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クリエイト速読スクールブログ
勉強どころではありませんでした
第70期文演(18/7/21~9/29)アンケートです。
第1回は、不動産鑑定士試験受験生のTさんです。
2018-05-17「ロジカルDが難しかったので、また一からという気持ちでやり直したい」のTさんです。
Tさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 不動産鑑定士試験の論文の対策になればと考え、受講を決めました。私が通う資格試験の予備校では、論文に書くべき内容・知識は教えてもらえますが、論文の書き方は各自が繰り返し練習する中で身に着けるべし、というようなスタンスでした。予備校のカリキュラム以外で、何らか訓練する機会を得られないかと考えていたところ、クリエイトに文演なる講座があり、しかも過去には司法試験合格者も受講していることを知り、受講を決意しました。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 受講前は漠然と、良い文章とは、より多くの情報をより短い長さに詰め込んだものだと捉えており、様式や型について考えを巡らせたことはありませんでした。文演を経て、文章はいかに多くの情報を含んでいようが、その様式や体裁が整っていなければ、筆者の意図したとおりに内容が伝わらなかったり、ひどいときには読んでもらえないものなのだ、ということを実感しました。
私も過去、仕事上のメールなどで多くの文章を書いてきましたが、様式にそこまで注意を払っておりませんでしたので、相手方に負担を強いていたのだなと反省しきりでした。また、出版物として世に出てくる文章が、いかに推敲を重ねられたものなのかを思い知りました。日頃、電子書籍リーダーで1ページあたり2・3秒でスワイプしながら小説などを読んでいましたが、今後は細部にも目を向けていきたいです。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」課題提出は一発勝負とのことでしたので、提出期限当日まで、書き足したり消したりを繰り返しました。特に、課題文の内容をどう取捨選択するか、要約文上で前後の繋がりをどう実現するか、などについて数日間悩み、勉強どころではありませんでした。このように時間をかけたこともあり、最終稿を提出した際には、要件は全て満たしたつもりでいました。
A.3-2 「授業後」他の生徒さんの要約を見ると、私がまとめるのに苦労した箇所を難なく自己文で処理したりしていて、上には上があるのだなと思いました。また、相対的に重要度が低いだろうと考えて、要約から外したポイントが、実は拾うべき箇所であったこともわかり、自分の至らなさを痛感しました。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 資格試験における論文の書き方を学ぶ、という受講の目的は十分に果たせました。特に要約の課題を通じて、論文の様式はもちろんのこと、論文の論理構造などにも注意できるようになったと感じています。また、文演は自分の文章、ひいては会話や発表を含む情報発信の仕方をも見直す良い機会となりました。思い返せば、大学時代のゼミの発表や、仕事上のメール・報告書など、情報を受信する側への配慮が欠けていたな、と反省しきりです。
文演で学んだことを仕事で活かす機会が来るのが楽しみですが、まずは来年の試験で他の受験生と差がつく論文を書けるよう、訓練していきたいと思います。
Tさんは昨年から勉強を始め、今年すでに択一試験に合格しています。
論文もあと数点のところでした。
三大難関資格試験といわれる不動産鑑定士試験合格にたった1年でここまで迫っています。
余計なことは喋りませんが、ポイントを押さえたひとというのがこちらのTさん観。
当然、要約の主となる部分は完璧に取られています
重箱の隅ともいえる部分で、こちらが少しでも気になる点はすべて挙げて質問しました。
速読は、現在、受講62回(18/9/22)。
受講40回~60回目アンケートと最新スコアは、早いうちにアップしたいと思います。
すでに勤務先も辞め、受験一本に絞って勉強を始めています。 真
※後記「私事ですが、去る10月18日(金)に令和元年度不動産鑑定士試験の合格発表があり、無事に合格致しましたことをご報告申し上げます。/論文式試験を受験する上で、速読トレーニングで身に着けた処理能力や、文演で学んだ文章の書き方・要約力等は大きく役立ちました。誠にありがとうございました。/また、本来、当日中にご報告すべきところ、新居への引越や合格発表直後からの就職活動等が重なり(略)」
※クリエイト速読スクールHP
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