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このアンケートもまたもう一つの課題である

  第84期文演(23/10/14~24/1/13)アンケートです。

   きょうは、アラフォー突入男子のOさん。

  2024-01-29ある程度長い文章もメモを取らずに要点をおさえて翻訳ができるようになった」のOさんです。





       
Oさんの文演アンケート




 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
 
A.1  ・業務で資料作成やメールで文章を書く際に、相手に伝わらない場面があり、文章の改善により説得力の改善につなげたいと思い受講した。また文演の感想ブログを読んだ際に、非常に有意義だという熱量の高い受講者の感想が多く受講への興味が強くなった。

   ブログを通し速読と文演がクリエイト講座の両輪になっていることを理解し、日頃受講している速読の改善を目指したいと考えた。

 

  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
大きく二点のことが印象的であった。

   まず一点目は文章への解釈である。今まで文章を読むとき自分の勝手な解釈をしていたことに気づくことができた。今回課題である要約作成のためにくり返し原文を読み込んだ。ただ何度も読むだけでなく、文章の意味は何か、著者の伝えたいことは何か、考えながら繰り返し読むことを経験できた。

   次に二点目は文章を書くことへの恐れを持つようになった。文演アンケートや速読の区切りアンケートといったクリエイトに提出する文章を書く際、書くことへの怖さが出た。恐れの由来は文演を受けた以上みっともない文章を書きたくないという気持ちによるものである。書いた文章が、逃げた言い方や、回りくどい言い回し、水増しされた表現になっていないかを恐る恐る確認しながら書くようになった。

   ただし良い文章を書くために恐れの気持ちは大事なものである。恐れがあることで客観的に自分の文章を見ることができる。この気持ちを持ち続けしっかりとした文章を書けるように訓練していきたい。



 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
松田さんからの講義だけでなく、自分で考えて取り組む課題があることで、自分の頭で考えるきっかけとなり、文章に対する体験の場となった。

   全7回の講義を通して課題は一つであったため、課題に対してじっくりと向き合う時間があり、悩み、考えることができた。過去の講義の内容を振り返り、松田さんの講義の意図を考えることで講義内容を復習する機会となりより使える知識にしたいと思った。

   課題が発表された当初は元の文章の中から重要な個所を抜き出し文字数を減らすということに終始していた。そこでできた要約は、文字数こそ減らしてあるものの文章としての統一感がなく読みにくい文章であった。そこからオリジナルを読み直し、講義や配布資料にちりばめられた松田さんからのメッセージで何を意図しているのかつなぎ合わせることを試みた。

 
  
A.3-2 「授業後」 時間をしっかりかけて要約を作成した。自己評価としては悔いがないほど原文を読み込めた。出来上がった要約をわが子のように思い、水準以上のレベルではないかと思った。

   しかし、最終回で松田さんとの要約に対してのやりとりの際に、自分がきちんと重要個所を拾えていなかったことと、それまでの6回の講義で教えてもらったことをきちんと反映できておらず情けない気持ちになった。

   松田さんから全体へのコメントであったが、印象的だったのは、要約を再提出してもほとんど変わっていないという趣旨のことを言ったときである。繰り返し原文を読み、何度も原文を読んだが、自分の書いた要約がどこかでわが子になっていた。良いところ、悪いところを客観的に見ることができなくなっていた。著者の言いたいことが何なのかを考えることが足りていなかった。

   この要約を通し重要だと思うのは著者のメッセージとポイントを捉える、文章を構造化することである。自分の考えや経験が目を曇らせ客観的な判断ができなくさせている。今後は文章をそのまま受け止め理解するように読み方自体にも工夫をしてみたい。



  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 ・
文章に向き合う有意義な時間となり文演に参加して本当によかった。このような貴重な機会を用意してくれているクリエイトに感謝している。

   文演は文章をテーマにしているが、結局は自分の物事への取り組み姿勢が問われているのだと感じた。その物事に向き合えているか、自分自身で考えているか、手抜きしていないか、といったことに自身の回答があるかが重要である。

   要約課題については重要個所が取れていなかったことや、書き出しのまずさを含め、評価としての結果は満足のいくものではなかったが、それを作る過程で行ってきたことには満足している。要約として素晴らしいものができたかはもちろん重要であるが、要約を作成する過程で熱を持って取り組めたことをより大事にして今後物事を楽しんでいきたいと思う。

   講義全体の正式な課題は要約のみであったが、このアンケートもまたもう一つの課題である。要約とは違い、自身の考えを好きに書いてよい感想の作成は要約とは違った大きな恐れを伴う。こうして慎重に見返して書くことが良い文章作成のための鍛錬であると思い習慣化していきたい。

   ぼんごのおにぎりとてもおいしかったです。特にすじこは絶品でした。お店で食べるともっとおいしいのかと思い大塚駅に降り立ってみましたが、行列に心が折れて食べず終いでした。また今後別の機会に並ぶ覚悟を持ってお店で食べたいと思います。

 Oさんには、文演受講中に一度「感想」を送ってもらっています。

 そのうえでのアンケート提出ですから数倍も面倒だったかと思います

 文演アンケートを「もうひとつの課題」として受け取って、書いていいところ/パスすべきところのギリギリを書こうとしています。このようなことを弁えている点からも受けなくてもよかった人ということになります。



 「日頃受講している速読の改善を目指したい」とありますから、また速読に足繁く通ってほしいです(前回Oさんブログでも同じことを

 アラフォーという年齢からしたらよくできますが、Oさんはまだまだ伸び代広大。

 参考になりますよと紹介した第85期文演申し込み第1号のMさんは、今週水曜が81回目。

 ロジカルテストGタイプに突入しています。




 きょうから第86期文演の申し込みが始まりました。

 さっそく2名の生徒さんから、申し込み方はどうすればよいのかと問い合わせがありました。

 あと、86期(7/13~9/14)は夏休みが主となります。保護者から、文演を受けさせたいために速読に入会させますというケースが増えてきています。やはり、伝わる人には伝わっています。どちらも学びごとには重要アイテムです。 
 
 

   




          ※クリエイト速読スクールHP  

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