです。
月別受講回数は、9月9回・10月19回・11月11回・12月2回の計41回です。
ちゃんと「過去の記事」を「あさって」いけば、どのようにトレーニングにアプローチしていけばいいのかがわかるように、Nさんたちには頑張ってほしいです。
先輩たちから受けたものを、この先の後輩たちに残しておいていただきたいです 真
※クリエイト速読スクールHP