
画像をご覧ください。沢山のヴィンテージジーンズが入荷しました。と言っても業者から買ったものでも直輸入したものでもございません。この半分はある個人の方が売っていただいたのです。鶴岡にもヴィンテージ物をもっていらっしゃる方はかなりいらして、いままでも結構売っていただきました。今回は1人の方が501の赤耳とかビッグEのオリジナル(復刻物ではなく)を何点も持ってきていただいたのです。家にはまだいいのがあるからと、こちらも精一杯の値段を出させていただいたきましたが、すんなりと置いていっていただきました。私の大好きなジョーダン1stのオリジナルもです。505のビッグEのとても状態の良いものと他1点は価格が合わなかった様ですが、ありがとうございました。売っていただいたから言うわけではありませんが、マニアにありがちなクドサ(失礼)もなくさっぱりとした気持ちの良い取引ができました。以前、飲み屋での話ですが、隣にいるグループの中にヴィンテージマニアの方が1名いらっしゃった様で『今日はいてきたGパンは501の66モデルのオリジナル云々、、』トウトウと語っている方がいました。その方がトイレに立った瞬間『誰だ、あいつを呼んだのは。酒がまずくなる。早く帰せ』と悪口が始まりました。それから、俺のはいているのは赤耳だとばかり裾を折ってみせている方もいらっしゃいます。確かにオリジナル物はカットする事にためらいがあるものでアリかな?と思いますが、どう見ても復刻レプリカ物です。特にGパンの場合はヴィンテージをはいていても一見ではわかりにくいものですが、かと言って知ってもらおうとする言動はどうなのかなぁ?と疑問に感じます。某ヴィンテージの権威の方のエッセイで『ヴィンテージを着るという事は99%が自己満足。自己満足であるからヴィンテージである事を言いふらすのは邪道で、着る意味すら無い。もし価値ある物を着ている事を他人にわかってほしいのなら、ヴィンテージ以外の思いっきりロゴの入ったブランド物を着るべきだ』とおっしゃっていました。自己を満足させる為の、自己を高める為のヴィンテージ。私もそう思います。この度、たくさんのヴィンテージを持ってきていただいた方にも、そのような素敵な香りを感じました。