教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
トレーニングを重ねるごとに文字の認識が速くなっていく
きのう12月20日(日)より、SEG「速読による能力訓練」C3ターム(クラス)がスタートしました。
今回はちょっと少なめの18名(3日目からB3タームより1名振替のため、19名に)。
4分前に全員出席。
定刻前4分前の、5時11分にスタート。
SEGよりB3ターム(09/12/15~19)のアンケートコピーをもらってきました。
第1回目は、地方の公立高校から受けにきた女子高生Aさんです。
■自分の集中力のなさを痛感しました。トレーニングを重ねるごとに文字の認識が速くなっていくのが自分でもよくわかりました。高1の冬、これからさらに気合いを入れていかなければならない時期に、この速読の授業を受けられて本当に良かったです。先生からいただいたプリントもとてもためになる内容で、読むのが楽しかったです。そのプリントをいただくのも、授業の楽しみの一つでした。
「Aさんの最終5回目の主なスコア」数字ランダム48・54・51 かなBP72 漢数字一行三→1,350、一→1,260、九→540 たて一行ユニット65・69 ロジカルテストCタイプ8/9・7/12 イメージ記憶18/40(1分)、36/40(1分)倍速読書9,800字/分・理解度B+ ―A高 高1女子―
週刊誌の「総合合格力」では、全国の公立高校第1位ともあります。
坪内逍遥、二葉亭四迷、連城三紀彦、岡井隆、豊田英二、盛田昭夫、古川元久と錚々たる出身者がいます。
以下は、Aさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
①1,440字B+ 「はじめは元気でしたが、だんだんお腹がすいてきて、きちんとご飯を食べればよかったなと思いました。授業のちょうど中間くらいで、頭がふっと軽くなって不思議な感じがしました」
②3,900字B+ 「速読自体がよくわからなくなってしまったのですが……?? 文字を見ていくのですか?」
③13,300字B-「今までいかに自分の集中力が足りなかったかがわかりました。もっと集中してがんばります」
④5,500字B+ 「もし東京に住めていたらこのままクリエイトに通いたかったです……」
⑤9,800字B+ 「ランダムシートなど、どんどん見つけられるようになり、とてもおもしろかったです」
なぜ冬期講習1回目アンケート紹介がAさんからかというと、2日目記録カードのコメントにあります。
「速読自体がよくわからなくなってしまったのですが……?? 文字を見ていくのですか?」
このような授業への根本的疑問を持ったところから、授業の中で自分で気づき修正したところが、彼女の何より素晴らしいところです。
通常は、拗ねてしまって、大事な3・4日目を無駄に過ごすことになってしまいます。それを彼女は、1日で修正しています。
Aさんばかりでなく、本から離れている子たちは、初日、2日目、「コツを知りたい。テクニックを早く教えてほしい」という表情でいっぱいです。
受験に強いとかそういうことでは全くなく、きっと通学している学校がいいのでしょうが、Aさんには、こちらの投げかけることばを理解し、自分で考え気づく力がありました。
地方からの高校生にしては、相当な振り幅・柔軟性がありました。
こういう子には、進学する大学でもその後の組織でも、指導者はもっと教えてみたいと思うのではないでしょうか。
高校生たちがアレコレ考えることができるようなプリントを、毎回手渡しています。
Aさんは、将来お医者さんになりたいようです。
初日のプリントに対して「自分が医学部を志望していることもあり、とても興味を持った」とありました。
受験勉強の外の窓から、社会や自分を眺め返す5日間に少しでもなってもらえたらうれしいです。 真
※クリエイト速読スクールHP
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いろんなところに才能が眠っていて、
尽きることはないのでしょう。多くの方が
クリエイトに辿り着いてくれるといいですね。
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