エコポイントってエコなの？

以前から危惧していた事で、生活創庫の堀之内社長も悪制度と激怒していたのがエコポイントです。エコ商品に買替えを促進させるという意味では、環境にも景気の為にもイイ事なのですが、買替えの際に古い商品を、家電リサイクル法に基づいた処分をすると、冷蔵庫で５０００ポイント、他の商品で３０００ポイント更にポイントが不可されるものです。

『これでは、買替えがすすんでもリサイクルショップには回ってこないな』というのが、堀之内社長や私が危惧していた問題です。家電リサイクル法に基づく処分とは、できるだけ資源として利用できる部材はリサイクルしようというモノです。ブラウン管テレビがどれだけリサイクルできるのか？疑問です。例えばガラス部分を溶かしてプラズマのガラス部に利用するのかもしれません。しかし、その為にはかなりのエネルギーを消費します。また本当にどれだけリサイクルされるのか疑問です。

それよりは、我々リサイクルショップがきれいに掃除して、安くお求めになりたい方にリユースしていただくのが、究極のエコであると考えますし、この様な景気の元で安く買えて喜んでいる方が多いのですが、現況はエコポイント制度以降は商品の供給（買取り）が激減し、リサイクル家電の販売の足かせになっている状況です。

買替えエコポイント付加がお客様にとっても、本当にお得なのかも疑問です。冷蔵庫の場合５０００ポイント付加されても、例えば２００Ｌクラスの冷蔵庫であれば、４８００円ほどのリサイクル券プラス、業者によりますが２０００円ほどの運搬料金は別にかかります。当店では１３年以内ですが、５年以内の商品であれば逆に数千円の買取り価格になるのです。

このトコロを良く考えて、一度リサイクルショップに商品を見てもらってから、家電屋さんでの買替えエコポイントを検討した方が得策かと思います。

実は先日、あるお客様の家に出張買取りにお伺いしたのですが、家具は当店でお引取り、テレビと冷蔵庫は買替えポイントを利用して処分という事でした。　『テレビは買取り価格７００円、冷蔵庫は買取り価格２５００円かな？』と恨めしく見ていました。

最近はイオングループさんで、４９８０円の地デジチューナーが発売された事もあるのでしょうか？旧式のブラウン管テレビがすごい勢いで売れて、在庫がほんの数台になりました。予算が無く安いテレビが欲しいという方の前に、エコポイントという悪制度が立ちはだかっております。

スゴイシリーズＰａｒｔ４　です。懐かしいナイトレンジャーのジェフワトソンのギターソロです。いわゆるボスハンドタッピングという技、私もこのビデオを見てコピーしました。この位だと少々モタモタしながら何とかなるのですが、ＲｏｃｋＩｎＡｍｅｒｉｃａのボスハンドはキツイです。

楽天イーグルス/ＣＳ出場おめでとう

プロ野球は１０歳の頃から中日ドラゴンズの熱狂的なファンでした。星野監督退団での球団の対応や確執が面白くなく、中日ファンと共にプロ野球に対する熱も冷めていきました。

とは言え楽天イーグルスは応援せざるを得ないでしょう。東北という看板を背負っているのも然り、何より６年前にはファン無視のオーナー側の都合で、１球団削減の１１球団とか、別コミッションを作るとかいう話になったのを、当時の選手会長古田さんを中心にがんばって存続できた１２球団制です。

当時のパリーグの５位と６位のチームを足して、イイところを取ったのがオリックスで、残りを預けられた（と言っては失礼ですが）のが楽天です。どう考えても、まともなチームが出来るのはドラフトでの入れ替えが完成される１０年は先と言われていました。それが５年でクライマックスシリーズ進出、２位はおろか１位も不可能では無いところについています。何とかがんばってほしいです。

中日ファンであった頃から、山崎武司選手が大好きでした。中日の晩年からオリックス時代には不調でしたが、野村監督の元で見事に再開花しました。癒し系の優しい笑顔とは別の血気盛んな面があるのもイイです。中日時代には元巨人のガルベスとも乱闘を演じています。

モラトリアム法案

いきなりですが、画像は５年ほど前に羽田空港で見かけた、俳優の永瀬正敏さんです。タイトルに合う画像が無いもので、昔の写メをひっぱり出しました。

いま話題のモラトリアム法案について、亀井大臣がテレビで『銀行は本来の責務を果たしていない』と言っていました。私が思うところとは少々ズレているのかもしれませんが、銀行法の第一条にて、銀行のその公共性について書いてあります。銀行も一企業として、厳しくなってきた一般株主の目がある為、利益追求型にシフト（当然の事ですが）、細かい事を言えば以前は行われていた企業への集金業務も、近い将来は止めるらしい（すでに廃止、若しくは有料化にしているところもありますが）、我々の様な物販業にとっては無くてはならない両替も有料化になる。両替機の価格やメインテナンスを考えれば、企業としては当然でも、私たちにとっては大きなロスになります。（１万円を１万円にするのにコストがかかるのですから）モラトリアム法案に関しては、返済を先送りするという事は、現金預金高が当然下がり、銀行の健全性を示す自己資本比率を下げない為にも、貸し渋りが始まる。企業ばかりか倒産する銀行も出てくるし、株価も下がる事は私でも想像できます。

冒頭で申し上げた様に、銀行には以前の様な公共性を求めます。それ故に、一般企業とは一線を画し、より守られなければならないものであると思います。ハゲタカファンドのマネーゲームの駒になるのは、何か違和感を覚えます。

今回のモラトリアム法案の賛否両論の根底には、銀行に求める本来持つべき公共性と一企業としてのあり方、その矛盾があると思います。銀行に公共性を、社会的使命を求めるのなら、守られなければならないのですが、その為にはもう少し淘汰さたり、よりメガ化される事を政府は望んでいるのかもしれません。


↓スゴイシリーズＰａｒｔ３　早稲田実業　板倉選手の伝説のホームラン。Ｓ木君の様な甲子園マニアにとっては伝説といわれたホームランです。映像が古くて、打球の弾道とスピードは見えない（見えないほどスゴイ）のですが、サードがライナー性の打球を捕ろうとした程の低い弾道の打球が、なんとスタンドインしたのです。

留学生のＳさん

鶴岡には山形大学農学部のキャンパスがあり、農業を勉強する為に留学生の方が多くいらっしゃいます。多くはアジア諸国ですが、アフリカ大陸の方もいらっしゃいます。

我々リサイクルショップは、手前味噌ながら留学生の方のお役に立たせていただいていると思います。当店も多くの留学生の方にご利用していただいていますが、数年前からよくいらっしゃるＳさんというアフリカからの留学生の方が、いよいよ祖国に帰るという事で、商品のお引取りにお伺いしました。来日当時は全くと言っていいほど日本語ができず、お互いに片言の英語での会話でしたが、今は日本語と英語を交えながら、完璧に近い意思の疎通ができる様になりました。

今回は急なことで、その日の夜中にはアパートをきれいにして出て行かなければならず、とても困っていらっしゃいました。普段は引き取れない商品も、事情が事情という事でお引取りはしたのですが、カビやシミが多い脚付きマットレスと、壊れたテレビ、汚れたカーペットだけは資源リサイクルに持っていく事もできず、一般廃棄物の処理業者を紹介せざるを得ませんでした。私が携帯で電話しようとすると『そこまで迷惑をかける事はできない』と電話番号を私から聞いて電話をするのですが、私と英語と日本語で出来る会話も、さすがに業者さんには通じそうも無く、途中で電話を代わり説明いたしました。

本当に何度も何度も感謝されました。『お世話になりました』とまで言われました。名残惜しさもございますが、この商売をやっていて良かったと思える瞬間です。