たまには裏話
先日のコンサート、場所は旧音楽学校奏楽堂でした。
重要文化財にも指定されている、歴史的な建物で、
階段が多くて、窓にカーテンがかかっていて、
天井にはシャンデリアがあって・・・
舞台にはパイプオルガンがあります!
1曲目のブラームスは、デュエットでしたので、
楽譜を見ながら歌う事になっていました。
ステージに出て、お辞儀をして、
楽譜を譜面台に置いたら・・・
ブ~~~~ン。
そう、ハエくんです。
かなり大きな音で、共演者もすぐに気づいた様子でした。
虫が飛んでいると、怖いんですよね。
歌っている最中、大きく呼吸をした時に、口の中に入ってきそうで・・・。
楽譜を置いて、開いた瞬間、
ハエくんは譜面台の上に止まりました。
チャンスです!!!!!!
共演者に合図を送り、すぐに演奏を始めましたが、
頭の中では、「ハエよ、動くな!」と、ものすご~く念じていました!
演奏は何事もなく終了しましたが、
楽譜を置いているのに、ほとんど見ていなかったのは、そのせいです。
ハエくんを見ると笑ってしまいそうで、見れませんでした。
舞台の上では、いろいろなことが起こっているんですよ~。