振り絞れ❗

自転車(ロード、MTB XCO)と里山登山について書いています。

2017/09/14 峠で練習

2017年09月14日 | トレーニング記録
夜勤明け。
8:00起床。
疲れが溜まってきているので、今日はノンビリと。
朝ごはん食べたりして、準備をして、9:45自宅発。

今日は苦手な登りを鍛えるために、朝日峠へ。
自宅を出発する時間が遅めだったので、久しぶりに交通量の多い、つくば市内を経由して、朝日峠へ。ここまで50分ほど。
そこから、朝日峠を登る。

登っている最中は、200W以下にならないように。
たまに、180Wくらいまで落ちたら、何のために練習をしているのか、強くなるためには、踏まなきゃ強くなれないだろ!休むな!と自分で自分を叱責しながら、歯を食いしばって登る。

そして、力み過ぎで力がでないというのもアレなので、無駄な所に力が入らないように、基礎から徹底的に。
ペダルの踏み方、力を入れるポイント、上体をどうするか、等。

朝日峠を登り切って、裏朝日を下ろうと思ったら、まだ通行止めになっていた。
大雨で道路が崩落したのは、2-3年前かな。今年の冬に工事していたので、てっきり終わってたと思ったら。。。

今週末もレースなので、あまり疲れが残らないようにしようと思いなおして、2~3本の峠を登っておこうと思ったが、やめておいた。
今焦っても、急激に強くなるわけではないからな。
週末に疲れを残して言い訳にしてしまうよりも、まずは先週末のレースの疲れが抜けきっていない状態を何とかする方を優先した。


しかし、下って平坦を走っていると。。。朝日峠でひたすら基礎を繰り返したおかげか、何かが吹っ切れたのか。
平坦で230W~240Wで普通に巡航できるようになっていた。

そのまま自宅まで、いつもは意識して200W以上を出しているが、それをすることなく走れている事に驚いた。やはり、力の入れ方を忘れていただけで、極端に体力が落ちたわけではなかったのか、あるいは調子が良くなっただけなのか。

どちらにせよ、いい気分で練習を終える事ができたのは、◎

走行距離:53.7km
走行時間:2:01:16
消費エネ:1143kJ
Ave:25.3km/h

数値的には、全然でした。勘違いだったかな~。。。

2017/09/09 富士チャレンジ200 参加レポート (写真追加)

2017年09月14日 | レース参戦
2017/09/09
富士スピードウェイで開催された表記レースへ参加してきました。
応援に来てくれた仲間の励ましにより、200kmを6時間26分で走り切る事ができました。



レース前日は仕事。
業務終了後は、急いで帰宅。
最後の悪あがきとしてMTBでのゴリゴリ練後に、準備。
まずは、晩御飯を炭水化物たっぷりと摂取。翌朝、緊張で食べられないだろうから、夜はしっかりと摂る。

その後、自転車のブレーキシューをカーボンホイール向けに交換したり、納戸に保管していたカーボンホイールを取りに行って、チェックして。
翌日とても朝早いので、補給食等を準備してから23:00就寝。


9/9 4:00起床
朝ごはんはやはり、食べられる状態ではなかったので、深呼吸しながら準備。
そして、4:40自宅発
と思ったら、用意していたボトル4本を自宅へ忘れた事に奇跡的に気づき、取りに戻る。
すでに集合時間。やばいと思いつつ、焦る気持ちが事故を起こすことは、仕事柄身についているので、こういう時こそ、慌てずに冷静にを心掛けて。

5:00に無事集合場所へ着き、応援してくれるメンバーをピックアップして出発。
美女2人、イケメンでありいつもレースサポートしてくれるシバタさん。

道中、渋滞していると思いきや、スムーズに進んだ。
海老名SAで休憩して、その後は目的地を目指す。
御殿場ICには7時30分前に着くことができた。
御殿場は社会人一年目の時に住んでいた場所なので、土地勘はあり移動は緊張無しで行けた。途中、昔行きつけだったコンビニで水を買おうとしたら、ほぼ売り切れていた。。。
レース参加者がきっと、たくさん買っていったんだろう。

そんなこんなで、会場である富士スピードウェイには、8:00くらいには到着することができた。丁度Time Trial(TT)のレースが始まったくらい。

自転車を組み上げて、受付、そしてピットへ


レーススタートまで思いのほか、時間があったので、皆で談笑。
これは、仲間がいないとできなかったですね。

昔、実業団の富士ヒルクライムや石川ロードをやむを得ず一人で参戦したことがあった。
あの寂しさは今でも忘れられないので、こうやって仲間がいる事が本当に嬉しい。

スタートが刻一刻と近づくにつれ、アップを開始。
ピットの目の前が試走エリアだったので、シャカシャカ軽く回してグルグル回って。
体がフワフワして、何だかよく分からなかった。
異様なくらいに緊張していた。
久しぶりのレース。そして200km走り切れるか分からない不安。
でも、この日のために断酒して、しっかり体調整えてきたので、きっと大丈夫と自分に言い聞かせて、スタートに向けて集中。
そして、あっという間に集合時間。


のんびりスタートに向かおうと思っていたけど、焦りからスタートに向かわずには居られなくなり、直ぐにピットを後に、
シバタくんに、色々お願いして出発です。




スタート地点へ向かう姿も、撮ってくれました。
この時は、まだ遠めだったため、コブタ感は出ていませんね。



大勢の人の中、10:00 スタートを迎えました。


緊張していた割には、ペダルキャッチはうまくいきました。

当然、今の自分には先頭集団についていけるわけがなく、ローリングスタート時も前にはいかず、自分と同じくらいのペースで走れそうな人たちの後ろで待機。



そして、1周してペースが上がって、本格的にレース開始。





この日の目的は、200kmを走りきること。
今の環境では、一人で200km練習できるのは難しいので、こういったイベントを活用して、200km走り切る事。そして、集団走行に慣れること。
そして何より、客観的に今の自分の弱さを識別すること。これが今回のレースの目的。

自分と同じか少し速い集団内で走り続けていた間は、とても楽でした。
ラインを出来るだけ守って、周囲に迷惑を掛けないようにして走った。

集団内でもそうですが、こうして写真を見ると、小太り感が否めませんね。


結構痩せてきた方だと思っていましたが、もうひと踏ん張り必要なようです。

そして、意外にスムーズに100km走り切って、補給のため、ピットへ戻りました。



座り込んだら、それまで気付かなかった足の痛みやのどの渇きがあり、それでもこの日は、もてぎの時のようにリタイヤという思いは無く、走り切るぞという思いと共に、しっかり補給し、仲間に励まされて、直ぐに再スタートしました。

この日の補給は、ドリンクはCCD、補給食は、Powerbar gelで、チョコレート羊羹は、スタート前に1個食べたきり。
レース中の補給は、CCDメインでしたが、CCDが切れてしまってからは、Power Gelを。
ジャージのポケットの位置が、従来のパールイズミ製に比べて、上の位置に配置されているChampion systemsのジャージに慣れず、取り出しに苦労した。
が、これに慣れるしかないので、練習と思って頑張ってみた。

走行距離が120kmを超えたあたりで、登りを登っていると景色が歪んだり、powerも200W以上出ない。
先頭集団にはたくさんLapされ、100kmの参加者たちがゴールしたこともあり、コース内は閑散とし始めた。
それまでのカオス状態が嘘のように。



すると、次第に弱音の虫が。。。

130km超えたあたりが一番しんどかった。
今、ここで辞めたら楽だぞ~と弱い自分がささやく。

5時間30分ゴールを目指す集団に一時はついてみるものの、登りで遅れ、単独で走る事が多くなってきた。
この集団に、憧れの選手の一人であり、XCO全盛ともいえる時代に全日本チャンピオンになり、今は引退しているTREKの野口選手が集団をけん引しているのを見て、ついていきたかったが、登りで遅れてダメでした。



150kmで、もう一回ピットへ入った。
皆が拍手で迎えてくれて、照れくさいなぁなんて思いながら、補給。コーラ500mlを摂取。近くに自販機があったのは嬉しい。
そして、思わず弱気に負けて、「たぶん、この後一人でぽつんと走ると思うよ」と漏らし、その後の言葉に窮していた時、応援に来てくれていたかとちゃんが、

「たとえ一人で走っていても、私達は最後まで応援しています。200km走り切りましょう!」

という、とても嬉しく、心に響く言葉をかけてくれて、再びやる気に火が付いた。
そして、シバタさん、はまもとさんの応援の言葉を胸に、よーし、走るぞ!と。

この言葉が無かったら、この時点でリタイヤしようと言うところだった。

そして、リスタート


ここからは、ずーっと一人旅。
ほとんどの人たちがゴールしている状態。
いつもだったら、心が折れていたが、今日は違う。仲間の応援があったからこそ、絶対に走り切ってやると。







後で、聞いた話ですが、シバタさんは、これまでのレースを見てきて、自分がどんなコンディションで、どんな調子なのか、的確に予測し、どのタイミングでピットに入ってくるのか、しっかりと予測してくれていたようだ。どおりでピットへ入る度に、皆が待ってくれていたわけだ。これを聞いた時、感謝で胸が一杯になりました。


残り30kmを切ってから、もう登りも足が攣ってまともに登れなく、心が折れそうになった時は、「もうアガリが見えてるんだ、諦めるな!」と鼓舞して、仲間の声援も背中を押してくれて、薄暗くなり、表彰式も終えて、ライトがともり始めた富士スピードウェイの寂しい雰囲気に呑まれることなく、ゴールを見据えて走り続ける事ができました。

そして何より、この普段走る事ができない富士スピードウェイを独占できるという状態を、もっともっと楽しもうと思いなおして、ラスト5周は楽しんで走る事を心掛けました。

そして、6時間26分かけて、ようやっとゴールできました。



ゴールして、完走賞のタオルを貰った。


そして何より、みんながゴールしたことを喜んでくれたことが、凄まじくうれしかった。
後ろから数えた方が早い順位でのゴール。
とても勝負に絡むことなどできない状態で、昔なら飽きられていたような状態なのに。
純粋にレースを楽しむこと、走り切る事。
この想いが、次はもっと走れるところを見せたい、という思いにつながるんですね。

朝早くから、こんな遅くまで、こんな自分のためにサポートしてくれた皆に、本当に感謝です。



レースが終わり、車の施錠解除した後、なぜかカギを無くすという珍事を引き起こし、皆の笑顔を無くすところでしたが、何とか見つけ出し、御殿場市内で食事して、帰路となりました。

帰りの車中も楽しかった。

今までに経験したことのないくらいの、仲間の声援の温かさを体験し、帰りの車中で皆が寝ていた時は、疲れ果てるまで応援してくれてありがとうと、感謝で胸が一杯になりました。

本当に素晴らしい仲間がいる事を再認識できたこと、その応援を背に走り切れた今回のレースは、沖縄に向けて本当に良い経験となりました。
そして、これで満足などしません。
もっとしっかり練習しようという気持ちにもさせてくれました。

とても良い、週末を終える事ができ、今は達成感で一杯です、