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クリエイト速読スクールブログ
ワークショップつき美術館ツアー
第83期文演(23/6/24~8/26)アンケートです。
きょうは、マーケティング企業に勤務するRさん。
2023-05-17「量がこなせるようになったことで、自信もつきました」のRさんです。
Rさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・以前から自分の文章がわかりづらいと指摘されることが多く、長年、自分の弱みと感じていた。主にビジネスコミュニケーションシーンにおいて、重要なときほど文字量の多い資料を作ってしまい、受け手が情報処理するのにかなり負担をかける状況になっていたのだ。
情報が多くなる自覚はあるものの、量を減らすとそれはそれで伝わっていないのではないかと不安に駆られてしまう。そんな中、同僚のEさんから勧められ、参加を決めた。
松田さんからおさそいのチラシをいただいたり、最終回に配られるという「筋子のおにぎり」の存在が気になっていたのも受講動機としてはあった(笑。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 ・苦手意識があった「文章を書くこと・アウトプットすること」を以前ほど恐れなくなった。文章の背後にある構造やその行の位置づけを意識して読めるようになり、なんとなくだが悪文・良文の区別がつくようになってきたからだ。「ここを押さえておけば悪文にはならない」と最低限のポイントが学べたので、以前ほど物おじせずアウトプットできるようになった。
文章から得られる知識の幅が増えた。当然ながら、特定テーマの書籍や資料からはその専門知識を得ることができる。その知識をどういう構成でどう説明するかはその作者の腕にかかっているのだが悪文・良文の区別がついてきたおかげで、「この説明はこの引用でさらにわかりやすくしようとしているな」、「前の段落との関連を考えるとこの段落のこの表現は物足りないな」、と文章の構成や作者の意図もわかるようになってきた。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」結果的に3回提出。何度も添削いただいて本当にありがたかった。
宿題をもらった際、正直最初は「なんだ、簡単だ!」と思っていた。が、1回目のフィードバックの際に、松田さんから「もっと正確に」と言われてはっとした。「大きな方向性さえあっていれば多少の表現の差異は誤差だろう」と自分のアバウトすぎるところが、文章をわかりづらくさせていたのかもしれない。幹の主張までアバウトにしてしまっては相手に伝わるはずもないと気がつくことができた。
授業が進むにつれ新たな学びを得る。この年になると、聴くだけでは覚えていられる自信がなかったので、「文章演習」ということで開き直り、何度も書いて添削いただいた。
A.3-2 「授業後」受講メンバーの文章を見ることができてうれしかった。絶妙な構成、表現の微細な気遣いの現れなど750文字の中でも、皆さんの着眼点がこんなに様々で違うものなのか……と、とても楽しく受講できた。
何名かの方が私の要約がわかりやすかったと言ってくださり、とてもうれしかった(滅多に言われたことがなかったので・・)。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ・私は昔、趣味で絵を描いていた。独学だったので遠近法やデッサンの基本は知らず、美術館で感覚的に「良いな」と感じた絵画や作品のタッチや画材の使い方を鑑賞を通して学び・まねて描いていた。
今回文演を受けて、文演とは、「文章作成におけるワークショップつき美術館ツアー」なのではないか、と感じた。絵と違い、文章は「感覚的」だけでは悪文・良文の違いはわかりにくい。松田さんの講義で、この文章の何が悪いのか・良いのかの、いわば文章の審美眼を磨くことができた。
「この人の文章には良い表現がたくさん詰まっていますよ」と、様々な資料をいただいたが、これはまさに美術館の絵画のようなものだと感じた。松田さんが名文とは何かと解説いただいているとき、私はなんだか美術館ツアーみたいで楽しいな、と聴いていた。
鑑賞だけでは終わらず、演習というワークショップもある。文章の構造を丁寧に分解し、設計図を作っていくところはまるで建築物のようだなと思った。この構造化は、文章作成にいては必須の技法であり、そこを講義で丁寧に解説してもらいながら宿題という形で実践できるのはとてもありがたかった。
1回だけ体調不良で欠席してしまったが、全体を通してとても楽しく、自分の今後にも役立つ講座だった。これを10代で受講できる若い人はとても幸せなことだと思うので親に感謝しましょう(笑。
なお、やはり「筋子のおにぎり」は最高でした。
RさんはEさんの上司です。
平均的スコアから集中通学で飛躍したEさんと一緒に仕事をしているだけで認めてしまいます。それもEさんのボスですからなおさらです(「キレキレのひとです」がEさんのRさん評)。
入会して、まだRさんやEさん関連のブログを読んでいない方にはオススメの内容です。リンク先から、最初から成長をたどることができます。
Rさんのご子息も教室に通っています。
体調を壊してしばらく休んでいましたが、復活しました。
H君は高1。最適な受講年齢です。
中高生は別に発言などする必要はありません。
休まずに通うだけで勉強になるプログラムということについては、Rさんにはご理解いただいてるはずです。
「10代で受講できる若い人」の一員にどうぞ。 真
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