教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
トレーニング後は100メートルを全力疾走したかのような爽快感でいっぱいになりました
2008-01-20 ブログのラストに、
『「受講感想文」は、ユーキャンの他の講座と一緒でフォーマットが決まっています。書いてもOさんやKさん(1/16)の文字数ぐらいにしかなりません。となると、どうしても「ありがとう」という感謝状の印象が濃くなってしまいます。
1人でコツコツと頑張ってきた方が、こういうものを最後に書く心根自体、本当は凄いことだと思います。
ただ、今後は、もっといっぱい裏にも、あるいは何枚も便箋を自作したりして、「通信教育だからこそ」というような感想が出てくることを楽しみにして仕事をしていきたいものです(目先の利益には淡泊ですが、こういうことにはちょっと欲張りです)。
まだ圧倒的に少ない通教受講生での公式ブログ閲覧者のなかで、55回という険しい崖を這い上がったら「新・速読講座」だからこその面白さを紹介したいという奇特な方が出現するのを、心待ちしたいものです。
BTRメソッドは、教室のなかから「体験記を書いてあげましょう(もちろん、こちらからお願いもするのですが)」という 奇特な方たちが生まれて、大きく育ってきたという経緯があります』
と書きました。
ユーキャン「速読」にも奇特な方が誕生しました
静岡県のI(アイ)さんから「通信教育だからこそ」とい受講感想文をいただきました。きっと、このブログを読んでいただいたのかもしれません。
何より、ユーキャンのベテラン担当者が「……感想文の内容は、松田先生をはじめ、先生方宛への感謝状です。用紙4枚にもわたり、感謝の言葉が綴られている大感謝状です。ぜひ、目を通されますようお願い申し上げます。また、先生の……」と便箋1枚に、いかにこういうことが珍しいかを書いてくれているのが 印象的でした。
I(アイ)さんの「受講感想文」
まず初めに、この講座でお世話になった講師の先生方に心より御礼を申し上げます。先生方の丁寧かつ親切な指導なくして、この講座を終了させることはあり得ませんでした。本当にありがとうございました。
本講座の受講の動機は実に軽いものでした。出産して育児に追われる日々のなかでも何とか読書の時間を作りたい、出来るだけ多くの本を読みたい――ただ、それだけのことでした(今現在ようやくパソコンが直り、公式HPを拝見してただ恥じ入るばかりです……。優秀な学生さんや社会人の皆さんが熱心に取り組んでいらっしゃるのに比べ、自分の動機の何と浅はかなこと)。
しかし通信講座で果たして速読の技術が身につくのか半信半疑でありましたし、何よりも通信で続けられるのか、という不安がありました。
いざ教材が届いてビデオを見てみるとー、あら何だか楽しそう。脳トレのゲームみたい。しかも講師の松田先生の柔和で福々しい{お顔と……とってつけたようになってしまった……}立ち居振る舞いに一目惚れ。目の前に松田先生が居るつもりで早速プログラム0に臨んでみると、想像していた通信講座とは全く違って本当にゲームをしているようで面白く、「これなら私も続けられるかも」と確信したのでした。
それでもプログラムⅡが終わる頃から、トレーニングに慣れてきてモチベーションが上がらないうえ、育児が予想以上に大変になってきたり、生活環境が大きく変わって自分自身が体調を崩したりして、講座そのものを途中で放棄しようと思ったことが何回かありました。1.2カ月トレーニングを休んだこともあります。
そんな状況でも何とかやり遂げることが出来たのは、課題用紙の向こうに先生方のお顔が透けて見えそうなくらいの丁寧な添削と用紙いっぱいのコメントのお蔭です。これは嬉しくて、本当に本当に励みになりました。辛いときは「私のトレーニング結果を待っている先生がいるんだ」と気持ちを奮い立たせて乗り切りました。
トレーニングは毎回手に汗握る勢いで取り組み、プログラムⅣに入るときには、トレーニング後は100メートルを全力疾走したかのような爽快感でいっぱいになりました。この爽快感を知ってからはかなり疲れていてもトレーニング出来るようになりました。イライラしたり落ち込んだりするときでも、トレーニングした後は必ず頭がスッキリするのです。
日常生活では使わない脳の{別の}機能を覚醒させているようです。若くないし、のんびりマイペースすぎて決して出来の良い生徒ではありませんでしたが、それでも当初の2倍の速さで読めるようになり、BTRメソッドの素晴らしさを実感しています。
毎日の生活でもメリットだらけですよ 読書を楽しむのは勿論ですが、レシピを見るのが速くなり料理にかかる時間が短縮、買い物のときには商品の原材料の確認がすぐ出来る、回覧板だってパッと読んでサッと隣家に回せる……主婦こそ速読 と思います(司法試験に対応できる速読を と奮闘してこられた松田先生には気の毒なくらい、低レベルな活用で申し訳ありません)。
これからも生活のあらゆる場面で、速読の恩恵を受けることは間違いありません。身についたBTRメソッドの技法を錆びつかせないように、生涯トレーニングは続けていきたいと思っています(認知症の予防にもなるでしょう)。
最後に改めて、桑田先生、○○先生、△△先生、そして憧れの松田先生に御礼を申し上げたいと思います。
9カ月間、大変お世話になりました。新速読講座を受講して本当に良かったです。自分の自信にもなりました。本当に本当にありがとうございました。
先生方には、御身ご自愛なされ、いつまでも丁寧な添削と講評を続けていかれますよう、心からお祈り申し上げます。
長文なうえ、誤字・脱字多々ありますことをお許しください。
平成二十年三月十一日
I.K.
I(アイ)さんのコメントは毎回楽しく、スタッフの評判になっていました。面白いものだから、スタッフもいつも以上にコメントを書いてしまっていたかもしれません。
トレーニングする限りは、「毎回手に汗握る勢いで取り組み」積極的にぶつかっていってほしいものです。評論家的態度ではなく、I(アイ)さんのようにあくまでもいちアスリートになりきって、数字をアップさせようとしてほしいものです。
「100メートルを全力疾走したかのような爽快感」を獲得したり、「トレーニングした後は必ず頭がスッキリ」させたり、というのは何よりこのトレーニングの趣旨を、I(アイ)さんは理解されています。
若いひとたちから年輩の方たちまで、爽快感やスッキリ感を獲得する前にコツを見つけようとするひとがいます。相当な遠回り、余計な苦労をしてしまいます。
I(アイ)さんの受講感想文は、ある面でコツを求めようするひとたちに、「楽しんだほうが近道になりますよ~。コツを見つけられますよ~」と言っているような気がしました。
I(アイ)さん、今回はご丁寧な感想文、本当にありがとうございました 真
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さまざまな方がいらっしゃるんですね。
Iさんはだいぶご謙遜なさってますが、自分は
感想文を読んで『素敵な文章だな~』と思いました。
気持ちがとても表れているし、おっしゃりたいことも
とてもよく伝わりました。(論評など、できる立場では
ないのにすみません。)
たしかに優秀な生徒さんはたくさんおられる
でしょう。でも主婦の方もたくさん苦労なさっている
ハズです。「低レベルな活用」なんてことは
決してないと思うのですが…。
自分も感想文を書く機会があったら、読んだ人の
心が温かくなるような文章を書きたいです。その前に
まず大事なのは、一所懸命に受講すること
ですけどね。
おやすみなさい。
私も低レベル活用者ですが、これからも速読低レベル活用普及推進に尽力したいと決意を新たに(以下略)
古い生徒3。さんのコメントもあたたかくてよかったです
どうせ大勢いる受講者のひとりなんだし、添削といっても事務的なんだろうな~と思って始めるので、いざ添削が戻ってきた時の感動はスゴイんですよね
今でもIさんは自主トレを続けておられるのでしょうか……先輩方も、ブログにコメントくださればいいのに
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