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楽しい読書=能動的に本を読むことなのかな

  Fさんは30代前半の男性です。

  まず、Fさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートです。

      「Fさんの体験レッスンの主なスコア14/1/21」たてサッケイド18 数字ランダム1822 漢数字一行〇→255三→121、一→100 たて一行ユニット4036 スピードチェック2127 ロジカルテストAタイプ10/11(3分20/20(3分) イメージ記憶16/40(2分)、29/40(2分) 初速818字/分 理解度

  平均的スコアからのスタートです(みなさん初めてだから似たようなものです)

      「Fさんの体験レッスン(入会)アンケート14/1/22」 「感想」速読トレーニングは初めてだったが、読書というより脳の筋トレをしたという感覚が強かった。トレーニングしていくうちに徐々に脳の使い方が変わっていくような今まで感じたことのない時間がすごせました。「目的」さらに読書の量と質を深めたいと思ったのが動機でしたが、それに加えて、能力の基礎力の向上に大きく役立つと感じたのが決め手でした。
 
 
体験レッスンを受けにきたとき、Fさんがスタッフに話してくれたことです↓

 
 「……メーカーで企画や営業の仕事をしていました。現在は無職です。昔から本好きでした。でも働いているときは忙しく、情報を要点だけ摂取するような本の読み方しかできませんでした。今、仕事を辞めて本を読もうとしたら、イメージして読むということができなくなっていました。こういうときはジュンク堂だと土地鑑がある池袋に出かけると、パンフレットが置かれていました。あ、ここだと思い体験にきました……

 
 時間に余裕があったFさんは、1月8回・2月17回・3月16回・4月9回計50回と集中的に通ってくれました。


  以下は、Fさんの10・20・30・40・50回目アンケートと、最新スコアです。

        
「Fさんの受講10回目アンケート14/2/5」
   マイナス
・特に困っていることはありません。つまずきそうな時はブログで諸先輩のコメントを読むことで解消できているのが大きいです。体験時にブログを読むことが重要だと堂園先生が仰っていたことの意味がよく分かりました(話を聞いた当初は分かりませんでした)・当初、イメージ記憶がひどいとき(4/40 2分、13/40 2分)があったのですが(自己嫌悪に陥りました……)、なんとかそのスランプからは抜け出せたようです。とりあえず、トレーニングの目的と目標、そして振り返り(ブログを参考にトレーニング終了後、よかったこと、悪かったことの一言コメント日記を付けています)を意識して今後も集中して受講したいと思います。


     プラス読書習慣の変化。これまでの読書は専ら、専門書ビジネス書などの実用書ばかりに偏っており、自身に読書するよう義務を課した感じで楽しさを忘れていました。最近は長いこと、ほとんど拒絶していた小説や、文化、世界史などのジャンルにも手を出すようになり、ジュンク堂書店で立ち寄るフロアがグッと増えました。とりあえず今は様々な情報に触れたいですし、それが楽しみでしょうがないといった感じです。
 ・読書内容の記憶。何故、上述のような変化があったのだろうと改めて、思い返してみると、倍速で読んだ本のところどころに読書の重要性を説いていた箇所があり、それが自分の心にひっかかっていたからなのでしょう。あれほど負荷をかけて読書すれば、記憶に残らないと思いきや、そんなことは決してなく、しっかりと私の脳に擦り込まれておりました。これもまだたった12回(体験、0回含む)のトレーニングの効果なのかと思うと、その即効性に驚くばかりです。

     
「Fさんの受講20回目アンケート14/2/21」
   
マイナス倍速読書について。倍速読みの際の取り組み方として、以下の方法のどちらがより効果的なのでしょうか。1.一定の負荷(BorB-程度でめくれるページ数)で読んでいく方法。2.徐々に負荷を強くしていく方法(B-) 2.の場合、のスピードでの理解まで(大意をつかむくらい)をあげることに意義があるのか疑問に思いました。

   プラス・最近、専門書の類を読んでいるとき、理解することが楽に感じます。とりわけ抽象的な概念の理解が必要なときに自然と具体的なイメージが浮かぶようになってきたのが大きいと思います。また速読をすることで本全体の大意をつかもうと努力することになるので、一文を熟読するより内容全体の理解を促進するのではとも感じています。

      「Fさんの受講30回目アンケート14/3/10」
   
マイナス・全体的にはスコアは伸びているので満足していますが、強いて言えば中盤のトレーニングが自身が期待するほどの数値に届かないことが多く、もどかしい思いをすることが多いです。手を動かすという動作や正確性が要求されているわけですから当然ともいえますが。序盤のトレーニングはひたすら「視野の広さ」をキープすること。例えば、カウント呼吸で目を瞑りながら目の前の視界がどんどん広がっていくイメージをするなどして、トレーニングへの取り組みの軸とそれを自己暗示することで序盤は取り組みやすくなったのですが、中盤において取り組み際の有効な意識付けのポイントなどありましたら、御教示ください(今はせいぜい正確性に固執しないようリラックスしろと唱えているだけです……)。


   プラス・トレーニングを通じて集中することへの考え方が変わってきました。これまで集中力というのは無意識下にあるもので、「集中する」というのは、むしろいつの間にか集中している状態、自然発生的なもので、加齢によって、そのような潜在能力は衰えていくものだと思ってましたし、トレーニングによって補完されるのであれば良いなといった期待をしていました。しかし、最近序盤のトレーニングを意識するようになってから、意識的に集中力を引き出すことは可能であり、そしてそのためには手順(作法)が重要なんだと思うようになりました。そして、その手順はトレーニングに組み込まれており、心身の一致(カウント呼吸法)、集中すべき対象へのコミット、制限時間への意識にあると感じています(勝手な解釈で恐縮ですが……)。なかなかまだまだ集中力の高低はありますが、残りのトレーニングで何とかモノにしていきたいですし、何より今後仕事をしていくにおいて、この点に気付けたことは大きな武器になるものと思います。

     「Fさんの受講40回目アンケート14/3/26」
   
マイナス・残すところ、あと10回となりました。まだまだ道半ばといった感なのですが、私のスコアから特に注力した方が良いと思われるトレーニングがあれば御教示下さい。

   プラス・最近、読書スピードをコントロール出来つつあるように感じ、普段の読書が充実しています。30回からは倍速訓練において意識的にC-読みを加え、それぞれの読みのスピード毎の理解度に違いを確認するようにしたことで、予めページをめくらなくても理解度に応じたページ数をめくることができるようになってきたと思います。その効果からか、一冊の本を読むにしても、メリハリをつけた読書が可能になってきているのと骨子を掴みやすくなったと思います。

     「Fさんの受講50回目アンケート14/4/14」
   
マイナス・特になし。

   プラス・当初の目的だった「読書を楽しめるようになりたい」は達成されたと思います。倍速では読み慣れていない小説、プライベートでは実用書を中心の読書パターンだったのですが、作家毎に異なる文体の違いや、フィクションを通じてのぞける作品のメッセージを(倍速の中でなかなかしんどかったのですが)いつのまにか楽しんでおりましたし、実用書も40回あたりの頃から文章を読みつつも頭の中で論理を構造化(図式化)することが自然とでき、大変読み易くなりました。楽しい読書=能動的に本を読むことなのかなと最近思います。とりあえず50回が終わりましたが、まだまだ満足できてません。またいつか帰ってきたいと思います。有難うございました。

  
   Fさんの受講50回目の主なスコア14/4/14」 よこサッケイド85 数字ランダム8788 漢数字一行〇→7,395三→5,310 たて一行ユニット169168 スピードチェック4056秒4058秒) ロジカルテストCタイプ30/302分44秒30/302分59秒) イメージ記憶7/40(1分30秒)、23/40(1分)  倍速読書『楽園のカンヴァス11,700字/分 理解度※数字ランダムは前回、スピードチェックは前々回のスコアです。

   ジュンク堂池袋本店1階正面レジに向かって左手にパンフレットコーナーがあります。その第1番がクリエイト。1997年、オープン当日に電話してコーナーボックスに申し込んだのが思い出されます。

    Fさん、お疲れ様でした  

  どうぞ、またいつか教室に復帰してください。
 







       ※クリエイト速読スクールHP                 

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