さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

事故‼

2014-11-22 | 歌い手奮闘記
毎年恒例の学校公演ツアーをこなしております。
先日、またまた負傷してしまいました(T ^ T)


幕切れで、緞帳という幕が降りてくるのですが、
その下敷きになりそうになりました。

緞帳は、幅が30メートルくらい?・・・要するに、舞台の幅の長さです。
布なのですが、ピンと貼るように、
下の部分に物干し竿のような棒が入れてあります。

ロールカーテンを想像してもらえるとわかりやすいかな?

布と棒を合わせて、2~300キロくらい?
それが、サーっと降りてきます。


それに、当たっちゃったのですよ。


リハーサルの時に、当たらない場所を確認して、
立つ位置を決めていたのです。
・・・なので、当たるなんて全く想定外だったのですが、
当たっちゃったのです。

人力で幕を操作していたので、
予定外の場所に、降りてきたのです。
速度が変わると、空気抵抗もそれだけ受けるので、
まっすぐに降りずに、舞台の中に、斜めに降りたのです。
リハーサルよりも勢いよく、幕が降りたのです。

で、私の肩にドンと当たっちゃったのです。


当たった衝撃で、膝が崩れたので、
その反動ですぐに避けれたのですが、
全身で受けていたらアウトだったかも。。。(;´Д`A
30メートルの物干し竿が落下してきたのと同じですから。。。

当たり所も良かったみたいです。
ちょうど、筋肉のところに落ちたみたい。

数センチ内側なら、鎖骨が折れていたし、
数センチ外側なら、肩関節がやられていたそうですが、
そのちょうど間に落ち、筋肉がクッションとなって、
骨が守られました。

交通事故の時と違って、絶対に大丈夫です。
痛みももうありません。
1週間もしないうちに完治する打撲です。
痣にもなりませんでした。

10センチずれていたら、頭だったので、
それを考えたら怖いかなー。


保険に入っておかないとね。




舞台のスタッフさんは、こういう事故を回避するために存在します。
表に出ない人の人件費を削って、
安い予算でオペラをやらせるのはいいけれど、
・・・そして、安い予算ででもやらないと稼ぐ場所がないのも事実ですけれど、
リスクマネージメントくらいはしっかりしてくれるといいなー。

私は、リスクマネージメントもしっかりしているオペラ団体を応援しています(^O^)/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喉のために気をつけていること

2014-06-24 | 歌い手奮闘記

「喉のために気をつけていること、何かありますか?」と
聞かれたので、覚書。

前にも書いたような気がしますが。。。

・・・その時と、違っているかな?(笑)

 

①乾燥させない
  お水をたくさん飲みます。
  気がつくと、ガボガボ飲んでいますねぇ。。。

②冷さない
  飲み物に、あまり氷を入れません。
  絶対に入れないという訳ではないのですが、
  氷が入っていない飲み物を好んで飲んでいますねぇ。。。
  でも、冷えたビールは好物です。
  あと、上着は必須アイテムです。
  足首なども、冷やしたくないかも。

あと、何かあったっけ・・・?

気をつけている、というより、
もうすでに習慣化しているので、気がつくとそうしているという感じです。

が、ストイックになりすぎないようにもしています。
・・・あ、これもか~。

③ストイックになりすぎない
  ほどほどが一番。
  楽しみたい時は楽しむべし。
  休みたい時は休むべし。

④雑踏の中で話さない
  ・・・そもそも、混んでいるところが苦手なので行きませんが。

⑤ウーロン茶と特保のお茶を飲まない
  どうやら脂肪燃焼系のお茶が苦手です。
  単なる好き嫌いかもしれません。

⑥お酒を飲む時は、意識して水も飲む
  ・・・悪酔いも防げます。(笑)

⑦タバコを吸っている人の近くに寄らない
  髪や洋服に匂いがつくのが嫌だという理由でもありますが。

⑧練習量は、喉と相談して決める

体の欲するものに耳を傾ける・・・というとカッコいいですが、
要するに、したくないことはしない。したいことをするって感じかな~。

 

 

ちなみに。

うがい薬と喉スプレー、のど飴、水は、
常にカバンに入っています。

・・・参考になってないかな?(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫陽花

2014-05-20 | 歌い手奮闘記
練習室に篭っていると
いろいろなことを思うのですよ。


例えば…
私はもっと軽くていいんじゃないかとか。


声がね。


リリコの役を歌うこともあったけど、
私の声は超レッジェーロなんじゃないかと。




そよ風が吹けば飛ぶような…
そんなレッジェーロがいいんじゃないかと。



それでも客席まで飛ばなければならないし
聞こえたいし
表現もしたいし

身体を使いたいし
実感もしたいのだけれど。



ジレンマ。




散歩中に見た紫陽花。
もうすぐだね(^-^)
紫陽花


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足ツボ

2014-05-18 | 歌い手奮闘記
今日はなんだか朝から腰が痛いのです…orz


なので、これらに活躍してもらっています。



足ツボボード & アキレス腱伸ばし



がんばれ、あたし。


足ツボ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素敵だなと思ったら、それでいいんじゃない?

2014-02-06 | 歌い手奮闘記

寒いです。立春寒波と呼ばれているそうです。

腰も痛いのですが、脚も痛いです。
・・・おばあちゃんみたい?
半纏を羽織って炬燵でお茶を飲んでいます。
・・・おばあちゃんみたい!

 

 

 

現代のベートーヴェンが話題になっているそうです。

晩年のベートーヴェンのように、耳の不自由な作曲家。

 

 

嘘をついていたことは、悪いことだと思います。

・・・だからこそ、このタイミングでカミングアウトしたのだと思いますし。
いつか辞めなきゃ、と、思っていたのかもしれませんね。

 

 

バラエティ番組で、あるタレントさんが失恋を告白し、話題になっています。

その番組は、「恋人とラブラブで幸せ真っ只中です」のチームと、
「失恋または離婚しました恋するってことを忘れそうなくらい縁遠いです」のチームが、
それぞれのエピソードを紹介しあってヤンヤヤンヤ言う内容でしたが、
その失恋を告白したタレントさんは、ラブラブチームにいたのです。

彼氏とラブラブであることを、テレビや雑誌で公にしていて、
そのためにその番組を含む幾つもの番組から出演のオファーがあり、
「ラブラブです」というキャラクターで、仕事をしていたのですが、
現実との違いに耐えられなくなったのだとか。

 

 

心は正直です。

 

ラブラブではないのにラブラブなキャラとして仕事をしていた彼女は、
嘘つきだと罵られるでしょうか?

「ラブラブなキャラ」としてオファーされた仕事をこなし、ギャラも得ていた。
現実を隠し、キャラを演じていた。
「番組内で突然告白」という、センセーションを巻き起こした。
当然それは話題となった。
それ以降は「失恋キャラ」として仕事が舞い込むことに・・・なるかもしれません。

かなり穿った見方をしてみました。

 

 

「耳が聞こえない作曲家」キャラが、「オリンピック前に突然告白」をし、
一大センセーションを巻き起こしましたが、
これから、彼らに何が起こるでしょうか。

 

耳の聞こえない作曲家。
彼のゴーストライター。
その曲を使用する予定のスケーター。

CDを発売したレコード会社。
CDを購入した客。

彼の特集番組を制作したテレビ局。
彼の特集記事を掲載した雑誌社。

「ゴーストライター」のCDを買ったり、
「ゴーストライター」の演奏会に通う人は、増えるでしょうか。

才能の枯渇を告白した苦悩の作曲家は、
これからどうやって生きていくのでしょうか。

販売差し止めになった雑誌の損害賠償、
JASRACから支払われた著作権使用料の返還・・・

 

 

全盲のピアニストや、自衛官の声楽家が
キング・オブ・ハイCと同等にメディアに露出する時代に。

 

 

事故から奇跡の生還を遂げた声楽家として売り出せば、
私も売れるね~

 

 

多くの音楽家は、新垣さんの才能を認めています。
それだけは付け加えておきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする