来るのが嫌になるほど、緊張

　 昨年12月5日（土）に終了した第51期（2009/9/26～12/5）文演アンケートです。

　社会人3名のコメントです。

　Ｙ・Ｆ・Ｗさんともに男性です。　

　質問は、Ｑ.1受講目的　Ｑ.2文章への印象　Ｑ.3宿題について　Ｑ.4全体的な感想の4つです。

　今回は、Ｑ.3「宿題」の受講後についての回答は割愛します。Ｙ・Ｆ・Ｗさんとも、要点をそのまま書いていましたので。

　　Ｑ.1受講目的　

　 　Ｙ　小論文を上手に書くために受講しました。

　 　Ｆ　文章を正確に読めるようにするためです。理解度の精度を上げ、理解のスピードも上げたかったためです。

　　Ｗ　文章を書くのが苦手で、仕事でのメール作成にはいつも時間がかかっていました。分かりやすい文章をスムーズに書けるようになりたいと思い受講しました。


　　Ｑ.2文章への印象

　 　Ｙ　文章を勉強したことのない自分にはとても新鮮なものでした。また、1回読んですんなりと頭に入ってくる文書を書くことは、本当に難しいものだと思うようになりました。

 　  Ｆ　読みやすい文章にはワケがあることを再認識しました。また、読み手の理解を助ける、書き手の工夫が気になるようになりました。

　　Ｗ　新聞や小説の文章がなぜうまいのか理解できました。また文章を以前に比べて注意深く読むようになり、内容だけでなく表現方法も味わいながら読書ができるようになりました。


　
　　Ｑ.3宿題について　

　   Ｙ「授業前」はじめは簡単だと思って手をつけてしまいましたが、何回かいてもスッキリせず、結局、時間切れで提出してしまいました。

　   Ｆ「授業前」30行を埋めるのが大変でした。要約作成は、骨組みを決めて、肉付けしていきました。その肉付けの配分が難しかったです。

　  Ｗ「授業前」原文の重要そうなところに線を引き、それを切り貼りして字数内に収まるようにまとめようとしました。しかし、文同士がなかなかきれいにつながらず、結局何が言いたいのかはっきりしない中途半端な要約になってしまいました。


　　Ｑ.4全体的な感想

     Ｙ　来るのが嫌になるほど、緊張してしまいました。これが、良いかどうかは、意見が分かれるところだと思います。
  

　  Ｆ　文章に対する鈍感さを自覚することができました。活字になると、全ての文章が正しく見えてしまい、文章の問題点に気がつきません。今回、文演を受講し、文章の問題点に具体的に気づくきっかけをもらいました。ありがとうございました。
　

　 Ｗ　文章を読む楽しさが以前に比べて増しました。また読むだけでなく、実際に自分で書いてみたいという気持ちも強くなりました。


　Ｙさんは、大手製薬会社の研究者。理解度が高いため、要約は十分なものでした。あとは、本は要約の手法で読めばいいだけです。自分の理解力に自信を持ってほしいタイプです。たしかに、51期の教室には「来るのが嫌になるほど、緊張」という雰囲気があったかもしれません。でも、最終回18名中17名出席。来た者勝ちです。

　Ｆさんは、2009-03-11 「集中できたので、時間もすぐに経ちました」のＦさんです。80回コースを受講し、現在もコツコツ速読に通っています。

　Ｗさんは、大手ＩＴ企業のＳＥ。人柄が、アンケートに出ています。「宿題・授業後」カットしたのが残念です。ひと言だけ。「……原文の持ち味を損ねずここまでうまく書けるのかと、要約の奥深さを知りました」

　
　現在進行中の第52期文演は、相当のんびりしています。

　休憩時間中は、和気あいあい、隣の仲間と話し合っています。

　でも、海外出張、風邪、発表会、休日出勤……と、毎回1or2名欠席。第6回まで18名全員そろったことが一度もない初めてのクラスです。

　あと2回、どうなるでしょうか　　　　　　真

 

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