サロンオペラ『カルメン』の練習が始まりました!
今回は前回のボエームと違って、
指揮者がいないので、
3幕フィナーレを、どうやって合わせるかが
最大の課題です。
音量的なバランスや、テンポの管理などは
本当は、いろいろとやりたいのですが、
それよりも、遠くにいるピアニストと
どうやってコンタクトを取るかが重要なので、
そちらに集中しようと思います。
また、演出家がいないので、
ボエームのような斬新な『サロン的オペラ』には
絶対に出来ないので、
演技は、オーソドックスなものにしようと思っています。
今更ですが、
サロンオペラに指揮者と演出家を入れるの、
間違いだったのかなぁ
カルメンの勝倉さんは、
先日、星出先生指揮の公演で、
カルメンを好演されたばかり。
とっても美しいカルメンですよ~。
ホセ役の青地さんは、
フォルテもドルチェなピアノも持っている方で、
難役のホセを安心して聞いていられる感じです。
繊細なテノールという声種ですが、
彼なら大丈夫だと思って、
通常はカットされる場面を幾つか増やしていただきました。
世界的には、カットされずに上演される傾向にあるので、
時代に乗って・・・ですね♪
エスカミーリョ役の和田さんは、
皆さんもよくご存知の、フランスものの専門家。
練習中に聞くお話は、とても勉強になります。
青地さんとの2重唱も、バッチリ決めてくださってます。
今のトナカイのベストメンバーが集まっているな~と
・・・あ、ミカエラは他の人にも出来ちゃうぞっ
ミカエラは母親を連想させるような
少し重めのソプラノの声・・・
中低音が充実したリリコで書かれているのですが、
私の声質はレッジェーロ。
少女や娘・女中などに適した声質です。
ミカエラを歌うには相当頑張らないといけないのですが、
頑張ると声をなくして、二度と歌えなくなってしまうので、
慎重に、石橋をたたくように進めなければなりません。
でも、オーケストラの伴奏ではないし、
大きな会場でもないし、
何より、メンバーが素晴らしいし。
私の声質にあったミカエラ像を、
慎重に(笑)模索したいと思います。
おっと、その前に。
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